海外渡航者・帰国者11人、国内感染14人に
NSW州では12月5日午後8時までにさらに10人がコロナウイルス・オミクロン株陽性者と判定された。国内オミクロン株陽性者は25人に達している。
12月6日付ABC放送(電子版)が伝えた。
また、新たにオミクロン株陽性と判定された10人のうち9人はシドニー都市圏南西部、Sydney Indoor Climbing GymやRegents Park C...
オミクロン株陽性者は15人に広がる
12月5日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州政府の発表として、同4日午後8時までの24時間に新たに286人がコロナウイルス陽性と判定され、そのうち2人がオミクロン株感染者だった。これにより、シドニー地域のオミクロン株感染者は15人になったと伝えている。
また、NSW州保健局は、同5日中にシドニー都市圏南西部で更にオミクロン感染者...
シドニー都市圏南西部の学校やクライミング・ジム経由
12月4日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州政府のケリー・チャント主席医務官の発言として、「コロナウイルス・オミクロン変異株はすでにシドニー都市圏南西部の学校やクライミング・ジムを介して広がっている可能性があり、状況は急速に変化している」と語り、また、週末を徹して陽性者のコロナウイルス・ゲノム解析を進めていると伝え...
オミクロン株感染者増加で一部には危機感も
12月3日付ABC放送(電子版)は、豪州予防接種技術諮問グループ(ATAGI)が、コロナウイルス・オミクロン株がオーストラリア国内で徐々に感染者を増やしているが、完全接種者の2回目の接種からブースターまでの期間を短縮する必要はないと結論したことを伝えている。
ATAGIは、完全接種とブースター接種との間隔を短縮してもオミクロン株に対する防御が強化される...
感染経路不明、接種年齢未満の学校生徒
NSW州は、12月2日午後8時までの24時間に新たに337人がコロナウイルス陽性と判定された。死者はゼロが続いている。
一方、オミクロン株陽性はシドニー都市圏南西部で学校生徒が感染していたと判明、コロナウイルス・オミクロン株陽性は9人目となったが、生徒は海外に行ったこともなく、身辺に海外からの渡航者や帰国者もいないことから、オミクロン株が既に市中感染の段階...
ゴールド・コースト地域で感染者立寄先発表
12月2日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府の発表として、久しぶりに国内感染陽性者1人が発生したことを伝えた。また、接触追跡制度でゴールド・コースト地域の陽性者立ち寄り先を発表したことを伝えている。
アナスタシア・パラシェイQLD州首相の発表によると、12月1日に完全接種済みの男性がゴールド・コーストで検査を受け、陽性と判定されたもので、それまでの...
日本国籍者等に対する豪州入国規制緩和措置の開始日の延期12月15日(水)以降
オミクロン変異株が豪州国内で確認されたことを受け、豪州連邦政府は、ワクチン接種を完了し日本から豪州に入国する日本国籍者に対する入国規制緩和措置(渡航制限免除を不要とし、NSW州、VIC州及びACT到着後の隔離を不要とするもの)の開始日を、当初予定の12月1日(水)から12月15日(水)に延期すると発表しました。
な...
いずれもコロナウイルス抑制の方針維持
11月末日に連邦、州、準州の首班が全国閣僚会議を開いてコロナウイルス・オミクロン株対応などを話し合っており、今後、ロックダウンなど厳しい措置は取らず、コロナウイルス抑制の方針は持続することなどを明らかにしている。
12月1日付ABC放送(電子版)が伝えた。
TAS州では、11月29日朝のジェットスター・フライトJQ-721でシドニーからホバートに入った4...
妊娠と新型コロナワクチンの関係と
オーストラリア国外で接種を受けた方のための情報
オーストラリアでは 12歳以上なら誰でも、接種プログラムに参加する薬局や開業医、政府のクリニックで新型コロナのワクチン接種を無料で受けられます。
オーストラリアでは、2回の新型コロナワクチン接種を終了した人の割合が 16歳以上の人口の80パーセントを超えましたが、このワクチンについての誤った情報はまだ存在してい...
モリソン連邦首相がロックダウンに決別宣言
11月30日付ABC放送(電子版)は、スコット・モリソン連邦首相が、「オミクロン株侵入による国境閉鎖緩和延期はあくまでも臨時措置、今後、厳しいパンデミック対応措置や波状ロックダウンを行うことは認めない」と語ったことを伝えている。
さらに、連邦政府のグレッグ・ハント保健相も、「連邦政府は12月15日付をもって国境閉鎖を緩和する考えを変えない」と言明してい...