最終回
オーストラリアで子育てする利点
【前回までのあらすじ】
極寒の北海道から、オーストラリアへ家族4人で移住。オージーの夫との一風変わった日常生活を綴っている。
今回でこの連載は最終回、オーストラリアでの子育ての良さについてまとめたい。わが家はブリスベン市を皮切りに5カ所以上の地域に住んだので、いろいろな場所を見ることができた。
【自然環境】
どこに行っても、すぐに大自然を楽しめる。街路...
第60回
急成長していく息子
【前回までのあらすじ】
極寒の北海道から、オーストラリアへ家族4人で移住。オージーの夫との一風変わった日常生活を綴っている。
14歳の息子は成長期である。半年前は私より背が小さくて身長が160センチもなかったのに、今では175センチ近くもある。半年で15センチも伸びてしまった。顔も既に少年というよりは、青年のように長く、あごが尖がってしまって、「一体これは誰?」...
第59回
息子をライバル視する父親
【前回までのあらすじ】
極寒の北海道から、オーストラリアへ家族4人で移住。オージーの夫との一風変わった日常生活を綴っている。
国際結婚の良いところ、それは「ハーフの子どもは可愛い」ということだ(特に日系の子どもはオーストラリア人に「カワイイ!!」とモテはやされること多し)。
3回にわたって娘のことを綴ってきたが、実は我が家には息子もいる。父親にとって娘とは...
第58回
ハーフの4歳児にプロポーズする高校生
【前回までのあらすじ】
極寒の北海道から、オーストラリアへ家族4人で移住。オージーの夫との一風変わった日常生活を綴っている。
「ハーフの子どもは可愛い?」と疑問に思っている人は多いと思う。こちらに来てから数えきれないほどの日本人女性&オージー男性(白人が多い)カップルを見た。彼らの子どもたちは面白いくらいにタイプが違う。
①父親そっくりのほとん...
第57回
「ハーフの子」はモデルになれる?
【前回までのあらすじ】
極寒の北海道から、オーストラリアへ家族4人で移住。オージーの夫との一風変わった日常生活を綴っている。
話は私たちがまだ北海道に住んでいた15年前にさかのぼる。娘がまだ1歳になったばかりで、私は育児休業中でかなり雑誌や本を読みあさっていた時期だった。その中でも特に、ハーフの子どもがモデルとしてたくさんのっているファッション雑...
第55回
「外国人の夫 ― 理想と現実」編 ①
【前回までのあらすじ】
極寒の北海道から、オーストラリアへ家族4人で移住。オージーの夫との一風変わった日常生活を綴っている。
「外国人の夫を持つと、日本人の夫に比べてかなりすばらしいことがあるのではないか?」と期待している人を裏切るようで悪いが、今月からその現実について伝えていこうと思う。
① レディー・ファースト
毎回、車のドアを開けてくれ...
第54回
家事は手伝わない
【前回までのあらすじ】
極寒の北海道から、オーストラリアへ家族4人で移住。オージーの夫との一風変わった日常生活を綴っている。
長い結婚生活で、「夫はなぜ家事を手伝わない?」とイラッとしたことはありませんか? 我が家もそれは例外ではありません。例えば、洗濯物干し。「あ! 洗濯物を干すのを忘れた」と思い、夫に洗濯物を干すようお願いしてひと安心し、午後遅くに仕事から帰...
第53回
祝! 入学、進級、進学おめでとう
【前回までのあらすじ】
極寒の北海道から、オーストラリアへ家族4人で移住。オージーの夫との一風変わった日常生活を綴っている。
私たち家族が北海道に住んでいたころ、テレビや新聞に子どもが誘拐されて殺されたというニュースが毎月のように出ていた。平和なオーストラリアでは、そうした事件はほとんど起きたことがないらしく、夫は非常に衝撃を受けたようだった。
...
第52回
ひな祭り
【前回までのあらすじ】
極寒の北海道から、オーストラリアへ家族4人で移住。オージーの夫との一風変わった日常生活を綴っている。
日本には各種季節行事が毎月のようにあるが、外国人にとって興味深いのは「桃の節句」であろう。あのエキゾチックな雛(ひな)人形セットを見ると、外国人は驚きのあまり目を見張るようだ。
夫も例外ではなかった。しかし、結婚したばかりのころ、我が家には雛人形...
第51回
バレンタイン編
【前回までのあらすじ】
極寒の北海道から、オーストラリアへ家族4人で移住。オージーの夫との一風変わった日常生活を綴っている。
オーストラリアのバレンタイン
日本のバレンタイン・デーと言えば、女性がチョコレートを意中の男性に渡す日、もしくはお世話になった人に日頃の感謝を込めて、チョコレートの詰め合わせを贈る日だ。その一方で、欧米では反対に男性から意中の女性に何らか(...