OKI DUB AINU BAND。中央右が加納沖(OKI)さん
■来豪直前インタビュー
樺太アイヌの伝統弦楽器「トンコリ」奏者 加納沖(OKI)さん
1982年以来、世界各地で開催されているWorld Music and Dance、略して「WOMAD」は、ワールド・ミュージックを楽しめるフェスティバル。アートの祭典「アデレード・フェスティバル」の一環としてアデレードで行われる際には「Ade...
観る者を圧倒するスケールの「Mega Death」(1999)
日本人現代アーティスト宮島達男展「Connect with Everything」が、シドニーのオーストラリア現代美術館(MCA)で3月5日まで開催中だ。LEDライトやデジタル・カウンターを使った彫刻やインスタレーション作品で東洋的な死生観などを表現することで知られ、同展ではそのキャリアの中から特徴的な作品が展示されている。9から...
9歳でオーケストラと共演を果たし、その後もドイツ、アメリカ、日本など世界各国でのコンサートで成功を収めるなど、世界が注目する日本人ピアニスト、小菅優さん。抜群のテクニックと美しい音色、強い集中力と熱い情感が持ち味の小菅さんに、オーストラリア初公演となるシドニー(2月21日)、そしてキャンベラ(2月24日)、メルボルン(2月27日)でのリサイタルを前に、幼少時からの音楽との関わりやピアノ演奏を通...
落語家・月亭方正によるシドニー初の落語公演「月亭方正独演会」が1月7日、市内のモンキー・バーで開催された。芸人「山崎邦正」としても長年親しまれてきた同氏の公演は公演前から大きな注目を集め、当日は追加席が全て売り切れるほどの満員御礼、大盛況となった。爆笑と大きな感動で幕を閉じた公演後、同氏にシドニー公演に懸けた思い、現在の落語家としての心境を伺った。
(インタビュー・構成=山内亮治、写真=...
Ⓒ第プロ
今、日本で人気復活の様相を見せ「江戸時代以来」という活況に沸く落語界。1月7日にはテレビ・タレントしての知名度も高い上方落語の月亭方正氏のシドニー公演が大盛況で終わるなど、ここオーストラリアにも日本の落語ブームの影響が及んできている。そんな絶好のタイミングで、2月に海を渡ってやってくるのが落語会の「異端児」として知られる落語立川流真打・立川こしら氏。ブリスベン、シドニー、メルボルンの...
【新年特別インタビュー】
世界を舞台に活躍する
ファッション・デザイナー
五十川明さん(Akira Isogawa)
オーストラリアを代表するファッション・デザイナーであり、パリ・コレの常連として世界を舞台に活躍するシドニー在住のファッション・デザイナー、五十川明さん。2012年に内閣府より「世界で活躍し日本を発信する日本人」に選出され、16年には日豪交流の功績が称えられ外務大臣賞を授与...
パフォーマンス、テクノ・サウンド、映像の融合を表現する仙台発の次世代型エンターテインメント集団、SIRO-A(白A)。近未来SFのようでありながら人間的な躍動感を強く感じさせる、そのカラフルで鮮烈なショーが1月10~29日にシドニーで初披露される。オーディション番組「America’s Got Talent」や日本国内外のフェスティバルへの出演などで反響を呼び続けるそのパフォーマンスの魅力を...
サービス業や顧客対応に携わる人たちから絶大な支持を得るカリスマ、井上富紀子さん。2014年「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の実行委員長賞を受賞した会社の取締役や、トップ・クラスのホスピタリティーを誇るザ・リッツ・カールトンの親善大使を務める他、マラソンやトライアスロンに挑戦するアスリートでもある。オーストラリアとの関係が深く、将来はゴールドコーストに住むのが夢という井上さんに、ビジネスや...
Photos: Naoto Ijichi
PR 初来豪インタビュー
青野慶久社長
業務効率化への最良のプラットフォーム
kintoneでオーストラリア市場に意気込み
スケジュール管理、タスク管理、業務報告など社内の業務の効率化を図るためのグループウェアのトップ・ベンダーとして知られるサイボウズ社の青野慶久代表取締役社長が、セミナーを開催するためシドニーを訪れた。2014年から3年連続で「働き...
台本やナレーション、説明テロップなどを一切排除した独自スタイルの「観察映画」を撮り続けてきた映画作家・想田和弘監督。その第6弾となる映画『牡蠣工場』(今年2月・日本公開)が先月、シドニー・フィルム・フェスティバルで2回にわたり上映された。「観察映画」とは? なぜ岡山県牛窓の牡蠣工場を題材に選んだのか? 来豪した想田監督に話を伺った。 (文・写真=小副川晴香)
あるがままに現実を観察する
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