ビザ申請の現状
今月は、Department of Home Affairsが用意した2019年度の移民統計レポートを基に、パートナー・ビザと商用ビザについて、2020年初のビザ情報をお送りしたいと思います。
パートナー・ビザ
2019年度のパートナー・ビザの認可者数は、3万9,918人でした。それに加えて、9万件近いパートナー・ビザの申請が19年度に提出されたことにより、認可者数は今年度...
元NSW州会計検査院長が連邦腐敗疑惑に発言
NSW州には腐敗摘発独立調査委員会という議員の腐敗行為を調査する公的機関があり、これまでにも州の議員や州首相が摘発されてきた。連邦にも同様の機関を設立するよう要求する声もあるがこれまで保守連合の抵抗に遭い、実現していない。
元NSW州会計検査院長が、「連邦にICACがあれば、ブリジット・マッケンジー議員(前スポーツ大臣)らが絡んでいるスポーツ交付金利...
来たのは猛烈な砂嵐、州東部には猛烈な暴風雨
1月19日はNSW州、キャンベラが極端な気象条件下にあり、キャンベラでは大粒の雹が降り、路上駐車の車の窓ガラスが割れ、ボディが傷だらけになった。また、NSW州は気象庁(BoM)の「降雨」予報がはずれ、州西部は猛烈な砂嵐のために視界がまったくとざされ、夜のように真っ暗闇になった。また、シドニー地域などには猛烈な暴風雨が荒れた。
ABC放送(電子版)が伝...
「連邦閣僚はマット・キーンなんて知らない」と首相
ブッシュファイアのさなかにハワイに家族で休暇旅行に出かけ、批判を受けてあわてて帰国したスコット・モリソン連邦首相の発言はその後NSW州自由党内から、「モリソン首相は自分の身を守るためにベレジクリアンNSW州首相をいけにえにしている」と批判された。
今度は、マット・キーンNSW州環境相が、「積極的な気候変動対策を求める自由党議員が増えており、保守...
全豪オープン2020が20日、メルボルンのメルボルン・パークで始まった。
注目のディフェンディング・チャンピオンで第3シードの大坂なおみは、大会初日の第1試合で世界第59位のマリー・ブスコバ(チェコ)と対戦し、6-2、6-4のストレートで勝ち、2回戦へ進出した。第1セットの数ゲームは、硬さが見られたが徐々に持ち前の強いストロークでペースを掴んだ。第2セットに入ると、強打でブスコバを圧倒し、遂に...
第18回犬の年齢の数え方
先日、面白いニュースを見かけた。犬の年齢は、1年に7をかけて計算するとこれまで一般的に言われていたが、実は違うという研究論文が発表されたのだ。
一般的に使われていた計算方法だと、犬は1年で7歳になり、2年で14歳、10年で70歳になる。おそらく人間の寿命と犬の寿命を照らし合わせてみたところ、単純に7をかけると丁度いいということで使用されてきたのだろう。
ところがア...
被災地への旅行者数回復を復興の足がかりに
NSW州南部海岸地域はナウラからエデンまで各所でブッシュファイアの被害を受けたが、一時期幹線道路が各所で通行止めになったり、被災地域で旅行者退去命令が出されたため、全域にわたって旅行者の足がばったり途絶えている。しかし、ブッシュファイアの危険が一段落した今、南部海岸地域全体の経済的な復興のためには旅行者をこの地域に呼び込むことが不可欠になっており、政府も...
今季ブッシュファイアの犠牲者21人に
NSW州南部海岸地域コバーゴで被災し、入院していた84歳の男性が病院で死亡した。このため、今季ブッシュファイアでの死亡は21人になった。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
男性は、12月31日に大火がコバーゴを襲った際に重度のやけどを負い、入院していた。
警察発表によると、同日早朝、ベガ・バレー・シャイアのコバーゴで嵐のよう...
住民の間に広がる「不便化」の不安感
シドニー・フェリーはフェリー運行の抜本的な改定を計画しており、住民の間には通勤時間が伸びるのではないかとの不安が高まっている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
シドニー・フェリーは、2021年にタロンガ動物園線とモスマン・ベイ線を合併し、単一路線にする計画であり、沿線住民の間には、路線の寄港埠頭が増えることで通勤時間が伸びるの...
オーストラリア・デー
Australia Day
©Australia Day Council of NSW
年明け最初の祝日である1月26日は、オーストラリア・デーと呼ばれ、1788年にイギリスの第1船団がポート・ジャクソン湾に到着したことを祝う日で、日本の建国記念の日に相当する。オーストラリア全土でさまざまなイベントが開催され、シドニーでの催しは、先住民族アボリジニーのパフォーマンス、シド...