小惑星のサンプルをおさめ、SA州北部に
12月6日未明、日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が6年をかけて50億キロの旅を終え、小惑星のサンプルをおさめたカプセルがSA州北部ウーメラ付近に無事着陸した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
着陸予定地点にはオーストラリアと日本の関係者が待機し、夜空の高度120kmに流れ星のような曳光を目撃した。
カプセルは高空で長い吹き流しとパラシュートが開き、地...
オーストラリアでは2021年1月から接種開始見込み
12月2日、イギリスが西側諸国としては初めてコロナウイルス・ワクチンの緊急認可を決めたと報道されている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
緊急認可を受けたのはファイザー社とバイオンテック社が開発を進めていたワクチンで、イギリスの措置はアメリカやEUの先を越す決定になった。
ファイザー社はアメリカ、バイオンテッ...
今季一番の熱波、高温と強風で発火
今シーズン最大規模の熱波と強風に襲われた豪東部NSW州では、29日午後の時点で草原や森林など45カ所で火の手が上がっている。台風に匹敵する強風にも注意が必要だ。州の消防当局と警察は、市民に最大限の注意を呼びかけている。
28日付の公共放送ABC(電子版)が伝えた。
豪気象局(BOM)の観測によると、シドニー市内の最高気温は同日午後に摂氏40度を超え、シドニー空港の...
コロナウイルス・ホットスポットでのカード利用から
現在、レストランや職場、公共施設などへの立ち入りには氏名・連絡先などを記入し、アウトブレークが発生した場合には感染の危険のある人々に警報が通知されるようになっているが、新たに、コロナウイルス・ホットスポットでのクレジット・カード利用データも感染の危険がある人々を突き止めるために採用することが計画されている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(S...
シドニー周辺部で下水からコロナウイルス断片検出
10月6日、NSW州では過去11日間連続でコロナウイルス市中感染ゼロを記録している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
NSW州内の過去24時間の検査件数は5,385人と比較的少数だが前日の4,789人よりは増えている。また、新陽性者は11人ですべて帰国者または他の州からの帰宅者でホテル隔離中の検査で陽性と判定された。
シドニー都市圏南西部ウェ...
被害は大きいが「犯罪や腐敗の証拠は見当たらず」
9月28日、VIC州の海外帰国者ホテル隔離措置で民間警備会社派遣の警備員の怠慢から帰国者からホテル従業員に感染し、死者768人、感染者18,000人強の被害を出した事故を調査していた調査委員会が結審した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
調査委員会では、「措置を設立した公務員には犯罪の意図や腐敗は見当たらず、善意で最大限の努力をした」と証言され...
真っ白な子クジラ2頭が母クジラと遊弋
9月7日付ABC放送(電子版)は、WA州南部海岸沖で2頭のアルビノのミナミセミクジラの子クジラが母クジラと遊弋しているのが目撃されたと報じている。
WA大学の研究者、マックス・フェイバー氏は、「9月5日にアルバニー沖合で目撃された子クジラは明るい灰色のまだら模様だった」と語っている。
ミナミセミクジラのアルビノが生まれる確率は5%程度で、しかも成体になる...
ただし週末に向けては再び寒冷前線が到来
9月3日のシドニー都市圏は初春を感じさせる暖かい一日で、9月の例年平均を10度上回る摂氏30度担ったところもある。
しかし、この陽気も長続きせず、週末に向かって再び寒冷前線がシドニー都市圏に到達する。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
この陽気は北西風が内陸北部の暖かい空気を運んできたため、初春としては1995年以来の暖か...
WA州パースの医学研究所が研究論文発表
Harry Perkins Institute of Medical Researchの研究者が研究論文を学術誌に投稿、ミツバチの蜂毒が進行性乳がんのがん細胞を迅速に死滅させることができたと発表している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
「Nature Precision Oncology」誌に掲載された論文で、研究者は、「画期的な発見だが、これからさ...
連邦主席医務官代理は「宗教界の反対は誤解」
カソリック教会のシドニー地域大司教らが、連邦首相に宛てて、「オクスフォード大学で開発中のワクチンは中絶胎児の細胞を使っており、信者にとっては倫理的な問題を含んでいる」との書簡を送った。
しかし、連邦のニック・コーツワース副主席医務官は、「大司教らの反対は誤解だ」と語っている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
連邦政府は、オクスフォード大学、アスト...