次女の治療中は病院近くで社会解放生活
QLD州のビロウィーラで2年以上生活し、オーストラリア政府に難民認定を求めていたタミール人のムルガッパン一家は、スリランカが平和になったとして難民認定申請を却下され、2018年にはビロウィーラからクリスマス島の入管収容所に移されていた。しかし、オーストラリア生まれの次女のサルニカアちゃん(4)が病弱で、クリスマス島でかかった肺炎の治療が受けられないままになっ...
実績純肯定率が15%から8%に低下
スコット・モリソン連邦政権は、コロナウイルス・ワクチン接種計画がしばしば頓挫し、予定をはるかに遅れていること、また、パンデミック対応で様々なトラブルを経験していることなどが手伝って国民の間の健康不安は強く、支持率が下がっていることが伝えられている。
6月15日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
今回、モリソン保守連合政権に対する...
NSW州の52歳の女性が2人目の血栓症死者
連邦政府医学諮問専門家パネルは先に「アストラゼネカ・ワクチンの対象を50歳以上に限定」と勧告し、連邦政府もその勧告を受け入れていたが、勧告直前の4月にNSW州の48歳の女性が「血小板減少症を伴う血栓症(TTS)」で死亡、先週には52歳の女性が脳内血栓で死亡している。
そのため、専門家からは、「アストラゼネカ・ワクチン接種対象を60歳以上に引き上げるべ...
玩具ながら実銃そっくり、出動警官には識別不可能
囲われた山野のシチュエーションで塗料の入ったプラスチック弾を撃ち合う「ペイントボール」に似たゲームにジェル・ブラスターがあるが、用いられる玩具の銃が実銃そっくりなため、警察官が所持者ととっさに対峙するような状況では実銃かどうかを確認する間もなく拳銃を発射する可能性もある。そのため、WA州では7月3日より、このジェル・ブラスターを禁止する条例を発効す...
州・準州は「集団免疫を待つべき」の態度
コロナウイルス・アウトブレークの時期に州境閉鎖や社会規制があった場合に、2回の予防接種を受けた証明を持つ者の自由通行を認めるかどうかの問題で、州・準州政府はいずれも、「予防接種済みの人口が増えて、集団免疫が望めるまで待つべき」との考えであることが伝えられている。
6月13日シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
オマール・ホルシッ...
プラスチック製の使い捨て袋やスターラー、綿棒も廃止に
NSW州政府は、2025年までに埋め立て地に運び込まれるプラスチックや食料生ゴミの量を徹底して減らす計画を法制化することを検討している。
6月13日付ABC放送(電子版)が伝えた。
この法案は2021年末までに州議会に提出される予定で、野党労働党、緑の党はもともと使い捨てプラスチック廃止を唱えてきたから法案が否決されることは考えられず、法...
シドニー都市部、州政府のバウチャー制度も効果
6月12日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、シドニー都市部の喫茶店、レストラン、バーなどのホスピタリティ産業がコロナウイルスから回復しつつあることや、市民の外食パターンが変化しており、NSW州政府の「Dine and Discover」バウチャー制度もその変化に効果をみせていると報じている。
また、外食パターンの変化は、かつて...
保健当局、依然不明な感染経路の捜査続ける
VIC州保健当局は、6月11日午後8時までの24時間に新たに1人が市中感染陽性と判定されたと発表している。
6月12日付ABC放送(電子版)が伝えた。
VIC州は新陽性者発生数は下がっているものの、感染経路不明な市中感染が7人になっており、州保健当局は、このままでは突発的に新患者が現れる可能性があり、感染経路の捜査を続けている。
州コロナウイルス対...
違法「自動取り戻しシステム・ロボデット」を断罪
保守連合連邦政府は、福祉金などの過支払いを取り戻すコンピュータ自動返金請求システムとして、「ロボデット」を立ち上げた。しかし、大勢の福祉金受給者が、「身に覚えのない金額」や「福祉金を受け取ったことがないのに返済を要求された」との苦情が次々と寄せられた。しかし、連邦政府は何年もこのような苦情を拒絶、放置していた。そのため、生活の困苦で自殺者まで出して...
昨年はパンデミックでカゼ、インフルエンザ患者激減
医療専門家が、「今年は昨年と違って、普通カゼ、インフルエンザが流行しそうだ」と予想している。
普通カゼの原因の一つ、ライノウイルス感染症例が2021年2月から例年平均を上回っているとしている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
免疫の重要さを一般社会に周知徹底することを目的とする独立団体、Immunisation Coalitionメンバーの...