第109回 躍動
文・植松久隆 Text: Taka Uematsu
今年で豪州3年目になる元日本代表の田代有三(写真左)とAリーグ挑戦も視野に入れる若手アタッカー岡田武瑠(写真右)
毎年、この次期は似たようなことを書いている。例年、この時期が豪州フットボール界の「トランジット」期だとかなんとか。シーズン開幕に向けて準備が進むAリーグ・クラブ、そしてレギュラー・シーズンを終え、王座を懸...
タスマニア再発見
No. 132 森歩きの楽しみ④ ブラックウッド
文=千々岩健一郎
先月取り上げた「背高ユーカリ」のある、マウント・フィールド国立公園の滝に続く道の入り口辺りに、どっしりと構えた1本の木がある。ブラックウッド(Acacia melanoxylon)だ。
アカシア属と言えば豪州では専らワトルの名前で知られ、豪州の国花として人気の高い植物で種類も多い。しかし、このブラックウッド...
福島先生の人生日々勉強
計画は身を助く
何か大きな目標を達成するには、修行のごとく戒律を守り、身を慎み心を調える日々の厳しい鍛錬(たんれん)が必要です。そこで重要になるのは、道を求める心の強さです。生身の人間ですから、辛い修行生活の中でつい怠けてしまうということは必ず出てきます。そこでどう自分を律するかが大切です。怠けたい心とそれを制する心、2つの心の葛藤を幾度となく繰り返し、乗り越えていか...
幸せワイン・ガイド@オーストラリア
今月のテーマ:「オルタナティブ品種」の魅力に触れてみよう
ワインの世界の中で、「オルタナティブ品種(Alternative Varieties)」という言葉を聞いたことはありますか。
オーストラリアで19世紀にワイン造りが始まってから、これまで長らく作られてきた品種と言えば、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワール、メルロー、シャルドネ、ソーヴ...
オーストラリアのアート業界で活躍中のコラムニスト・ルーシーが
オーストラリアを中心に活躍するアーティストと彼らの作品をご紹介。
第11回 スザンヌ・アーチャー
(Suzanne Archer)
「Thrumming and Drumming」
‘Thrumming and Drumming’, 2017, oil on canvas, 200cm x 361cm
スザンヌ・アーチャ...
第21回:いけばなのシンプリシティー
木瓜と椿を使用し、花器の形も考慮された生徒の作品。剣山から立ち上がる足元が整えられている
こんにちは。いけばな講師をしていますYoshimiです。最近、ご近所や友人、いけばな仲間から木瓜(ぼけ)(Quince)の花をよく分けて頂きます。品のある淡いピンクで可憐な花もあれば、情熱的に赤く輝くように咲く花もあり、その種類は多種多様です。日本では大きな木...
メルボルンはかつて世界一の金持ち都市となり「マーベラス・メルボルン」と呼ばれた栄華の時代があった。メルボルンを首都としたオーストラリア連邦政府ができる1901年までの50年間、メルボルンっ子はいかにして驚異のメルボルンを作り上げていったのか――。
第38回 イースト・メルボルン
最初のオーストラリア連邦議事堂にもなったビクトリア州会議事堂
イースト・メルボルンは、メルボルン・シティー...
写真で世界に挑戦したい
第64回 今回登場のワーホリ・メーカーは?
上田恵子さん
1987年まれ・京都府出身
大手外資系アパレル・ブランドで約10年勤務。その後、世界一周旅行へ。旅中に本格的に写真を撮るようになり、プロのフォトグラファーとして活動を始める。昨年12月に来豪し、シドニーを拠点に撮影の依頼を受けている。(Web: travelovepic.wixsite.com/reiwa、...
第91回「カンニング」って何?
What is Kanningu?
日本人には常識でも、文化の違うオージーにはイマイチ伝えづらい…。
そんな時にぴったりの表現や話の流れをご紹介。
(文:池田俊一 オーストラリア国立大学アジア・太平洋カレッジ日本センター 協力:池田澪奈)
エピソード
ラジオ番組が地元の大学での『カンニング事件』について話していたけれど、これってどういう意味?
Aussie...
午後3時の甘い誘惑
誘惑には勝てない編集部員が、今月の「甘くておいしい世界」をご紹介!
“ロサンゼルスの今”が広がるモダン・カフェ
店長お薦めの「Skillet Pancake」($16)は、心も体も温まる肌寒い季節にぴったりの一品
第27回 Paramount Coffee Project
シドニー・セントラル駅から歩くこと10分、古着屋やオープン・テラス付きのカフェが立...