今年は、1944年8月5日未明に起きた「カウラ事件」から70周年の節目の年。日本人捕虜231名が犠牲となった近代史上最大の脱走事件の舞台となったNSW州西部の街・カウラでは、8月1日から5日までの5日間に渡って慰霊祭などの様々な記念行事が行われた。
それら記念行事の一環として、8月1、2日に行われたのが、日本の演劇集団・燐光群による演劇「カウラの班長会議」の公演。数多くの著名な賞を受賞す...
AFL、ガザ人道支援広告掲載拒否
8月6日、オーストラリアン・フットボール・リーグがガザ人道支援の広告をアデレード・オーバルに表示することを拒否したことが報道されている。広告主のワールド・ビジョン側は、「連邦政府も出資している人道的行為なのに拒否する理由が分からない」と当惑している。
イスラエル軍のガザ攻撃は、ハマスとの間に72時間の休戦合意が成立し、陸上部隊がガザから引き揚げた。しかし、廃墟...
メルボルン・キャリア・エキスポ
Melbourne Career Expo
キャリア・チェンジやキャリア・アップを考えている人のためのエキスポ。手に職のつくTAFEや大学など、教育業界からも多数参加するので、スキルを身に着けるための進学を考えている人にもお薦め。
▼会場:Melbourne Convention & Exhibition Centre, 2 Clarendon St....
イスラエル・ガザ攻撃問題で読者と対立
8月6日、シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH)の週末版で1ページのエッセーを論評を書いていたマイク・カールトン氏が同紙との契約を打ち切り、辞職したことを発表している。
カールトン氏は前々回のページでイスラエルのガザ攻撃を批判する内容の評論を書いており、その論評に対する読者との批判のやりとりが原因になっていると言われている。SMHを発行するフェアファク...
レンティル・アズ・エニシング・シドニー
Lentil as Anything Sydney
編集部セレクト 絶品レストラン・コレクション
日豪プレスのスタッフがプライベートで訪れ、舌鼓を打ったレストランを実際に食したメニューとともにご紹介。
新旧の魅力が息づく街に生まれた
心までも満たされるビーガン・レストラン
個性的な店と芸術家の若者が行き交う街ニュータウン。最近ではヒップ...
ザ・ダズリング・ブティック・マーケット
The Dazzling Boutique Markets
可愛いキャンドルやカラフルなアクセサリー、インテリア雑貨、ぬいぐるみ、子ども服、刺繍など、ハンドクラフト商品ばかりを集めたマーケット。マカロンやカップケーキなどの焼き菓子ももちろん手作り。開催当時から徐々に参加者が増え続け、今回は90店が出展する。
▼会場:Whitlam Leisure Cen...
8月9日(土)
レモニー・スニケット「作曲家が死んだ!」
Lemony Snicket’s The Composer is Dead!
「世にも不幸な物語」の作者レモニー・スニケットによる、子ども向けコメディーミステリー。ある作曲家が死体で発見されたところから物語は始まり、オーケストラとともに展開していく。犯人はいったい誰なのか? 事件が解決するまで誰も会場を出られな...
中国製安価粗悪品が再び焦点に
コンピュータ・ショップに行くと、異常に安い製品を見かける。通常の有名メーカー品の数分の1という価格で手に取るといかにも粗悪品という感じがする。5V程度の低電圧を扱うものならその製品が壊れるか、それにつながったコンピュータが壊れる程度で済む。しかし、240Vの家庭用電源を扱うものであれば人命や家屋財産に関わってくる。そのために国の定めた規格機関があり、その規格マーク(...
日本を離れオーストラリアという地で暮らしている者にとって、日常生活の中の小さなことでも悩みは尽きないもの。本特集ではさまざまなネットワークを持つ日豪プレスが、読者から届いた悩みや疑問について、専門家に直接その回答やアドバイスを伺った。助けになってくれる各種専門機関を掲載するとともに、日ごろの悩みがすっきり解消されるような情報をまとめて紹介する。
医療
新しい土地で生活をスタートさせ一番心...
ISPの経済負担が与党の争点に
ブランディス法相は奇妙な政治イデオロギーの持ち主である。背景にいるネオリベラル系シンクタンクのインスティチュート・オブ・パブリック・アフェアズのメンバーは「徹底した自由」で首尾一貫しているが、ブランディス法相の場合は「自由の行使者」によって、徹底した自由を支持したり、自由を制限したりする考えを持っている。
ブランディス法相は、今度は連邦政権のマルコム・タンブル通...