私のボランティアNO58 広瀬寿武
(おかげさまで!)
私は70歳の古稀を迎えました。心がはしゃぎたくて、人をお呼びして、
自分で自分の祭りを楽しみました。気侭に生きてきた一区切りの祭り、
終って空間に一人の自分を、ふと、思いました。
おかげさまで、多くの人たちと笑い合いました。
おかげさまで、ワインが美味しく飲めました。
おかげさまで、腹が楽しく満腹しました。
おかげさまで、我がまま、気侭な生き方に幸せが満ちました。
おかげさまで、人の中で、人に助けられ、人の心に触れ、豊かになりました。
おかげさまで、私の五体は、まだ健康です。
おかげさまで、少しの時間と身を支える、ほんの少しの金員に余裕が出来ました。
おかげさまで、「私のボランティア」を、させて頂いています。
おかげさまで、「私のボランティア」は、私に生きている実感を授けてくれます。
おかげさまで、ボランティアは私の師匠、いつも勇気を与えて続けてくれます。
でも、でも、時々、怠けます。
怠けると、楽しく有りません。
心に虚しい穴が空きます。
そして、心と戦い、一生懸命に
うち込もうとします。
すると自分の非力が、よーく分かります。
でも、ボランティアだから、良いか、
なんて思ったりします。
駄目なんですね、ボランティアだからこそ、
心を込めなければ。
弱い人間だから、そんな事ばかり。
それでも、
おかげさまで、「私のボランティア」は、生きている実感と勇気を与えてくれます。
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