豪州ビザ最新事情
移民法におけるデファクト関係
自身のビザ申請にパートナーを含める場合や、パートナー・ビザを申請する場合などでよく耳にする “De facto relationship”ですが、移民法におけるデファクト関係とは以下のように定義されています。
他の誰にも拘束されず互いに委ね合う関係であること
真剣で真面目な関係が継続していること
同棲していること、または、別々に暮らしている場合で...
豪州ビザ最新事情
留学生の渡航制限
COVID-19ワクチンの接種率が高まる中、海外に留まる留学生の入国再開が検討されています。
オーストラリア政府の方針に基づき、州・準州政府が教育機関と協議しながら州・準州ごとの留学生入国計画が立てられており、例えば、NSW州においては試験的計画としてインドネシア、シンガポール、ベトナム、韓国、中国、カナダなどを含む15カ国から250人ほど、その後、第2陣と...
豪州ビザ最新事情
パートナー・ビザ(サブクラス820/801 309/100)
婚姻関係またはデファクト関係にあるパートナーが、オーストラリア国籍、永住権または特定のニュージーランド国籍保持者である場合、パートナー・ビザの申請が検討できます。
パートナー・ビザは、国内で申請する場合はサブクラス820/801、国外で申請する場合はサブクラス309/100とそれぞれ異なりますが、どちらの場合であっ...
豪州ビザ最新事情
ポイント制技術ビザ
現在、コロナ禍による規制や政策により、審査が滞るビザもあれば、逆に短期間で審査されるビザもあるなどさまざまですが、このご時世が故にオーストラリア移住を考える人もいるようで、相変わらず関心が高いのはポイント制技術ビザです。
ポイント制のビザとは、学歴、職歴、年齢、英語力など自身の経歴からポイント計算し、そのポイントにより申請を検討できるビザで、基本的にサブク...
豪州ビザ最新事情
渡航規制と規制免除について
現在、COVID-19の影響により基本的に豪州の国境は閉鎖されており、特別な状況下にある場合にのみ出入国が認められています。どのような条件の下において渡航が可能であるか、その時々の規制により若干の変化はありますが、2021年8月17日時点では以下の通りとなっております。
豪州国籍または永住権保持者及び豪州に定住するNZ国籍保持者
入国に際して規制...
豪州ビザ最新事情
7月1日からの改正:事業投資家ビザ(暫定サブクラス188)
オーストラリア政府にとって、海外から有能な事業家や投資家を移住させることは、経済基盤の拡大、外貨獲得、雇用機会の拡充など、さまざまなメリットがあります。そのため、サブクラス188(暫定)ビザからの888ビザ(永住権)は、オーストラリア国家にとって経済的移民戦略の一部として用いられてきました。
昨今、このビザを利用して...
豪州ビザ最新事情
移民のための英語プログラム – AMEP
特定の永住ビザ及び暫定ビザを取得すると、「AMEP – Adult Migrant English Program」という移民のための英語プログラムを無料で受講することができますが、2020年8月28日以降、このプログラムが大幅に改正されました。
それまでのAMEPは510時間までの受講を可能とし、受講者の英語レベルが「Functio...
豪州ビザ最新事情
408パンデミック・ビザ
COVID-19ワクチンの接種が段階的に始まり、少しずつ各種の規制が緩和されていくのではと期待されるコロナ禍の影響ですが、まだまだ規制の一進一退は続いています。そのような状況の中、「408パンデミック・ビザ」の詳細が更新されました。
これ以上の経済的ダメージの緩和、そして人材不足の問題に対する措置として、外国人労働者を活用することを目的とし、重要産業...
豪州ビザ最新事情
コロナ禍での雇用主スポンサー・ビザ
現在、雇用主にスポンサーとなってもらう就労ビザには、482TSS、186ENS、494SESRといったビザがあります。これらのビザは、オーストラリア労働市場において適した人材が見当たらないことを理由に外国人労働者の雇用を可能とするビザで、ビザ申請者の申請を行う上で、雇用主によるスポンサーシップ並びにノミネーションを必要としています。
コロナ...
豪州ビザ最新事情
コロナ禍が影響及ぼす卒業生ビザ
卒業生ビザ(Temporary Graduate Visa /Subclass 485)は、特定の条件で基本的に2年以上、就学をした場合に、諸条件を満たすことで申請が可能なビザです。また、コースの修了日から数えて6カ月以内に、“オーストラリア国内”で申請することが条件の一つとなっています。
そんな中、コロナ禍による渡航制限により、自国に一時帰国...