ただし、長期的には値下がりの予測
NSW、QLD、SA、ACTの州、準州では、7月1日からエネルギー価格が年間$600程度上昇する見込みと伝えられている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
この値上げは東部諸州でエネルギーの価格統制が敷かれており、年に1回の見直しに基づくもので、VIC、TAS両州は見直しの期日が異なるため、新価格は2018年1月から実施される。
現在のところ、大手エネルギー...
CMEグループ、豪ドル安に入る可能性を指摘
CMEグループのエリク・ノーランド主任エコノミストは、「豪ドルは2001年に50米セントから2015年には1.10米ドルになるなどその広がりは大きい。現在は、75米セントで取引されており、これは過去34年間の対米ドル豪ドル価格のメディアンにほぼ等しい。しかし、問題は、これからどうなるのか、だ」と分析している。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版...
究極のエコカー、オーストラリア初公開
人の排泄物で発電した電力を動力源にしたQUUの電気自動車
QLD州南東部で下水道事業を手がける州政府機関「クイーンズランド・アーバン・ユーティリティーズ」(QUU)は23日、人の排泄物で走る自動車をオーストラリアで初めて公開した。
QUUはブリスベン南部オックスリーにある下水処理施設の敷地内で、住民約30万人分の排泄物から発生させたバイオガスを燃料に発電...
ウエストパック銀が見通し明らかに
豪4大銀行の1つ、ウエストパック銀は22日、大手銀への増税策による負担が年間2億6,000万ドルに達するとの見通しを明らかにした。増税の対象となる4大銀行と投資銀行マッコーリー銀の5行のうち、具体的な負担額の見通しを公表したのはウエストパック銀が初めて。公共放送ABCが同日、伝えた。
同行は投資家向けの書簡の中で「悪い公共政策」だと増税策を批判した。その上で、...
アンモニア化して輸送、特殊な皮膜で水素に戻す
クリーンな水素エネルギーの技術開発に取り組むCSIROの研究員(Photo: CSIRO)
オーストラリア発の新技術が、再生可能な水素エネルギーの普及に画期的な技術的進歩をもたらすかもしれない。豪連邦科学産業研究機構(CSIRO)はこのほど、特殊な金属製の皮膜でアンモニアから水素を分離できる技術を開発したと発表した。オーストラリアの輸出産業としての...
アンモニア化して輸送、特殊な皮膜で水素に戻す
クリーンな水素エネルギーの技術開発に取り組むCSIROの研究員(Photo: CSIRO)
オーストラリア発の新技術が、再生可能な水素エネルギーの普及に画期的な技術的進歩をもたらすかもしれない。豪連邦科学産業研究機構(CSIRO)はこのほど、特殊な金属製の皮膜でアンモニアから水素を分離できる技術を開発したと発表した。オーストラリアの輸出産業としての...
けん引役は資源投資から多様化–経済見通し
連邦政府は9日、新年度予算案の前提となる経済見通しを発表した。これによると、実質国内総生産(GDP)の成長率は、2016/17年度に1.75%で底を打ち、17/18年度は2.75%、18/19年度は3%と加速する。16/17年度にサイクロンの被害を背景に減速した後、再加速する。
家計支出(個人消費)も16/17年度2.5%、17/18年度2...
就業ビザの雇用者負担は5,000ドルに増税
連邦政府は9日発表した新年度予算案で、豪州経済の競争力強化に不可欠とされる生産性向上を図るため、インフラ整備を強化する方針を鮮明にした。26年開港予定の西シドニー空港の建設では、今後4年間で53億ドルを投じる。シドニー国際空港を運営するシドニー空港会社が新空港の建設・運営を拒否したことを受けて、国営の「西シドニー空港公社」を新設することにした。メルボル...
連邦政府、2020/21年度の黒字化目指す
連邦政府は9日、2017/18年度(17年7月〜18年6月)の予算案を発表した。ターンブル政権下の予算案発表は、15年9月の政権発足以来2回目。歳出面では、インフラ整備を加速するとともに初等・中等教育予算の増額、住宅購入者への支援拡大などを盛り込む一方、歳入面では、大手銀行への課税強化やメディケア(国民健康保険)税率の引き上げなどの増税策を打ち出した。...
グーグルのオーストラリア・サイトがトップ
米アマゾン傘下の調査会社、アレクサが4日までに集計した国別のウェブサイト閲覧数上位50位のランキングによると、オーストラリアで最も閲覧されているサイトは、検索エンジンのグーグル(オーストラリア)だった。2位以下は、グーグル傘下の動画サイトのユーチューブ、米国のグーグル、米ソーシャル・メディアのフェイスブックなどがランクインしている。
トップ3を独占する...