過去の事例を参考に専門家が長期的見通し警告
現在、大シドニー地域のロックダウンは7月16日までを予定されているが、グラディス・ベレジクリアン州首相も、「延長は大いにあり得る」と語っている通り、現在、新陽性者が日毎に増えている状態で鎮静化は見通せない。
さらに、豪国立大学(ANU)のサンジャヤ・セナナヤケ医学准教授が、「2020年以来のメルボルン、武漢、イタリア、イギリスなどでのロックダウンのデ...
気候変動問題に消極的な豪保守連合政権が反発
先頃、国際連合教育科学文化機構(UNESCO)が、世界遺産に登録されている世界最大の珊瑚礁群、グレート・バリア・リーフの白化が進んでいることで、危機にさらされている「危機遺産」として格下げする勧告案を発表。保守連合連邦政権がこれに反発していた。
しかし、科学者はオーストラリア政府に対する批判を強めている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、...
疫学専門家がNSW州政府の蔓延対応を批判
6月11日以来シドニー都市圏東郊のボンダイを中心としてコロナウイルス・デルタ株またはデルタ・プラス株が蔓延しており、26日になってようやくグラディス・ベレジクリアンNSW州政権がシドニー都市圏東部7地方自治体住民の禁足令から4自治体をロックダウンに格上げしている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
先にNSW大学の疫学者、レイナ・マッキンタイヤ教授とビ...
疫学専門家がNSW州政府の蔓延対応を批判
6月11日以来シドニー都市圏東郊のボンダイを中心としてコロナウイルス・デルタ株またはデルタ・プラス株が蔓延しており、26日になってようやくグラディス・ベレジクリアンNSW州政権がシドニー都市圏東部7地方自治体住民の禁足令から4自治体をロックダウンに格上げしている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
先にNSW大学の疫学者、レイナ・マッキンタイヤ教授とビ...
モナシュ医薬科学研究所に500万ドルの助成金
6月20日付ABC放送(電子版)は、VIC州政府が国内初のmRNAワクチン候補開発に500万ドルの研究助成金を交付すると発表した。
mRNAタイプのコロナウイルス・ワクチン開発はVIC州と連邦政府が、「国内開発を進める」と宣言しており、VIC州はそのために5,000万ドルの助成金資金を発表していた。
今回、助成金を受けるのはメルボルン市のMona...
NSW州の52歳の女性が2人目の血栓症死者
連邦政府医学諮問専門家パネルは先に「アストラゼネカ・ワクチンの対象を50歳以上に限定」と勧告し、連邦政府もその勧告を受け入れていたが、勧告直前の4月にNSW州の48歳の女性が「血小板減少症を伴う血栓症(TTS)」で死亡、先週には52歳の女性が脳内血栓で死亡している。
そのため、専門家からは、「アストラゼネカ・ワクチン接種対象を60歳以上に引き上げるべ...
昨年はパンデミックでカゼ、インフルエンザ患者激減
医療専門家が、「今年は昨年と違って、普通カゼ、インフルエンザが流行しそうだ」と予想している。
普通カゼの原因の一つ、ライノウイルス感染症例が2021年2月から例年平均を上回っているとしている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
免疫の重要さを一般社会に周知徹底することを目的とする独立団体、Immunisation Coalitionメンバーの...
「豪は血栓症診断と治療で世界をリード」と主席医務官
アストラゼネカ・ワクチンと血栓症の因果関係は先にヨーロッパで問題になり、オーストラリアでも認可がおりて接種が始まってから、50歳未満に多く「血小板減少症を伴う血栓症(TTS)」患者が出たため、オーストラリアの医療専門家パネルは、50歳未満にはファイザー、50歳以上にはアストラゼネカ」を推奨している。
これまでに48人のTTS患者が出ており、う...
情報すべて警察に把握され、世界中で一斉手入れ
2018年、世界各国の覆面警察官が、「An0mは、警察も破れない強固な暗号化プラットフォーム」と犯罪組織を安心させ、このスマートフォンappを信用した犯罪組織が暗号をかけずに利用、アメリカの連邦捜査局(FBI)を含む世界の警察が犯罪者同士の通話をすべて把握していた。その結果、6月7日8日には世界中で警察が犯罪組織を一斉襲撃し、銃砲、現金など犯罪関係の...
適切な治療法の発見でさらに減少も可
アストラゼネカ・ワクチンとの因果関係が考えられている「血小板減少症を伴う血栓症(TTS)」は、10万人1人程度が発症し、死亡率は25%にもなるとされていたが、発症後に効果的な治療法が見つかり、開発が進んでいる。そのため、死亡率が極端に下がっており、今後も減少が期待されている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
50歳以上の国民の...