「瞬間接触感染例」とされた2件」
6月3日付ABC放送(電子版)は、メルボルンのアウトブレークに関連して、コロナウイルスの新変異株が極端に感染しやすいとする根拠にされていた2人の症例が新しい検査で偽陽性だったと判明した。
州保健省は、「州内でのアウトブレーク対応として、検査で陽性だった場合に迅速に処理するようになった」と語っており、この2人の偽陽性者の立ち寄り先として警報リストに挙げられていた...
サメに襲われ、太もも噛まれて出血多量
NSW州中北部海岸でシドニー出身のサーファーがサメを目撃、他のサーファーに危険を知らせようとしたが、サメに襲われ、出血多量で死亡した。
5月18日付ABC放送(電子版)が伝えた。
亡くなったのはシドニー都市圏ノーザン・ビーチーズ出身の59歳の男性。ニューカッスル市の北方、タンカリー・ビーチでのできごとで地元民はショックを受けている。
地元サーフ・ライフ...
ウイルスを直接標的にする治療法では世界初
QLD州の研究者とアメリカの研究チームがコロナウイルスを標的にする抗ウイルス治療法を開発した。この両方で、感染したマウスのコロナウイルス負荷の99.9%を死滅させている。
5月17日付ABC放送(電子版)が伝えた。
この治療法では遺伝子制御RNA技術を採用しており、直接コロナウイルスのゲノムを破壊し、ウイルスが複製をつくることを阻止している。
次の...
50歳未満避けたため、高齢者が発症の結果
連邦保健省は、国内でアストラゼネカ・ワクチン接種後にごくまれなタイプの血栓症が新たに5症例発生したと発表している。
5月6日付ABC放送(電子版)が伝えた。
アストラゼネカ・ワクチンによるものと思われる血栓症は、「血小板減少症候群を伴う血栓症(TTS)」と呼ばれるもので、死者1人を含め、これまでに11人が発症している。
保健当局は他にも3症例を調査...
市東西の立ち寄り先に接触追跡警報
5月5日、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相はシドニー東郊の男性(50代)がコロナウイルス市中感染陽性と判定されたことを明らかにした。
ABC放送(電子版)が伝えた。
ケリー・チャント州主席医務官は、「男性はコロナウイルスの症状が出たため、5月4日に検査を受け、5日に陽性判定結果が返ってきた。男性は海外帰国者やホテル隔離などの関係で働いたことがなく、また...
VIC、NSW、連邦の構想をよそに企業は撤退
これまでにVIC、NSW両州政府と連邦政府が「国内でmRNA技術ワクチンの開発を」と打ち上げているが、ワクチン開発の専門家は、「少なくとも2億5,000万ドルの資金と大手医薬品企業のサポートが必要」と指摘しており、オーストラリア国内でのmRNA技術を使ったワクチン開発提案に冷や水を浴びせている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が...
分子クランプ法技術で既に複数の候補を開発
QLD大学の研究室は世界に先駆けてコロナウイルス・ワクチンの開発を進めていたが、分子クランプ技術にヒト免疫不全ウイルスHIVの一部を使ったため、エイズ検査で偽陽性と判定されることがあることが判明、ワクチンの有効性は確認されていたが、その時点で開発を中止した。ただし、使われていたのはHIVの本体ではないため、エイズ感染することはない。
QLD大学の分子ク...
豪医薬品管理局、因果関係究明調査開始
オーストラリア国内でアストラゼネカ・ワクチン接種を受けた後に血栓症を発症した患者がさらに3人増えており、合計6人になった。医薬品を認可する連邦政府機関、豪医薬品管理局(TGA)が、ワクチンと血栓症との因果関係を調査している。
4月23日付ABC放送(電子版)が伝えた。
TGAの発表によると、新たに発生した3人の血栓症患者には50歳を越えた者もおり、これま...
モリソン連邦首相、mRNAワクチン研究支援発言
スコット・モリソン連邦首相は、現在と将来のパンデミックと闘うため、次世代ワクチンと呼ばれるmRNAタイプのワクチンの国内研究開発を政府が支援する考えを明らかにした。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
コロナウイルス・ワクチン研究開発を短時日のうちに成し遂げたmRNA技術は、多くの人命を救うことになり、また、突然変異に...
アンソニー・ファウチ氏、NSW大学で講演
アメリカでドナルド・トランプ大統領の発言に反対してさらに進んだコロナウイルス対策を唱えた、National Institute of Allergy and Infectious Diseases部長で、現在はジョー・バイデン大統領の主席医学顧問を務めるアンソニー・ファウチ氏がシドニーのNSW大学で「第一回デビッド・クーパー講演」の講演者を務めた。
シ...