オーストラリアのロックバンド「Divinyls(ディヴァイナルズ)」で知られるクリッシー・アンフレットさんの未発表曲が、長い空白を経てあらためて注目を集めています。複数の報道によると、見つかったのは1998年ごろに録音された3曲で、保管されたまま長年表に出ていなかった音源だとされています。
今回話題になっているのは、これらの楽曲がガレージに残されていた資料の中から見つかったと伝えられている点です。報道では、制作にはニュージーランド出身でオーストラリアでも広く知られるミュージシャン、ティム・フィンさんが関わっていたとされ、当時の創作の一端を知る手がかりとしても関心を集めています。
アンフレットさんは、Divinylsのボーカルとして1980年代から1990年代にかけて強い存在感を放ちました。代表曲を通じて、オーストラリアのポップ・ロック史を語るうえで欠かせない人物として知られています。一方で、近年は華やかな舞台の印象だけでなく、本人の私生活や創作の背景に光を当てる再評価も進んでいるようです。
今回の報道では、未公開映像やプライベートな記録とあわせて、より個人的な面が紹介されているとも伝えられています。新たに見つかった3曲は、一般に強いイメージで記憶されてきたアンフレットさんとは少し違う側面を感じさせる作品として受け止められているようです。楽曲そのものの完成度だけでなく、どのような時期に、どのような思いで制作されたのかという文脈も注目点になっています。
パースで暮らす日本人にとっては、こうした話題は単なる芸能ニュースにとどまりません。オーストラリアでは、音楽や映画、テレビの過去作品が国の文化資産として見直される動きがたびたびあります。現地のニュースを追うとき、歴史的に評価の高いアーティストの名前が突然話題に上がることも珍しくありません。今回の件も、オーストラリアの大衆文化を知る入口の一つといえそうです。
また、Divinylsや1980〜90年代の豪州ロックは、ローカルのラジオ、ドキュメンタリー番組、公共放送の特集などで再び紹介される機会があります。英語学習の意味でも、知っている人物や曲があると現地メディアを追いやすくなります。パースでもレコード店や中古ショップ、音楽イベントで当時の豪州ロックに触れることがあるため、これを機に名前を覚えておくと会話のきっかけになるかもしれません。
今回見つかった音源の公開によって、アンフレットさんの評価がさらに広がる可能性があります。長く失われていた作品が再発見されることは珍しくありませんが、複数の報道で取り上げられていることからも、オーストラリアの音楽ファンにとって関心の高い出来事になっているようです。今後、正式なリリース形態や関連番組の詳細が明らかになれば、さらに話題が広がりそうです。