「半年で免疫効力半減」と専門家
11月17日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、専門家の発言として、「今後2,3年以内に2回目のブースター接種が必要になるだろう」と伝えている。
現在、既にオーストラリア政府が、「2回目の接種から半年経過すれば1回目のブースター接種を受けるよう」国民に呼びかけている。従って、このブースター接種も初回の優先順位通りに経過することになる。
一方...
ローン抱える給料生活者に明暗両面の予想
11月16日、フィリップ・ロウ中銀(RBA)総裁がシドニーのビジネス・エコノミストのグループの前で講演した。
同日付ABC放送(電子版)が伝えた。
ロウRBA総裁の今後3年ほどの予想では、住宅ローンを抱える給料生活者にとってはありがたい予想とあまりありがたくない予想が交錯している。
まず、ロウ総裁は、2022年に政策金利が上がることはほとんど考えられ...
2日で陽性者11人、キャサリンのロックダウン延長
11月16日付ABC放送(電子版)は、NTのキャサリンとロビンソン・リバーでコロナウイルスのアウトブレークが起きており、厳しい事態になっていると伝えている。
同日、マイケル・ガナーNT自治政府主席大臣は、11月15日午後8時までの24時間に新たに9人が陽性と判定され、前日の2人から一挙に11人になったと発表、キャサリンのロックダウンは11月18...
無感染州も感染州の閉鎖解除に
11月15日付ABC放送(電子版)は、州・準州境の閉鎖・規制の新たな制限緩和を伝えている。
最近までオーストラリア全土でコロナウイルス感染者ゼロを目標とする対策が採られていたが、感染力の強いデルタ株の出現で感染者ゼロのまま経済活動を再開することは不可能との判断が広がり、NSW、VIC州を初めとしてワクチン接種の普及で感染を最小限に抑えつつ経済活動を再開する方向に対...
無感染州も感染州の閉鎖解除に
11月15日付ABC放送(電子版)は、州・準州境の閉鎖・規制の新たな制限緩和を伝えている。
最近までオーストラリア全土でコロナウイルス感染者ゼロを目標とする対策が採られていたが、感染力の強いデルタ株の出現で感染者ゼロのまま経済活動を再開することは不可能との判断が広がり、NSW、VIC州を初めとしてワクチン接種の普及で感染を最小限に抑えつつ経済活動を再開する方向に対...
豪医薬品管理局は5歳から11歳までのデータ検討
現在豪医薬品管理局(TGA)が5歳から11歳までの児童に対するコロナウイルス・ワクチン安全性データを検討しており、連邦政府のグレッグ・ハント保健相は、「12歳未満の児童のワクチン接種は早くとも2022年1月からになる見込み」と語っている。
11月14日付ABC放送(電子版)が伝えた。
さらに、「今後2回以上のブースター接種が必要になるかどうかも...
高い接種率でもパンデミックが次の段階に
11月13日付ABC放送(電子版)は、疫学専門家の警告として、「現在の我が国のコロナウイルス・パンデミックは次の段階にさしかかっており、今後、2回の接種にさらに2回のブースター接種が必要になる可能性もある」と伝えている。
オーストラリアは連邦レベルで16歳以上の人口の80%以上が2回のコロナウイルス・ワクチン接種を済ませている。
ウイルス蔓延が現実に繰...
極右政治家やニセ接種証明医師も参加
11月13日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、同日メルボルンで行われた「パンデミック法反対・特定職種の接種義務化反対」デモに千人を超える人が集まったと伝えている。
このデモは毎週末3回目で、メルボルン都心部の街路を行進し、アメリカの極右サイト「QAnon」のデマ宣伝をそのまま流す参加者、コロナウイルス関係のデマ情報をメディアで伝えていた...
義務づけられた接種期限内に受けず帰休処分中
NSW州では、パラメディックス、看護師、医師などの医療労働者2,000人ほどが政府の定めた期限内にコロナウイルス・ワクチン接種を受けなかったため、すでに帰休処分中になっている。今後、接種を受けなかった理由を説明しなければならなくなり、正当な理由と認められなかった場合には解雇処分もあり得る。
11月12日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子...
全国1回接種率90%突破、先住民族依然低接種率
11月11日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、全国で16歳以上のコロナウイルス・ワクチン最低1回接種率が90%を突破したという連邦政府の発表を伝えている。しかし、先住民族のアボリジニ、トーレス海峡諸島人のワクチン接種率が依然として低い数字に留まっているとして警告をならしている。
NSW州では261人が新たに陽性と判定され、1...