暮らしの便利帖

安全対策
■水難事故、紫外線対策
■害獣、害虫
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■水難事故、紫外線対策
水難事故
水泳大国でもあるオーストラリアは水難事故の予防にも熱心です.
海で泳いでおぼれる危険性は鮫に襲われる方よりもずっと高いです。
オーストラリアでは年間10000人近くの人がライフセーバーによって救助されています.
海の好きな方はぜひライフセーバーのWEBSITEをご覧下さい.
Surf  Lifesaving Australia

海水浴場ではライフセーバーの旗にご注意ください



紫外線
オーストラリアは紫外線が強く皮膚がんの発生率も高くなってます.
特に夏は強く、出来るだけ日光を避け、もし外出する時にはサングラス、帽子、サンスクリーンクリームなどを用意しましょう.
■害獣、害虫
オーストラリアは先進国の中でもあらゆる意味で安全な国と評価され、地理的に他地域と孤立した大陸であるため、世界的規模の伝染病に汚染される危険性はとても低くなっています。
ヨーロッパやイギリス、日本でも感染した狂牛病、Foot &Mouse Diseaseの難も避けていますが、未開地などにいる蚊がウイ-ルスを持っていたり、害虫、毒を持つ生き物もおりますのでご注意ください.

毒蛇

オーストラリアでは年間3000人位蛇に噛まれるケースが有りますが、血清を必要とされるのは4〜500人程度で、死亡にいたるケースは1年に1〜2人です。
もっとも危険な蛇はブラウンスネークでタイガースネークも猛毒を持ってますが、蛇は通常攻撃的でなく、意味無く人間を襲うと言った事も有りません.

ブッシュを歩く時は頑丈な靴を履き予防しましょう.
万が一噛まれた時は、静かに寝かせ適正な血清を用意できる緊急医療機関に助けを求めましょう.
傷口は洗うと噛んだ蛇の種類が判明できないのでそのままにしておいてください.
傷口から口で毒を吸い出すのは映画の中のことだけです。

蛇の種類は全豪では多種類ですが、実際に蛇を見た人は多くても噛まれるケースはめったにない事でしょう.

西豪州毒物情報センター 13 11 26 
Sir Charles Gairdner Hospital
Hospital Ave, Nedlands, WA

毒蜘蛛
オーストラリアにはレッドバックのように毒をもった蜘蛛はいますが、噛まれた場合早期に適切な医療措置を取れば大事にいたる事は有りません.
レッドバック

危険な蜘蛛は以下のサイトを参考に
http://www.termite.com/spider-identification-control.html

庭や物置などで作業をする時は手袋を着用しましょう.
木材や石、煉瓦などを動かす時は蜘蛛に注意してください.

鮫、クロコダイル
オーストラリアで鮫に襲われて死亡するケースは1年に1人です。
海岸で水泳やサーフィンをする時は監視員や警告の旗に留意して下さい.
野生のクロコダイルに襲われるケースも稀に有りますが一般の旅行者や都会の住人は心配する必要はありません.


参考までにオーストラリアの年間事故死の統計をご覧ください.
事故死因  年間人数
交通事故死 3000人
溺死 305人
スキューバ事故死 8人
蜂に刺されて死亡 2人
鮫の餌食   1人