政府、見つかったPCR検査「抜け道」塞ぎ検討
11月22日付ABC放送は、QLD州ではコロナウイルス新陽性者はゼロ発生だったが、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査に「抜け道」が見つかったため、州保健当局がこの抜け道を塞ぐ措置の検討を始めたことを伝えている。
ジャネット・ヤング氏が主席医務官から州総督に就任したため、後継者が就任するまでピーター・エイトケン副主席医務官が主席医務官代理を務めており...
接種拒否職員400人解雇で職員給与予算に余裕
北部準州(NT)自治政府は、コロナウイルス・ワクチン接種を拒否する職員400人を解雇した。そのため、職員給与予算に余裕ができたため、残った職員の賃上げを政府側の提示を受け入れることを条件に今後4年間に総額1万ドルのボーナスを追加すると発表した。
11月22日付ABC放送(電子版)が伝えた。
NTでは人口の20%近くが公務員という高率を占めており、...
入国特別許可も14日間の隔離期間も免除
2021年12月1日より、完全接種済み日本国籍者は、日本からオーストラリアへの渡航に際して、予めオーストラリア政府の入国特別許可を得ることも、また、入国後に14日間のホテル隔離をすることも免除されるようになる。
この渡航制限免除資格を得る条件として、日本国政府発行のパスポートを所持し、有効なオーストラリア政府発行のビザを所持し、また、オーストラリアのTh...
新しく設置して1週間で2,000人近くが違反
11月21日付ABC放送(電子版)は、QLD州で新しく交通隠しカメラが設置されており、スマホ運転やシートベルト不着用などの違反行為を摘発していると伝えている。
QLD州では、たとえスイッチを切っていても携帯電話は運転者の身体のどこかに着けていることは違反になる。
もともとこのタイプのカメラは2021年7月に設置済みだったが、このカメラでの取り締ま...
準州アボリジニ住民保護のため、11月22日施行
NTでは、キャサリン地区などでロックダウンが行われるなどしており、アボリジニ・コミュニティのワクチン接種普及の難しさや大勢で集まる生活様式のため、感染が広がりやすい条件がある。
11月20日、NT自治政府は新たにNT・州境界規則変更内容を発表したが、その中で未接種旅行者については特別認可がない限り、NT入域を禁止すると発表した。
11月19日午...
オーストラリアで18歳未満の死亡者3人目
「若年者はコロナウイルスには感染しない、死なない」と信じられているが、VIC州で10歳児がコロナウイルス感染症で死亡しており、オーストラリアで18歳未満の死亡は3人めとなった。
11月20日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
州保健省の発表によると、11月19日午後8時までにVIC州で死亡したコロナウイルス患者5人のうちの...
医療労働者・ワクチン支持の対抗デモ集会も
11月20日付ABC放送(電子版)は、オーストラリア各地で反ロックダウン、一部職種の接種義務化に反対する抗議行動が開催されたと伝えている。この抗議行動は国際的な行動の一環として、国内州都などで行われた。
オーストラリアではVIC州議会で審議が続いている「パンデミック法案」反対派の嫌がらせや暴力行為が報道され、海外でも暴動が伝えられているが、この日の行動...
12月17日より72時間前以降の陰性判定義務なら
11月18日付ABC放送(電子版)は、QLD・NSW州境周辺の住民は通勤その他で州境を越えるいわゆる州境バブル地域の住民は、州境閉鎖が解除された場合、毎日の州境横断時に72時間前までに行ったコロナウイルス検査のマイナス判定を提示しなければならなくなるが、3日に1回の検査で毎週2回の自己負担とあって、NSW州境周辺自治体住民でQLD州の職場に通う通...
ロックダウンと接種率上昇で陽性者重症者減少
11月18日付ABC放送(電子版)は、同日午後11時59分から発効する規制緩和措置の内容を解説している。
11月17日午後8時までの24時間に新たに1,007人が陽性と判定され、12人が死亡している。VIC州ではこの週末に12歳以上の人口の完全接種率が90%を超えると予想されており、新陽性者は一時期2,000人を越えていたが、1,000人を前後する程...
「半年で免疫効力半減」と専門家
11月17日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、専門家の発言として、「今後2,3年以内に2回目のブースター接種が必要になるだろう」と伝えている。
現在、既にオーストラリア政府が、「2回目の接種から半年経過すれば1回目のブースター接種を受けるよう」国民に呼びかけている。従って、このブースター接種も初回の優先順位通りに経過することになる。
一方...