接種者・未接種者の区別も大幅停止
NSW州政府は、これまでしばらく続けられていたコロナウイルス・ワクチン接種者と未接種者との間の規制緩和の差別待遇を12月15日で停止した。
12月15日付ABC放送(電子版)が伝えた。
マスク着用義務の他、商業施設その他の入り口でのQRコード・チェックイン・チェックアウトも大幅緩和され、それに伴い、感染者との濃厚接触者と指定された場合の7日間の自宅隔離も解除...
コロナウイルス規制解除後の州社会オミクロン株蔓延
12月16日付ABC放送(電子版)によると、シドニーのNSW大学学者のモデリング研究で、現在のコロナウイルス規制緩和で1月頃には1日あたりの新感染者発生数は1日25,000人に上るだろうと予測し、これは世界的な傾向と一致するとしており。なお、報告執筆者は、「このモデリング結果は暫定的なもので、ブースター接種などの要因は考慮していない」と述べている...
政府のマスク着用義務解除とオミクロン・アウトブレークに
NSW州ではコロナウイルス社会規制が大幅に緩和されるとパブやナイトクラブ、ハーバー・クルーズなどの大群衆を介して新型のオミクロン株が爆発的に広がっている。これに対して州政府は「規制緩和は計画通り続ける。マスク着用も一部の条件を除いて着用義務を解除する」と発表しているが、ケリー・チャント主席医務官が、「従来通りマスク着用を続けてもらいたい」と...
ラ・ニーニャのさなかでも今週は夏の高温日続く
12月14日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、気象庁(BoM)の予報として、今週のNSW州全域で真夏の気象条件になると伝えている。
また、オーストラリア全域で今夏最高気温の週になると予報している。
BoMのアガタ・イミエルスカ予報官は、「ラ・ニーニャ現象が宣言されたままで、例年ならもっと暖かなこの何か月かに例年平均を上回る雨...
複数イベントがオミクロン株スーパー・スプレッダーに
12月14日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、コロナウイルス・ロックダウンが解除されたNSW州で、ハーバー・クルーズ・パーティやニューカッスルのナイトクラブ・パーティなどがスーパー・スプレッダーになり、オミクロン株を含めて感染者が急増していると報じている。
12月13日午後8時までの24時間に新たに804人がコロナウイル...
QLD州新主席医務官が州境閉鎖解除で見通し語る
12月13日付ABC放送(電子版)は、12月13日午前1時を期してQLD州が州境閉鎖を解除したのに伴い、QLD州政府のジョン・ジェラード新主席医務官の発言として、「今後、州内各地で飛び火するようにコロナウイルス感染クラスターが現れるだろうが、患者が病院に殺到するようなことにはならないと思う」と伝えている。
さらに、「保健当局も個々の患者の発生にそ...
ニューカッスルのナイトクラブで84人がオミクロン感染
12月13日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、12月12日午後8時までの24時間に536人がコロナウイルス陽性と判定されたことを伝えている。
また、12月8日夜にニューカッスル市のアーガイル・ハウス・ナイトクラブに入った1人がシドニー・ハーバーのパーティ・クルーズにも参加しており、その後のゲノム解析でオミクロン株感染と...
オミクロン感染者既に45人、入院重症者ゼロ
NSW州では12月10日午後8時までの24時間に新たに560人がコロナウイルス陽性と判定された。また、そのうち3人がオミクロン株に感染していた。
12月11日付ABC放送(電子版)が伝えた。
新たに3人がオミクロン株感染者と判明したことにより、NSW州のコロナウイルス・オミクロン株感染者は45人になったが、入院治療が必要な重症者は一人もなく、オミク...
ABC放送のブースター予約・接種詳細報道
12月12日付ABC放送(電子版)は、コロナウイルス・オミクロン株感染が拡大しつつある状況に対応するため、2回目接種からブースター接種までの期間をこれまでの6か月から5か月に短縮されたと報道している。
ワクチンはいずれもオミクロン株にも効果が見られ、同株が感染力は強くても、毒性は従来以上に強いという証拠もないが、2回接種後6か月では既に免疫効果低下が見...
コロナウイルス・オミクロン株蔓延の気配に対応
12月11日付ABC放送(電子版)は、連邦政府の発表として、2回目接種とブースター接種の間隔を6か月から短縮すると伝えている。
ワクチン接種実施手順などを連邦政府に提出する専門家グループの豪州予防接種技術諮問グループ(ATAGI)は、これまでブースター接種の時期を2回目の接種から6か月経過後としていたが、コロナウイルスのオミクロン新変異株は現在主流...