副党首「我が党も粛正しなければならない」
連邦労働党内で女性職員から、セクシャル・ハラスメントや女性に対する攻撃的な態度が指摘されており、リチャード・マールズ副党首は、「労働党内にもセクシャル・ハラスメントが起きていることには不快な気持ちだ」と語った。
ABC放送(電子版)が伝えた。
マールズ副党首は、「この指摘は党に対する告発であり、不快に思うとともに女性に対して非常に申し訳なく思う」と語...
女性に対する暴力に抗議する行進
オーストラリア国内社会では1週間に1人以上の女性や子供がパートナーや父親に殺害されるなど、ドメスティック・バイオレンスが長年問題になっており、そればかりか前回の連邦選挙では政界に根強い女性蔑視の風土に抗議して与党自由党を脱党、政界を引退した議員も現れたが、選挙が終わると政界の女性蔑視問題はうやむやにされた。最近になって連邦議事堂内での強姦事件の訴えや性的嫌がらせな...
連邦首相に送られた「強姦被害」手紙報道巡り
3月15日付ABC放送(電子版)は、クリスチャン・ポーター連邦法務長官がABC放送とジャーナリストのルイーズ・ミリガン氏を相手取って名誉毀損訴訟を起こしたことを伝えている。
訴訟は、現役連邦閣僚に対する1988年に遡る強姦被害の申し立てを記した手紙がスコット・モリソン連邦首相に送られたとの報道に関するものと伝えられている。
ポーター法務長官はこの申...
前回には2011年のクリスティナ・ケネリー州首相敗北
WA州議会選挙では労働党が圧勝し、ほとんど労働党の一党独裁的状況になっているが、NSW州は逆に労働党支持率が歴史的な低率になっており、今選挙をすると圧倒的な敗北になると予想されている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
州労働党が実施した世論調査結果で、今選挙があると、NSW州労働党のジョディ・マッケイ党首自身...
ファイザー、アストラゼネカいずれかを最低1回接種
連邦保健省のブレンダン・マーフィ事務次官は、「10月までにほとんどの国民に少なくとも1回のコロナウイルス・ワクチン接種を済ませる」と語った。
3月14日付ABC放送(電子版)が伝えた。
この日、モリソン首相は、「我が国にワクチンを持ってくるのは大変な努力が必要だった」と語り、また、「コロナウイルス対策としてさらに11億ドルの予算を計上する」と...
55日続いたNSW州の市中感染ゼロがストップ
この職員は47歳の男性警備員で、これまでに1回目のファイザー・ワクチン接種を受けている。職員はシドニー都心部のソフィテル・ウェントワースとヘイマーケットのマントラ・シドニー・セントラルのホテル隔離を警備しており、さらに事務所にも出社していた。
3月14日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
この日の記者会見で、ケリー・チ...
WA州選挙、同日開票で59議席中46議席獲得
WA州議会選挙は、下院の59議席、上院の36議席を争って3月13日に投票が行われたが、野党自由党のザック・カーカップ党首が早くから敗北宣言していた通り、ABC放送のアントニー・グリーン選挙アナリストが投票締め切り後43分で、「労働党の圧倒的勝利」を宣告した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
即日開票で午後9時前には労働党が下院で46議席を確保、対...
パプア・ニューギニアからコロナウイルス患者殺到
3月10日付ABC放送(電子版)は、ケアンズ病院では、ケアンズを根拠地にしているフライイン・フライアウトのパプア・ニューギニア(PNG)出身鉱山労働者6人がコロナウイルスに感染しており、コロナウイルス感染の治療を受けている。
PNGからコロナウイルス患者が多数入り込んできているため、クィーンズランド州最北部最大の公立病院が「コード・イエロー」緊急...
全国的にワクチン接種が行き渡るのは2022年か
国内でも海外でもコロナウイルス・ワクチンの生産・供給に困難が発生しており、一部の国民は2回目の接種が2022年初めまでもつれ込むことになるかも知れないと伝えられている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
しかし、連邦政府は依然として2021年10月末までには一通りの接種を終えるよう期待している。
最初のグループとし...
観光業界、労組は「利益得るのは航空会社だけ」
連邦政府は12億ドルの予算を計上して、航空会社を支援する経済刺激策を発表したが、これに対して観光業界団体や航空会社労組は、オーストラリアが国境を閉ざしている間は危機に瀕している何十万人もの雇用を守るには不十分、と批判している。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
3月11日、カンタス社とバージン・オーストラリア社は、連邦...