NSW州大シドニー地域コロナウイルス規制再導入
シドニー都市圏で感染経路不明の市中感染者が2人発生したことを受けて、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、シドニー都市圏、中部海岸、ブルーマウンテン、イラワラ3地域を含む大シドニー地域に社会規制を再導入したが、最初の24時間で13,000人以上が検査を受け、新陽性者はゼロだった。
5月7日付ABC放送(電子版)が伝えた。
該当地域では、5月...
連邦政府、批判受けて「インドからの帰国」解禁に
インドでは毎日何十万人ものコロナウイルス陽性者が出ていることから、スコット・モリソン連邦首相は、「インドからの帰国フライトを禁止する。他国経由でオーストラリアに帰国した者は懲役刑と罰金を科す」と発表し、グレッグ・ハント保健相のメディア・リリースにも明記されていた。
しかし、国内で猛烈な批判が噴き出したため、モリソン政権は5月15日からインド滞在中...
ホテル隔離中の定期検査で判明
NSW州保健局は、「過去3週間の間に、海外で完全に接種を済ませた帰国者のうち6人がホテル隔離中の定期検査で陽性と判定された」と発表した。
5月7日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
コロナウイルス・ワクチン接種を済ませていてもコロナウイルスに感染する可能性があり、ワクチン・パスポート制度で接種者を自由に国際渡航できるようにすることの難...
50歳未満避けたため、高齢者が発症の結果
連邦保健省は、国内でアストラゼネカ・ワクチン接種後にごくまれなタイプの血栓症が新たに5症例発生したと発表している。
5月6日付ABC放送(電子版)が伝えた。
アストラゼネカ・ワクチンによるものと思われる血栓症は、「血小板減少症候群を伴う血栓症(TTS)」と呼ばれるもので、死者1人を含め、これまでに11人が発症している。
保健当局は他にも3症例を調査...
商業施設、飲食店、マスクなどの規制再導入
シドニー都市圏で最初に市中感染陽性と判定された50代の男性の妻も検査の結果、陽性と判定された。2人の市中感染者発生でNSW州政府は、大シドニー地域にコロナウイルス規制の再導入を発表した。
5月6日付ABC放送(電子版)が伝えた。
NSW州保健局は、「男性のウイルスはホテル隔離の海外帰国者と同じ株だったが両者を結びつける感染経路が突き止められていない」...
下水集水域地区住民に「症状に注意」の呼びかけ
5月5日夜、NSW州保健局は、「シドニー・インナーウェストの下水管網でコロナウイルスの痕跡が検出された。この下水管網の集水域地区の住民は症状に注意するように」と発表した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
この日、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、シドニー東郊在住の50代の男性がコロナウイルス検査で陽性と判定さ...
市東西の立ち寄り先に接触追跡警報
5月5日、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相はシドニー東郊の男性(50代)がコロナウイルス市中感染陽性と判定されたことを明らかにした。
ABC放送(電子版)が伝えた。
ケリー・チャント州主席医務官は、「男性はコロナウイルスの症状が出たため、5月4日に検査を受け、5日に陽性判定結果が返ってきた。男性は海外帰国者やホテル隔離などの関係で働いたことがなく、また...
VIC、NSW、連邦の構想をよそに企業は撤退
これまでにVIC、NSW両州政府と連邦政府が「国内でmRNA技術ワクチンの開発を」と打ち上げているが、ワクチン開発の専門家は、「少なくとも2億5,000万ドルの資金と大手医薬品企業のサポートが必要」と指摘しており、オーストラリア国内でのmRNA技術を使ったワクチン開発提案に冷や水を浴びせている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が...
ジェリー・ハービーの企業はJobKeeper返済を拒否
小売りブランド・グループ富豪、ソロモン・ルー氏は、コロナウイルス猖獗中の社員雇用確保対策のJobKeeper制度で連邦政府から受け取った1,560万ドルを返済すると発表した。一方、ハービー・ノーマンのトップ、ジェリー・ハービー氏は返済の考えを否定した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
ルー氏はPremier...
連邦主席医務官が政府と距離置く発言
5月3日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、「連邦政府に対して、インドのコロナウイルス蔓延状況を考慮し、インドからの帰国者を規制することが必要と考えていると答申したが、規制をすり抜けてインドからオーストラリアに帰国した者を懲役や科料で処罰するよう勧めたことはない」との談話を報道した。
ケリー主席医務官は、国内衛生諮問グループ「Austra...