アストラゼネカ・ワクチンの年齢制限たたる
4月11日、スコット・モリソン連邦首相は、「現在、コロナウイルス・ワクチンを取り巻く状況が不明確になっており、2021年内に国内の希望者全員に予防接種をすることは難しくなった」と語った。
ABC放送(電子版)が伝えた。
また、「予防接種の日程目標を立てない」と発表している。
4月8日、国内医学専門家パネルは、連邦政府に、「アストラゼネカ・ワクチンは...
国内主要都市で「抗議集会」開かれる
警察官による拘束、警察署内、刑務所内での先住民族アボリジニの人々の死亡事件があまりにも多いため、連邦の特別調査委員会が設立され、30年前の4月に報告書には339項目にのぼる膨大な勧告が盛り込まれた。しかし、その報告書以来30年、400人を超える先住民族が司法機関の拘束中に亡くなっている。
4月10日、この30年間、ほとんど何も改善されていないとする抗議の集会...
専門家、データ秘匿と廃棄手続き確立要求
現在、コロナウイルス対策の一つとして、飲食店などに入る際にはスマートフォンなどでQRコード入力することが義務づけられている。陽性者が立ち寄っていたことが明らかになれば、QRコードが解析され、同時間帯にその施設にいたすべての人に警報が行くようになっているが、同時にQRコードは個人の行動経路を示すプライベートなデータでもあるため、プライバシー専門家はQRコード...
エリザベス女王の夫、エディンバラ公、99歳
4月9日朝(イギリスグリニッジ標準時)のエリザベス英(豪)女王の夫、エディンバラ公フィリップ王配の死去に伴い、4月10日、同王配への敬意を表し、豪連邦儀仗兵(Australian Federation Guard, AFG)は、キャンベラの豪連邦議会前庭で6基のM2A2 45mm榴弾砲から41発の礼砲を発射した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
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「50歳未満には避けるように」の連邦勧告も参考に
4月8日夜、医学専門家パネルが、「50歳未満のアストラゼネカ・ワクチン接種は避けるように」との勧告を発表し、同9日朝にはNSW州で同ワクチンの接種作業を一時中断していたが、同日中に接種を再開した。グラディス・ベレジクリアンNSW州首相と話したスコット・モリソン連邦首相は、「NSW州で接種作業に中断があったのは接種作業の調整のためであり、医学的な問...
国内の接種年齢制限で大量の余剰ワクチン発生
4月9日、オーストラリア連邦政府は、VIC州メルボルン市のCSL社でライセンス生産しているアストラゼネカ・ワクチンをパプア・ニューギニア(PNG)、チモール・レステなどの太平洋のメラネシア諸国に寄付する計画を明らかにした。
ABC放送(電子版)が伝えた。
連邦政府は、4月10日より同ワクチンを毎週1万用量メラネシア地域に出荷する計画を発表している。...
しかし、個人の手に留まっている現金額は増大
コロナウイルス・パンデミックでウイルスが付着して感染を広めるリスクのある現金取引が目に見えて減っており、カードなど複数の手に触れない決済が増えてきている。しかし、プラスチック貨幣は発行枚数と流通枚数の差で個人が貯め込んでいる枚数はむしろ増えている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
パンデミック宣言のあった2020年3月からの2か月でATMの現金引き...
50歳未満のアストラゼネカ・ワクチン不使用勧告に
4月8日、医学専門家パネルのAustralian Technical Advisory Group on Immunisation (ATAGI)が連邦政府に、「アストラゼネカ・ワクチンは50歳未満には使わないよう」勧告したため、国内のコロナウイルス予防接種のほとんどを同ワクチンに頼る予定だった全国接種プログラムが大きく見直しを迫られている。
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紅葉特集
シドニーの短い秋を愛でる
「オーストラリアに四季はない」と言われる。国土が広大なため一概には語れないが、例えば最大の都市である南東部のシドニーでは、暑く長い夏が終わり、夏時間が終了して日暮れが一気に早くなると間もなく、冷たい南風が冬を連れてくる。透き通った秋空を鮮やかに彩る木々を眺めながら、南半球の儚い秋を味わってみたい。
(ジャーナリスト:守屋太郎)
オーストラリアで紅葉狩り!?
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これから秋も深まり、冬に向かって冷え込み始める
気象庁(BoM)は、「4月9日のシドニー全域で摂氏30度の暑いほどの日差しになるが、その後は寒冷前線が東進し、最低気温は摂氏10度を下り、NSW州南部の大分水嶺、アルプス山岳地帯には雪をもたらす可能性もある」と発表している。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
ペンリスでは摂氏31度、シドニー都心部、リバプール、リッチ...