同州15万人接種後初の血栓症患者
SA州のニコラ・スプリア主席医務官によると、「53歳の男性がアストラゼネカ・ワクチン接種2週間後に血栓症を発症、重症でICUに収容され、治療を受けている。
5月20日付ABC放送(電子版)が伝えた。
男性は5月4日に1回目のワクチン接種を受けており、5月18日に胸痛を感じて病院に運ばれ、ICUに収容された。
SA州ではこれまでに15万人がアストラゼネカ・ワ...
中西部のビジネスは「道路渋滞で経済的損失」
シドニーと大分水嶺の西を結ぶほぼ唯一の幹線道路、グレート・ウェスタン・ハイウェイのブルーマウンテン区間の拡幅や直線化工事は長年続けられてきており、ブラックヒース地区からハートリーまでの区間が唯一隘路として残っている。
この区間の渋滞、工事、通行止めでNSW州の郡部地域のビジネスは経済的損失を受けているとの苦情が挙がっている。
5月19日付ABC放送...
パラシェイ州首相、モリソンの批判に反論
海外からの帰国者や入国者の14日間の隔離制度運営で連邦政府は全面的に州政府に預けているが、本来入出国管理は連邦政府の管掌分野であり、各州政府からは制度運営で批判だけはしてくるスコット・モリソン連邦政府に対する不満がしばしば噴き出している。
5月19日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府と連邦政府の口論が続いていると伝えている。
アナスタシア・パラシェ...
「ハンター・バレーの新発電所で電力料金引き下げ」
5月17日、スコット・モリソン連邦首相は、NSW州ハンター・バレーのカリ・カリに計画されているガス火力発電所建設に6億ドル出資の考えを明らかにした。
同日付ABC放送(電子版)が伝えた。
モリソン首相は、「このガス火力発電所の稼働でNSW州の電力料金を引き下げることができる」と約束している。
モリソン連邦政府の決定は、気候温暖化問題に関して...
閉鎖解除に向けた道程で見解の相違
オーストラリアの国境閉鎖解除に向けた道程に関して、アナスタシア・パラシェイQLD州首相とスコット・モリソン連邦首相との間で意見の対立が起きている。
5月17日付シドニー・モーニング・シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
州政府は国境閉鎖解除に向けて、隔離制度を拡充し、新たに大規模な隔離センターの開設を提案しているが、モリソン連邦首相が...
スイッチ切った状態でも自然発火するおそれあり
オーストラリア国内に出回っている起亜(Kia)自動車の特定モデル、57,000台に欠陥が見つかり、「スイッチを切った状態でも自然発火することがあるので、車庫など閉鎖空間に停めておかないよう」にとの警告が出されている。
5月17日付ABC放送(電子版)が伝えた。
リコール対象になっているのは、2016年から2021年までに造られたKia QL Sp...
アメリカからの帰国者と市中感染の経路つかめず
NSW州保健局は、アメリカからの帰国者のインド型コロナウイルス株と、シドニー東郊在住のカップルの同型株の感染経路がつかめていないが、日が過ぎても新しい感染者が出ておらず、NSW州政府は、感染経路不明のまま大シドニー地域のコロナウイルス規制を緩和すると発表した。
5月16日付ABC放送(電子版)が伝えた。
この決定により、5月5日から実施視されてい...
カンタス・政府が検査依頼したラボは認定停止処分中
コロナウイルス蔓延がおさまらないインドで立ち往生しているオーストラリア国民を帰還させるカンタス航空機搭乗前の検査で陽性と判定された70人を超える乗客は搭乗を拒否されたが、その後、2度目の検査で少なくとも3人が陰性と判定されており、インドでの検査の精度が疑われている。
5月16日付ABC放送(電子版)が伝えた。
5月15日朝、連邦政府がチャータ...
先住民族、人権団体、政府に断固とした態度を要求
5月15日、シドニーとメルボルンでは、パレスチナ支持の抗議集会が開かれ、数千人が参加した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
この集会ではパレスチナ系コミュニティ、人権団体、政治団体の代表が発言し、パレスチナ地域の平和を呼びかけた。
シドニー・タウンホールでは、イラク、レバノン、シリア系市民やオーストラリア先住民族アボリジニ・コミュニティも参加...
VIC州中部での1件で起訴、余罪も追及
オーストラリアのネオナチ・グループのリーダーが持凶器強盗容疑で起訴された。現在、1件の容疑で起訴だが、今後さらに増えるものと見られている。
5月14日付ABC放送(電子版)が伝えた。
トーマス・ソーウェル容疑者(28)は、National Socialist Network(国家社会主義ネットワーク)と名乗るネオナチ団体のリーダーを務めており、5月15...