パース通信

家畜に海藻を与え､温室化ガス削減

2016年10月21日 | Filed underオーストラリア日本語ニュース,科学 | Posted by nichigo_reporter

ジェームズ･クック大学の科学者の研究　家畜に特定の種の海藻を食べさせるとげっぷに含まれているメタンの量を抑えることができるという研究が進められている｡　ABC放送(電子版)が伝えた｡　大気中の濃度ではメタンより二酸化炭素の方がはるかに大きいため､二酸化炭素が温室化ガスとして問題にされるが､温室化効果ではメタンは二酸化炭素の21倍にもなる｡メタン発生源は何種類もあるが､オーストラリアなどでは家...

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タスマニアン･デビルの母乳がスーパーバグに効果か?

2016年10月18日 | Filed underオーストラリア日本語ニュース,科学 | Posted by nichigo_reporter

未熟児を産む有袋類が抗菌性のペプチドを分泌　様々な抗生物質に耐性を持つ細菌､いわゆるスーパーバグがいつかすべての抗生物質に追いついてしまえば､その感染を治療する方法はなくなり､人類の危機が訪れるとさえいわれている｡そのため､従来の抗生物質とは異なるアプローチも研究されている｡オーストラリアでもシドニー大学などの3年越しの研究の成果が｢Scientific Reports｣に掲載されており､スーパ...

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VIC州のアボリジニの遺跡はストーン･ヘンジ?

2016年10月12日 | Filed underオーストラリア日本語ニュース,科学 | Posted by nichigo_reporter

世界最古のドリームタイム天文観測遺跡か　VIC州のメルボルン西方､ウルディ･ユアンあるいはマウント･ロズウエルと呼ばれる土地のアボリジニ遺跡とされる石の配列は､ストーン･ヘンジやギザのピラミッドより古いアボリジニの天文観測遺跡の可能性があるといわれている｡　ABC放送(電子版)が伝えている｡　この遺跡を調査している研究チームは､その遺跡が11,000年前以上のもので､農業の期限を示すものかも...

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NSW州保守連合政権､｢生物多様性保存法｣を導入

2016年10月3日 | Filed underオーストラリア日本語ニュース,政治,科学 | Posted by nichigo_reporter

｢官庁の監督なしに在来種動物を狩るお墨付き｣と野党　マイク･ベアードNSW州政権は､｢生物多様性保存法｣を議会に提出したが､野党労働党は､｢ベアード政府は､この法案の中に､官庁の監督なしに自由に在来種動物を狩猟できる条項を埋め込んだ｣と批判している｡　ABC放送(電子版)が伝えた｡　現行のライセンス制度では州全体で捕殺が認められる頭数が管理されており､データをOffice of Enviro...

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パース大学､現役最年長の科学者に退任要求

2016年8月28日 | Filed underオーストラリア日本語ニュース,科学 | Posted by nichigo_reporter

102歳のグッドール博士に国内外から支持の声　同大学の生態学名誉研究員､デビッド･グッドール博士は､大学の要求に対して､地位と大学での活動の自由を確保する希望を捨てていないと語っている｡　ABC放送(電子版)が伝えた｡　博士が大学側から｢地位不適格｣を言い渡されたことが報じられると博士のもとには国内から支持メッセージが殺到し､さらにはヨーロッパの科学者らからも､学問の府で活動を続ける権利を支...

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NSW州政府､コシウスコ国立公園の野生馬駆除を表明

2016年8月7日 | Filed underオーストラリア日本語ニュース,社会,科学 | Posted by nichigo_reporter

6,000頭を600頭に､馬愛護派は断固反対の構え　8月7日､NSW州政府のマーク･スピークマン環境相は､｢コシウスコ国立公園の野生化馬の繁殖は野放しの状態で高山帯生態系を破壊している｡この事態に対処する｣と約束した｡スノーイー･マウンテンからこの地域にかけての野生化馬問題では以前から原生の生態系保護を求める自然保護派と馬愛護派との間で対立が続いており､今度も動物愛護派や乗馬に心情的愛着を持つ牧...

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新科学担当相､CSIROの気候変動研究復活を指示

2016年8月4日 | Filed underオーストラリア日本語ニュース,科学 | Posted by nichigo_reporter

｢一旦中断された研究は元には戻らない｣と科学者　2013年の連邦総選挙で政権を握ったトニー･アボット前保守連合政権は､省名から科学を落とした｡さらに､2015年9月の政変で首相の座を継いだマルコム･タンブル現保守連合首相は､アボット時代の政策を引き継ぎ､連邦科学産業研究機構(CSIRO)の気候変動研究グループを廃止し､担当科学者も配置換えや解雇で分散した｡　8月4日､復活した科学を担当するグレ...

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毎年回遊で姿を見せる白子ザトウクジラをめぐって論争

2016年7月27日 | Filed underオーストラリア日本語ニュース,科学 | Posted by nichigo_reporter

ミガルーか､その子供か､それとも全く別のクジラか　何年か前に初めて目撃され､｢ミガルー｣と名付けられたオスのザトウクジラは珍しい色素欠乏症の白子で､その姿が目立つことから､毎年､オーストラリア大陸東海岸沖合いを北上･南下する度に報道されてきた｡　今年も7月にNSW州北部海岸沖合いで海面から跳ね上がる姿を写真家のクレーグ･ペリーさんが写真に収めているが､クジラ専門家の間では､このクジラをミガルー...

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ブリスベンの病院の外科医師団､子宮内胎児の手術に成功

2016年7月24日 | Filed underオーストラリア日本語ニュース,科学 | Posted by nichigo_reporter

アメリカの専門医も参加､母体を通して二分脊椎の縫合手術　QLD州の病院でまだ母体の胎盤の中にいる胎児が二分脊椎と診断され､病院の外科医師団がアメリカの専門医師団も招いて､母体の腹部を切開し､胎児の背下部に露出していた二分脊椎の縫合手術に成功した｡　ABC放送(電子版)が伝えた｡　7月23日､ブリスベンのメイター病院では､医師と看護師40人が24週間の胎児にリスクの高い微妙な施術を行った｡　...

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捕獲したディンゴを海洋公園の島の害獣ヤギ退治に

2016年7月24日 | Filed underオーストラリア日本語ニュース,科学 | Posted by nichigo_reporter

グレート･バリア･リーフ､ペロラス島の自然回復に　はるか昔にグレート･バリア･リーフの島に放牧されたヤギが増えすぎ､島の生態系を荒らしているため､所轄のヒンチンブルック･シャイア役所は大陸内陸部で捕獲したディンゴを島に放す計画を進めている｡　ABC放送(電子版)が伝えた｡　同役所は､｢4頭の野犬をペロラス島に放し､害獣のヤギを退治させるが､この野犬が害獣化するおそれはない｡去勢してあり､しか...

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