第81回 史上最強
文・植松久隆 Text: Taka Uematsu
史上最強のチームでも特に輝いたのが、繊細なタッチとクリエイティブなプレーが持ち味の元セルビア代表のミロシュ・ニンコヴィッチ(右/Photo: NinoLo Giudice)
Aリーグが残すところファイナル・シリーズのみとなった。ファイナル進出の6チームは、首位シドニーFC以下、メルボルンV、ブリスベン、メルボルンC、パ...
第81回 大逆転
文・植松久隆 Text: Taka Uematsu
4月8日のホームでのマリナーズ戦。3得点の固め打ちで得点王争いの首位に立ったジェイミー・マクラーレンが誇らしげに「ハット・トリック」をアピール(Photo: Nino Lo Giudice)
原稿執筆時点(4月11日)で、Aリーグの2016/17レギュラー・シーズンが残りわずか1節、あとはファイナル・ステージのみという段...
第80回 七人の侍
文・植松久隆 Text: Taka Uematsu
地元紙のウェブ版でも大きく報じられた田代有三の入団。期待の大きさがうかがえる
書きたいことはいろいろあるが、1つしか書けない。このところ本紙が「NPL」を推すこともあり、やはりそことリンクをすべきだろうということで、今回はNSW NPL1(州1部/豪州2部相当)で活躍する日本人選手をダイジェストで紹介する。
先月号の“...
第80回 傘寿
文・植松久隆 Text: Taka Uematsu
開幕週のリーグ選出ベスト・イレブンには、日系3選手の名前が並ぶなど日系のプレゼンスは上がるばかりだ(フットボール・クイーンズランドFBページより)
今回の題名と内容は一切関係ないことを最初に断っておく。ただ、当連載が80回の節目、すなわち傘寿を迎えたというだけ。
閑話休題。2月末QLD州セミプロ・サッカーの最高峰NPLQ(...
第79回 足跡
文・植松久隆 Text: Taka Uematsu
グローバルFCの“ジャパニーズ・コネクション”。左からアハマド・アザウィ、今井敏明監督、本稿の主役・佐々木周、現役フィリピン代表の峯岸光(筆者撮影)
「やっと、生で観られたな」。今年のアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)のプレー・オフ予選2回戦(1月31日)ブリスベン・ロア戦に、フィリピンからアウェーに乗り込んできたグ...
第79回 上昇志向
文・植松久隆 Text: Taka Uematsu
グローバルFCの“ジャパニーズ・コネクション”。左からアハマド・アザウィ、今井敏明監督、豪州でのプレー経験豊富な佐々木周、現役フィリピン代表の峯岸光(筆者撮影)
今年のアジア・チャンピオンズ・リーグ(ACL)にプレー・オフ予選2回戦(1月31日)から参戦したブリスベン・ロア。その初戦の相手となったのが、フィリピンの覇者...
第78回 仕掛人
文・植松久隆 Text: Taka Uematsu
青空、そして鮮やかな緑の中で行われた試合では多くの選手が躍動した(Photo: Naocastle)
今矢直城 ―― 日豪サッカーを語るには欠かすことのできない日本人初のAリーガーは、現役を退いてからも常に「日豪サッカー交流」の最前線に立ち続けてきた。
東京を本拠地に将来的なJリーグ参入を目指す早稲田ユナイテッド(関東2...
第78回 仕掛人
文・植松久隆 Text: Taka Uematsu
青空、そして鮮やかな緑の中で行われた試合では多くの選手が躍動した(Photo: Naocastle)
今矢直城 ―― 日豪サッカーを語るには欠かすことのできない日本人初のAリーガーは、現役を退いてからも常に「日豪サッカー交流」の最前線に立ち続けてきた。
東京を本拠地に将来的なJリーグ参入を目指す早稲田ユナイテッド(関東2...
第78回 逆輸入
文・植松久隆 Text: Taka Uematsu
「豪州での経験」を新たな舞台でどう生かせるか。渡邉の挑戦から目が離せない(筆者撮影。写真はNFQヒート在籍時)
昨年の年の瀬、日本から1年を締めくくるにふさわしいうれしい知らせが届いた。朗報を届けてくれたのは、当コラムでも既に数回取り上げているDF渡邉志門(前・NFQヒート)。大学サッカーの名門・順天堂大を卒業後、単身武...
第77回 拡張
文・植松久隆 Text: Taka Uematsu
英雄ケーヒルの凱旋で盛り上がるAリーグは、エクスパンションでの拡大路線に舵を切った(Photo: Nino Lo Giudice)
当連載、今回で77回を数える。連載70回の時は「節目」と銘打って、「古来稀なるとされる古希」を枕に使った。そんな流れで77回目の連載は、「喜びを寿(ことほ)ぐと書く喜寿」を枕に使う。何かめでた...