コロナウイルス陽性積み残しなしで到着
5月23日、コロナウイルスが蔓延するインドのデリーを発ったオーストラリア国民帰還第二便がダーウィン国際空港に到着した。165人の帰還者はこれから2週間、ハワード・スプリングズの隔離収容施設で過ごす。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
第一便では約150人の搭乗予定が、インドの臨床検査ラボの検査で70人がコロナウイルス陽性と判定...
ハント連邦保健相が、アストラゼネカ忌避者に釘
アストラゼネカ・ワクチンで10万人に1人ほどの血小板減少症を伴う血栓症(TTS)が起きることがほぼ定説になり、医学専門家パネルが、「アストラゼネカ・ワクチンは50歳未満には投与しないこと」と指示した。その根拠として、50歳以上、年齢を加えるに従って同ワクチンでの血栓症発生率が下がるということがある。しかし、現在、アストラゼネカ・ワクチンを受けられる5...
エッピング・ノース店がエッピング店と表示され
5月11日、VIC州保健局は、陽性者の立ち寄り先としてメルボルン市北部のウールワース・エッピング店を含めていたが、その後、ウールワース・エッピング・ノース店が正しいと判明した。
5月22日付ABC放送(電子版)が伝えた。
VIC州の男性が海外からアデレード国際空港に到着し、そのままアデレード市内のホテルで2週間の検査とホテル隔離を済ませてから、メ...
各地の接種所、能力の4分の1以下で運営か
5月20日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州内でアストラゼネカ・ワクチンの需要が少ないため、大量のワクチンがシドニーや郡部の連邦運営の接種クリニックで冷蔵庫に滞貨したままになっていると伝えている。
シドニー都市圏南西部の連邦運営呼吸器系クリニックの場合、1日の予約が50人にも届かない日が続いており、アストラゼネカ・ワクチン...
さらに25箇所のファイザー・ワクチン接種所
NSW州政府のグラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、これまでのコロナウイルス・ワクチン接種回数が間もなく100万回に到達する。また、州内25箇所にファイザー・ワクチン接種所を開くと発表している。
5月20日付ABC放送(電子版)が伝えた。
ベレジクリアン州首相は、NSW州では5月19日午後8時の数字で接種回数が998,049回に達した。州の接種...
同州15万人接種後初の血栓症患者
SA州のニコラ・スプリア主席医務官によると、「53歳の男性がアストラゼネカ・ワクチン接種2週間後に血栓症を発症、重症でICUに収容され、治療を受けている。
5月20日付ABC放送(電子版)が伝えた。
男性は5月4日に1回目のワクチン接種を受けており、5月18日に胸痛を感じて病院に運ばれ、ICUに収容された。
SA州ではこれまでに15万人がアストラゼネカ・ワ...
パラシェイ州首相、モリソンの批判に反論
海外からの帰国者や入国者の14日間の隔離制度運営で連邦政府は全面的に州政府に預けているが、本来入出国管理は連邦政府の管掌分野であり、各州政府からは制度運営で批判だけはしてくるスコット・モリソン連邦政府に対する不満がしばしば噴き出している。
5月19日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府と連邦政府の口論が続いていると伝えている。
アナスタシア・パラシェ...
閉鎖解除に向けた道程で見解の相違
オーストラリアの国境閉鎖解除に向けた道程に関して、アナスタシア・パラシェイQLD州首相とスコット・モリソン連邦首相との間で意見の対立が起きている。
5月17日付シドニー・モーニング・シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
州政府は国境閉鎖解除に向けて、隔離制度を拡充し、新たに大規模な隔離センターの開設を提案しているが、モリソン連邦首相が...
ウイルスを直接標的にする治療法では世界初
QLD州の研究者とアメリカの研究チームがコロナウイルスを標的にする抗ウイルス治療法を開発した。この両方で、感染したマウスのコロナウイルス負荷の99.9%を死滅させている。
5月17日付ABC放送(電子版)が伝えた。
この治療法では遺伝子制御RNA技術を採用しており、直接コロナウイルスのゲノムを破壊し、ウイルスが複製をつくることを阻止している。
次の...
カンタス・政府が検査依頼したラボは認定停止処分中
コロナウイルス蔓延がおさまらないインドで立ち往生しているオーストラリア国民を帰還させるカンタス航空機搭乗前の検査で陽性と判定された70人を超える乗客は搭乗を拒否されたが、その後、2度目の検査で少なくとも3人が陰性と判定されており、インドでの検査の精度が疑われている。
5月16日付ABC放送(電子版)が伝えた。
5月15日朝、連邦政府がチャータ...