■住宅保険 |
住宅保険には主として一戸建ての家屋に掛ける住宅損害保険(Home Buildings Insurance)と家財道具に掛ける家財保険(Home
Contents Insurance)、それにその両方をカバーする住宅総合保険があります.
共同住宅(タウンハウス、ビラ、フラットなど)の場合などは建物全体を共同で住宅損害保険を掛けるので、家財保険に入るだけでよいでしょう.
又、賃貸住宅のオーナーは住宅損害保険に加入するのでテナントは家財保険のみでOK .
保険料金は各社異なるが単独の保険より総合保険のほうが割引があり、自動車保険など他の保険にも入っていると総合割引を得られることがあるので、事前に良く比較すると良いでしょう.
ローンで住宅を購入する場合は銀行やファイナンス会社から保険の加入を条件にされます.
一般的に保険がカバーするのは盗難、火事、落雷、地震などで、洪水や津波による被害はカバーされないケースもありますので加入時にカバーする損害の範囲、定義を良く確認してください.
大手損害保険会社
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■自動車保険 |
自動車保険には対物賠償責任保険(Third Party Property Insurance) 車両保険(Third Party Property,
Fire and Theft Insurance)とその2つを合わせた総合自動車保険( Full Cover/ Comprehensive Insurance)の3種類があります.
自分の車がたとえ高価なものでなくても、事故でぶつかった相手の車が高価な可能性はあるので最低対物賠償は加入した方が良いと思います.
新車や高価な中古車を購入した場合は車両保険かもしくは総合保険に加入されることをお勧めします.
飲酒運転や無免許運転の事故には保険は適用されません.
また3ヶ月以上滞在してた場合、現地の免許証を保持していないと無免許と同じ扱いになるので、有効な免許を取得保持してください.
自動車保険会社は上記、住宅保険会社と同一の損害保険会社 |
■生命保険 |
オーストラリアでは掛け捨ての定期保険が主力で、積み立て式養老保険は貯蓄意識の低い当地の人達には人気がありません.
大手の生命保険会社はAXA、AMP、FAI、COLONIAL |
■その他の保険 |
豪州には数多くの保険会社が、色々なケースに応じた保険商品を提供しているので、自分に有った保険を選択し直接保険会社と交渉しても良いし、保険のスペシャリストの保険ブローカーに相談する事も出来る.
●ペット保険
ペットを飼う人の多い豪州では、獣医の治療費も高い事も有り、住宅保険のオプションにペット保険が付加されてる事もあるのでペット保険に加入してる人も多い。
●個人賠償責任保険
個人が誤って他人や他の人の持ち物に損害を与えてしまった場合に備えて入る保険で、これも住宅保険のオプションとして付加している保険会社もある.
●労災保険
一定規模の企業は労災保険(Workers Compensation)に加入しなければはならない。
従業員の就労中の事故や就労を原因とする疾病などの損害を補償する。
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