健康食を名乗る毎日の食パンにも大量の食塩

    研究グループ、7年間に1,400種のパンを分析  シドニーのニュータウンにある世界的な人類の健康維持を図る「George Institute for Global Health」の研究グループは2010年から2017年まで1,400種を超えるパン製品を分析した。その結果、かなりの製品が大量の食塩を含んでいることが判明した。同研究所ではメーカーと消費者に食塩の取りすぎを警告している。  ABC放送(...

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    Climate Institute、資金続かず、解散を発表

    10年以上にわたり、気候変動問題を続けてきたNGO  2005年に創設して以来、気候変動問題の研究を続けてきた非政府団体の「Climate Institute」が、2017年6月末をもって解散すると発表した。  ABC放送(電子版)が伝えた。  非政府、非営利団体の同団体は、これまで有志の寄付金にのみ頼ってきたがその寄付も十分に集まらず、資金不足を理由に今回の解散発表となった。  同団体は「Cli...

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    オーストラリアの今夏、90日で205種の気温記録破る

    21世紀中期までさらに異常気象が増えると気象学者  2016年12月初日から2017年2月末日までの90日間にオーストラリア全域で205種の気温記録が破られた。また、今夏は気象学者から「怒れる夏」と呼ばれ、この異常高温現象の解明に努力している。NSW州内の異常高温が気候変動によるものである確率はそうでない確率の50倍にのぼるとしている。  ABC放送(電子版)が伝えた。  国内の電力施設は老朽化し...

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    ケーン・トードの害を生き延びるオーストラリアの動物

    一時期の打撃から立ち直り、盛り返す種も  1930年代にQLD州のサトウキビ産地に害虫の天敵として導入されたが、それ自体が害獣になってしまった南米産オオヒキガエルのケーン・トードは、すでに南はNSW州北部、西は北部準州とWA州の州境を越え、その前線は年間60kmの速さで進んでいる。  また、その途上、毒腺を持つケーン・トードを餌として捕食したオーストラリア在来種の動物が中毒し、大幅に数を減らした種...

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    シドニーの今夏は記録更新

    気象観測史上もっとも暑い夏  2016/17年、シドニーのこの夏はオーストラリアの気象観測史上もっとも暑い夏を記録した。  ABC放送(電子版)が伝えた。  シドニー首都圏の今夏の記録には、最高気温が2月11日、リッチモンドの空軍基地で観測された摂氏47度、夜間最高気温が12月14日、パラマッタ・ノース、スプリングウッド、シドニー空港で観測された摂氏27.5度、1日の最大降水量が2月8日、シドニー...

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    シドニー・ハーバーのプラスチック・ゴミで海洋生物に危機

    獣医ら、スーパーのプラスチック袋禁止を訴える  タロンガ動物園に付属するタロンガ野生動物病院では、シドニー周辺部で傷ついたり、病気になって救助された野生動物の治療をしている。同病院では海洋動物も治療しており、夏季に繁殖する海藻を求めてシドニー・ハーバーやホークスベリー川を上ってくる希少種のウミガメを手術し、胃袋から大量のプラスチックを取り出した。同病院では、消化器官にプラスチックを詰まらせたまま救...

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    「一週間の労働時間は39時間が最大限」

    39時間以上で心身の健康に支障と豪研究者発表  豪国立大学(ANU)の研究チームの研究で、「心身の福利を考えるなら、週40時間以上働くべきではない」との結果が出ている。  ABC放送(電子版)が伝えた。  「Household, Income and Labour Dynamics in Australia Survey」の一環として、8000人の勤労成人のデータを用いて調査したもの。現在の世界的...

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    「地中海ダイエットでうつ病も軽減」

    ディーキン大学研究者の研究で  全粒穀物、豆、新鮮な野菜と果物、オリーブ油、ナッツをたっぷりと使う地中海ダイエットが身体の健康にいいということは以前から言われているが、精神の健康にもいいのではないかという研究結果をディーキン大学研究者が発表している。  ABC放送(電子版)が伝えた。  研究チームは、何十人もの鬱病患者に、全粒穀物、豆、新鮮な野菜と果物、オリーブ油、ナッツを中心とする地中海ダイエッ...

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    致死性の猛毒クラゲ、イルカンジ、QLD沿岸を南下中

    フレーザー・アイランドで少女ら4人刺され入院中  致死性の猛毒を持ったクラゲ、イルカンジは世界最小のクラゲで、またもっとも世界でもっとも猛毒な生物といわれている。そのイルカンジがQLD州沿岸を南下中で、間もなく海水浴客も多いサンシャイン・コーストの海岸に到着すると予想されている。  ABC放送(電子版)が伝えた。  12月28日29日には、フレーザー・アイランドで女性3人、女子1人がイルカンジに刺...

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    「2013年のイルカの大量座礁死はウイルスが原因」

    SA州で7か月にわたり50頭が浜に乗り上げる  2013年、約7か月にわたり、50頭以上のイルカが浜に乗り上げて死亡した現象を調査していた研究チームが、ハシカ・ウイルスに近いモルビリウイルス属のウイルスが原因だった、とする報告を発表した。  ABC放送(電子版)が伝えた。  当時、イルカ以外にも何百件という海洋動物の死が報じられていた。  SA博物館の主任研究員、キャサリン・ケンパー博士は浜に乗り...

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