段階的国境閉鎖緩和に向けて連邦首相案
4月16日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、スコット・モリソン連邦首相の「国境閉鎖を大きく緩和する前の段階として葬儀やビジネスなど重要な用件での海外渡航を認める」という案を報道した。
その案の一環として、「海外渡航からの帰国後は経費の大きいホテル隔離ではなく自宅隔離を認める」ということも含まれている。
パースのラジオ放送局6PRに出...
提訴受けて国連人権理事会が勧告
4月16日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、国際連合(UN)人権理事会が、「オーストラリア政府は、帰国を希望しながら海外に取り残されているオーストラリア国民を帰国させるように計らう義務がある」と決定したことを伝えている。
海外に取り残されているオーストラリア国民の帰国を支援するグループ、「Free and Open Australia」の訴...
留学生受け入れの大学機関が隔離制度に意見
国内のコロナウイルスがほぼ根絶され、海外留学生の大学復帰が現実の見通しになってきているが、海外留学生受け入れ機関は、「QLD州は留学生の大学復帰に最適な条件にあるが、州政府は、入国留学生をブリスベン西部の隔離施設に収容するという案にこだわり過ぎている。代替案を出すべきだ」との意見を挙げている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた...
豪医薬品管理局(TGA)が発表
NSW州中部海岸地域の女性(48)がアストラゼネカ・ワクチン接種後に血栓症を発症し、病院で死亡した事故を調べていた豪医薬品管理局(TGA)は、「患者の血栓症はアストラゼネカ・ワクチンを原因としている可能性が大きい」と発表した。ただし、TGAは検視解剖報告を待っており、確定はしていない。
ABC放送(電子版)が伝えた。
TGAは、「これまでに88万5,000人に...
モリソン連邦首相のワクチン・パスポート案再燃
4月15日、スコット・モリソン連邦首相は、「コロナウイルス・ワクチン接種済みの国民は海外渡航も帰国も高経費の14日間ホテル隔離を免除すべき」と語った。
ABC放送(電子版)が伝えた。
モリソン首相は、「ワクチン接種済み国民は、ビジネス、医療、重要な家族の用事、葬儀など重要な理由でなら海外渡航も認めるべきだ。ワクチン接種済みの国民は、ホテル隔離は免...
これまでのコロナウイルス・ワクチン計画ご破算
コロナウイルス・ワクチン接種作業は様々な要因が発生して難航しており、連邦政府は遂にこれまでの計画表をご破算にしてC案を採用、州・準州政府に大幅に一任し、大規模接種センター設立の可能性を探っている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
また、高齢者・障害者施設職員の接種は州立病院をハブとして利用することになる可能性も出てき...
コロナウイルス・ワクチン接種後に発症
4月15日付ABC放送(電子版)は、NSW州で血栓女性患者(48)の死因調査を始めた。女性はコロナウイルス・ワクチン接種後に血栓症を発症したとされており、医薬品管理局(TGA)は、ワクチンと血栓症の因果関係を中心に調べる。
女性は糖尿病の基礎疾患があり、ワクチン接種後に血栓症が起きたとされているが、因果関係を確定するにはさらに検査を続けなければならない。...
ホテル隔離者の他には連日市中感染陽性者ゼロ
QLD州は、ホテル隔離者からブリスベン市内の病院を経由してイギリス型変異株のクラスターが発生したため、大ブリスベン地域で3日間のロックダウンが宣言された他、グラッドストンやNSW州バイロン・ベイにも飛び火し、コロナウイルス規制が実施されていたが、4月14日、アナスタシア・パラシェイQLD州首相が予定より早く規制緩和を発表した。
ABC放送(電子版)が...
前豪郵便CEO、モリソン連邦首相非難
4月12日、前オーストラリア郵便CEOのクリスティーン・ホルゲート氏は、連邦議会上院でのオーストラリア郵便問題調査委員会で証言し、「功績のあった社員に高価な時計を贈ったことは、(オーストラリア政府100%株主の)民営企業としては違法行為ではない。私が女だから、スコット・モリソン連邦首相らのいやがらせにあってやめざるを得ないところに追い込まれた」と証言した。
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グレッグ・ハント連邦保健相、開国の約束を拒否
連邦政府のグレッグ・ハント保健相は、「オーストラリア国民の圧倒的多数がコロナウイルス・ワクチン接種を受けた後も、現在の国境閉鎖を解除する保証はできない」としている。
4月12日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
オーストラリアの国境は2020年3月のコロナウイルス・パンデミック宣言と同時期に閉鎖され、原則的にオーストラ...