$30Million 宝くじ当選
The Sunday Times News Paper 2001/02/04より抜粋
最近ローカルの最もホットな話題は、1月25日に抽選の有った全国縦断パワーボール
ロットでパースに住む中産階級のカップルが、オーストラリア宝くじ史上、今までで最高の
高額1等賞金$30Millionを、射止めたというビックニュースです.
この幸運なカップルはMr.Ivan Buzolic(43歳)と、夫人の Mrs.Sharon Buzolic
(39歳)で、ご主人は保険会社に勤続24年のコンピューター技術者、夫人も中小企業で
事務の仕事をしています.
彼らは近くのショッピングセンターの新聞販売所で、毎週恒例になっている一枚$3.25
のチケットを購入し、他の大多数の人と同様、当たっているかのチェックをコンピューター
にしてもらう為、抽選日の翌日に、近くの宝くじ販売店に出かけました.お店の人はチケット
をチェックすると、真っ青になってお2人を裏の部屋に案内して、当選の事実を告げました.
最初、2人は2等賞の賞金$42,000が当選したと思い興奮で体を震わせていました.
しかし実際は1998年9月にN.S.W州で$17.5Millionが当選して以来,それを始めて
上回る$30Millionの超高額賞金だと告げられると、二人とも気を失って床に崩れ落ちて
しまいました.
他の州の新聞が、当選者の身元を必死に探している事を知ったお二人は、いつまでも
隠しとおす事は出来ないと,自ら地元の新聞のインタビューに応じる事になったわけです.
ご主人のIvanは、パースから数100km離れたジェラルドン市で育ち、就職してからは
パースにずっと住んでいます.奥さんはパース生まれのパース育ち、15歳のときにご主人
と知り合い,今年で結婚20年弱になる、平均的なオージーファミリーです.
当選してから公表するまでの日々は、彼らの人生にとって一番エキサイティングで、また
ビックシークレットを守らなければならず辛い日々でも有ったそうです.
一人息子が当地の私立学校に行っているので、彼ら自身と息子のセキュリティーも、
これからは大きな関心事になっていくみたいですね.
奥さんは,黙っているのが難しいのでお勤めは当選後すぐに辞めました.ご主人は
これからは得意のコンピューターを駆使してこのビックマネーの運用管理に全力を挙げる
とのことです.
オメデトウございました. 嗚呼羨ましい.....