21世紀で最長時間の皆既月食各地で観測
7月28日未明、皆既月食が観測され、地球の影に入った月が赤く暗い姿を空に浮かべた。また、火星が地球に最も近づいている時期でもあり、赤い月と赤い星のランデブーという珍しい夜景になった。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。
今朝の皆既月食は21世紀を通じて皆既食時間がもっとも長く続くことが計算で明らかになっており、シドニーのオブザバトリー...
「両手にバランスよく持つことが大事」と専門家
スーパーマーケットの使い捨てプラスチック・ショッピング・バッグが廃止されてきているが、代わりに使う丈夫なショッピング・バッグは商品をたくさん詰め込むことができるため、重い荷物を持って肩などの筋肉を痛める事故が増えており、専門家はスーパーマーケットのチェックアウトで余り商品を詰め込みすぎないことや左右両手にバランスよく持つことで筋肉の損傷を防ぐことがで...
ヤシ油生産がスマトラのオランウータン棲息地圧迫
メルボルン動物園とウェリビー動物園を運営するZoos Victoriaは、園内のキオスクとフード・カートからネスレ製品を排除することを決めた。
ABC放送(電子版)が伝えた。
この措置は、ヤシ油の持続性ある利用を推進する国際組織が同社のメンバーシップを停止したことを受けて行われた。
Zoos Victoriaは、長年、持続性のあるヤシ油生産キ...
真冬から春に向けてが蔓延する時期と警告
今は冬も峠を迎えているところで、これから気候も次第に穏やかになっていくが、インフルエンザの季節もこれで終わると思うのは大間違い、これからが本格的なインフルエンザの季節と専門家が警告している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
ニューカッスル大学が実施し、オーストラリアとニュージーランドの国立保健衛生機関が後援する調査システム、Flutrackingのデー...
オーストラリア国内は新薬がTGAで審査中
WHOの白書によると、マラリア原虫による感染症は世界で2億1,200万人が罹患、429,000人が死亡。その90%がサブサハラ・アフリカ地域、5歳未満の児童患者では3分の2が死亡している。世界中でマラリア患者が出るのは91か国。現在、マラリアに対する効果的なワクチンは見つかっていない。
オーストラリアの北、150kmの海を挟んだパプア・ニューギニア(P...
メルボルンの研究者が開発に加わったカメラ
6月29日、メルボルンの研究者グループが開発に加わった高解像度カメラがケネディ・スペース・センターから打ち上げられた。このカメラはオーストラリア上空でブッシュファイア、グレート・バリア・リーフの状況を監視し、データを地上に送信する。
ABC放送(電子版)が伝えた。
この装置はドイツ航空宇宙センターとラ・トローブ大学が協力しており、メルボルン市内ラ・ト...
医療用放射性同位体の供給に障害
シドニー南部のルーカス・ハイツ地区にある研究用原子炉で故障が発生したため、大勢の患者の画像診断が停止する可能性が出てきた。
ABC放送(電子版)が伝えた。
オーストラリア国内の原子炉はルーカス・ハイツにあるこの研究用施設のみで、ここでは病院や企業の注文に応じて医療用、工業用などの放射性同位体として、半減期が6時間ほどのテクネチウム99mを週に1万回分などをつく...
効果が実証されないままブーム産業に発展
近年、幹細胞治療がブーム産業に発展しており、骨関節炎、多発性硬化症などから認知症に至るまで様々な障害の治療に成功したと主張するクリニックもある。
Stem Cells Australiaのメーガン・マンジー准教授は、「ほとんどの障害に関してまだ実験段階だ。現在、幹細胞治療で効果が実証されているのは、骨髄または臍帯血から採取した幹細胞を、白血病など血液や免...
QLD州の鉱山町、わずか17か月の幼児にも
QLD州極西部の町、マウント・アイザは鉱山の町で環境に重金属が漂っており、何十年も前からこの町の児童の血中鉛濃度が危険なレベルにあることが指摘され続けてきた。
アミタ・シャナリアさんと17か月の娘、マイラちゃんはマウント・アイザにまだ2か月しか住んでいないがそれでもマイラちゃんの血中鉛濃度は異常値を指している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
ア...
針金のケージを食い破り、わずかな毛を残して
TAS州ホバートの南、ノラネコの数に悩まされていたケタリングに住む女性がネコのケージ罠を仕掛けたところ、鉄の針金が食いちぎられ、ケージ罠がぽっかりと口を開けていた。後にはわずかな黒い毛の塊が落ちていただけだった。このようなことができるのはタスマニア・デビルだけだと、フェースブックに掲載したところ世界中でシェアされ始めた。
ABC放送(電子版)が伝えた...