労組建設労働者グループ、本部で暴れる
9月20日、メルボルン市内エリザベス・ストリートの建設林業海運鉱山エネルギー労働組合(CFMEU)本部前でCFMEU加盟建設労働者約500人のグループが暴れ、ジョン・セツカ書記長に物を投げるなどした上、さらに本部建物に向けて更に物を投げたため、同日、VIC州政府は安全のため、メルボルン都市圏及びロックダウン中の地方自治体域の建設現場に2週間にわたる作業停止命...
1日の新陽性者、8月27日以来初の1,000人未満
9月20日午前11時のコロナウイルス記者会見に立ったグラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「19日午後8時までの24時間の検査で935人がコロナウイルス陽性と判定され、また4人が亡くなっている。久しぶりに新陽性者数が1,000人を下回ったことは喜ばしいことだが、10月に入って規制を緩和し、州社会を開放すれば感染者が急増し、医療体制に重圧がか...
ホットスポットの薬局にモデルナ・ワクチン配給
9月20日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、シドニー国際空港に入荷したばかりのモデルナ・ワクチンがシドニー都市圏西部、南西部のホットスポット12地方自治体域の薬局に配給されたと伝えている。
このモデルナ・ワクチンは12歳から15歳までの児童の接種に宛てられることになっているが、この年齢層の21%が既に1回はコロナウイルス・ワク...
学年別に日をずらして対面授業開始
NSW州政権は、大シドニー地域で休校になっている公立学校を10月25日から学年別に日をずらして対面授業に入ると発表した。
また、グラディス・ベレジクリアン州政権は、大シドニー地域のロックダウンでシドニー都市圏南西部・西部に他の地域よりも厳しい規制を敷いていたが、そのためにコミュニティ・リーダーや自由党議員の不興を買ってきており、9月19日には、12地方自治体域...
州政府、ホットスポットの規制緩和を発表
9月19日午前11時のコロナウイルス記者会見で、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、新たに1,083人が陽性と判定されたこと、また、13人が亡くなっており、1日の記録としては過去最悪になっているが、これまでホットスポットとしてロックダウンに加えて厳しい規制の敷かれていた12地方自治体域の規制を緩和すると発表した。規制緩和は9月20日午前零時1分より発...
12%が未接種で大規模な配置転換で混乱も予想
9月15日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州の医療従事者にはコロナウイルス・ワクチン接種が義務づけられており、9月末までに少なくとも1回は接種を受けなければならない。しかし、12%が未だに未接種のままであり、期限を過ぎると、未接種医療従事者は患者と直接接することのない部門に配置転換される可能性も出て来た、と伝えている。
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一部で警官隊と衝突、警察官負傷、参加者多数逮捕
9月18日、メルボルン、シドニー、バイロン・ベイ、ブリスベン、パースなどで反ロックダウン、反ワクチンの抗議行動があり、メルボルンでは参加者が警官隊と衝突、投石などを受けて警察官多数が負傷した。また、参加者多数が逮捕された。
9月18日付ABC放送(電子版)が伝えた。
メルボルンでは、州政府も午前8時から午後2時まで市内の公共交通機関を運休し、ラ...
各地の先住民族人口に集中接種活動
9月18日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、17日午後8時までの24時間に新たに1,331人が陽性と判定され、また、6人がコロナ感染症で死亡したことを伝えている。
また、この週末には、感染症が流行すると厳しい結果になりやすいためにワクチン接種優先順位が上位にありながら、接種忌避意識が強く、未接種のまま置き去りにされていたNSW州内の先住民族地...
労働時間低下に加え統計に現れない数字
豪統計局(ABS)の新しい統計数字でコロナウイルス・ロックダウンが続き、多くの事業所が休業しているさなか、失業者がさらに減少している。ただし、この数字は雇用増大を示すものではない。
9月16日付ABC放送(電子版)が伝えた。
新しい失業率4.5%は過去13年近い期間でも最低水準になっているが、8月の総労働時間も急激に減っており、コロナウイルス・ロックダウ...
海外帰国者の自宅隔離も試験実施を計画
9月17日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、9月16日午後8時までの24時間に1,284人がコロナウイルス陽性と判定されたこと、さらに12人がコロナウイルス感染症で死亡したことを伝えている。
また、NSW州政府は、「コロナウイルスとの共存」に向けた体制として、シドニー空港に到着する海外帰国者をこれまでのホテル隔離から自宅隔離を認める制度を...