連邦大臣は値上がりの可能性を否定
3月15日付ABC放送(電子版)は、消費者保護団体が、「石油企業に石油備蓄を義務づける連邦政府の新法で燃料価格が押し上げられる」とする豪競争消費者委員会(ACCC)に対して、アンガス・テイラー・エネルギー相が「同法で燃料価格値上がりを誘発することはない」と否定していることを伝えている。
この法律は、7月から発効し、原油輸入・精油企業に対して一定量以上の燃料備蓄...
石油値上がり傾向、ロシアのウクライナ侵略で拍車
2021年から徐々に続いてきた石油値上がり傾向は2022年3月に入って遂に1リットル2ドルを超えるところも出てきており、NTのアーネムランドの遠隔地では1リットル3ドルにもなっている。
そのため、自動車燃料に課せられる燃料税率引き下げを求める声が出て来ている。
3月13日付ABC放送(電子版)が伝えた。
スティーブン・マーシャルSA州首相が連...
州政府「復興増税ない。2025年度には財政黒字」
3月7日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府のキャメロン・ディック財相の発言として、今回のQLD州南東部の洪水被害総額は25億ドルにもなると伝えている。
ディック財相は、「それでも州財政は2024/25年には黒字回復する予定だ。また、この洪水の被害を受けたインフラストラクチャ復旧のために増税することはない」と語っている。また、QLD州は今回の...
不動産値上がりに加え住宅ローンの返済も上昇
2月15日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、金融市場やエコノミストが、「今後、インフレの急上昇が進めば中銀(RBA)も利上げを迫られ、政策金利が1年以内に2%を超える可能性もある」と警告しており、ローンを組んで住宅を購入した人々は月々の返済額も膨らむことが予想されると報じている。
現在の経済的な展開は連邦政府にとっては2022年...
既にインフレ圧力増大始まる
1月31日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、現在のオーストラリア経済にインフレ圧力が高まっていることから、中銀(RBA)が資金を大量に送り出す量的金融緩和政策を終了する動きを伝えている。
2月1日は月の第一火曜日にあたるため、RBA理事会が開かれることになっている。
RBA理事会では、既にインフレが始まっていることから、コロナウイルス不況から...
NSW州と連邦で経済方針対立露わに
連邦の保守連合政権は、ジョッシュ・フライデンバーグ財相が、コロナウイルス・パンデミック緊急財政刺激策の停止経済政策正常化への復帰と経済政策正常化への復帰を呼びかけているが、シドニーの事業所にとっては2021年末のロックダウン解除と規制大幅緩和直後からのオミクロン株アウトブレークで経済活動が急停止したことが、ロックダウンと呼ばれないロックダウンになり、州政府に経...
大半が91オクタン無鉛で160cから191.9cまで
自動車燃料価格がじりじりと上昇しており、また、NSW州全域でも91オクタン無鉛ペトロールで最安値と最高値に約40セントの差がある。
1月28日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、シドニー都市圏695箇所のペトロール・ステーションの燃料価格を調査比較している。
この日、大シドニー地域で91オクタン無鉛ペトロール価格をリッ...
コロナウイルス蔓延のさなか、一般国民生活に打撃
1月25日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、現在、自動車燃料や食料雑貨の価格が急騰しており、物価上昇率が2014年以来最大の数字になっていること。そのため、一般国民世帯に大きな経済的打撃になっていることを伝えている。
豪統計局(ABS)の新データで、一般国民世帯は過去7年で最大のインフレに見舞われており、燃料、新築住宅、衣料...
農業、ホスピタリティ部門の人手不足解消に
コロナウイルス・パンデミックでいくつかの産業部門は人手不足に悩んでいる。特に農業部門は収穫労働力が足りないために果実を腐らせることにもなっている。また、都市部ではこれまで海外留学生やバックパッカーに頼っていた、ホスピタリティ部門で人手不足が起きている。
1月19日付ABC放送(電子版)は、国境閉鎖を次第に解除していくにあたって、今後数か月の間、特に海外...
1月13日、高リスク職種の人員不足対策
連日全国で10万人近い陽性者を出しているオミクロン株のために生産、流通、小売などの他、医療、教育などでも人員不足が社会と経済を脅かしている。
1月13日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、同日の全国閣僚会議で連邦と州の首相、準州の自治政府主席大臣らが、教師、保育所職員、食品供給チェーン労働者の隔離規則を緩和することを決めたと伝えている...