ニューヨークのガゴシアン・ギャラリーの展覧会に
オーストラリア先住民族の評価の高いデザート・ペインター10人の作品がニューヨーク市の有名なギャラリーで展示されるが、作品の1つを除いてすべてがハリウッドの有名俳優、スティーブ・マーティン氏の個人所蔵品だと報道されている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
世界的にももっとも影響力のある画商、ラリー・ガゴシアンがマディソン・アベニューのギャラリーで...
シンガポールのホテル・チェーンが建物買収・改修
1887年以来シドニーのマーティン・プレイスとジョージ・ストリートの角に立つ元シドニー中央郵便局(GPO)は歴史のある建造物であり、かつてはシドニー都心から距離を測る際の起点になっていた。しかし、GPOの郵便業務は近くのビルに間借りするようになり、建物にいくつかの小売店やレストランが入居していた。一方、建物の砂岩と大理石の外部装飾は長年の風雨にさら...
バリー・ハンフリーズの反「性転換」発言に批判
オーストラリアではエンターテインメント界のデーム・エドナと生みの親のバリー・ハンフリーズ氏の名前は誰でも知っている。きらびやかな衣装をまとったデーム・エドナはハンフリーズ氏の仮装で声も裏声を使っており、メルボルン・インターナショナル・コメディ・フェスティバル(MICF)ではバリー・ハンフリーズ氏の名前を冠した賞もあった。
しかし、先頃のハンフリーズ...
イギリスに帰国中にがん闘病生活の後、78歳
3月18日付ABC放送(電子版)は、かつてNSW州立美術館(AGNSW)の名館長として知られたエドマンド・ケーポン氏がイギリスでのがん闘病生活の後、78歳で死去したと伝えている。
先日、ケーポン氏ががんのために体が弱っており、オーストラリアに戻れなくなっていることが伝えられていた。
ケーポン氏は1940年にイギリスのケント州に生まれており、ロンドン...
日系女性監督の「Destroyer」主演で抱負語る
3月6日付ABC放送(電子版)は、世界的な映画俳優のニコール・キッドマンさんが、「今後18か月ごとに女性監督との仕事を優先させていきたい」と抱負を語ったことを伝えている。
犯罪ドラマ映画「Destroyer」で、秘密捜査員に扮するキッドマンさんは、ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされたが、この映画の出演では、「初めて警察官を演じた」とか、...
議会調査委員会、トラストが州政府に勧告
シドニー市内ウルティモ地区の応用美術科学博物館(MAAS、パワーハウス博物館)移転問題を調査していたNSW州議会調査委員会と建造物文化遺産を管理するナショナル・トラストは、博物館をパラマッタに移動し、博物館跡地を民間の開発業者に売却する計画を撤回するよう勧告した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。
調査委員会の調査は2年半に及んでお...
逮捕覚悟で合法化要求デモを実行した先駆者称え
1978年6月、数百人の人々が同性愛禁止の法律の廃止を要求し、シドニーのオクスフォード・ストリートをデモした。このデモの開催許可が突然取り消され、53人が逮捕された。逮捕者はほとんどが不起訴で釈放されたが、シドニー・モーニング・ヘラルド紙などが逮捕者の氏名を公表したため、職場を解雇される者が大勢出た。NSW州では1984年にようやく同性愛禁止法が廃止...
モリソン首相の専断任命に異議の声も
2月28日、ABC放送新会長選定は従来の選考委員会の作業が進められていたが、スコット・モリソン連邦首相の専断で選考委員会の候補者リストに名前のなかったアイタ・バットローズ氏が任命された。
ABC放送(電子版)が伝えた。
バットローズ氏は知名度も高く、メディアでの経歴も長い上に慈善的な社会運動には関わっても政治活動にはほとんど関わってこなかったため、それほど...
性急な政策に音楽フェスティバル業界は混乱状態
2日後の3月1日から、NSW州政府の新しい「ミュージック・フェスティバル・ライセンス制度」が発効するが、ミュージック・フェスティバル主催者らは「未だにどうなることは混乱している」と語っている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
州政府の専門家パネルは、州内で開かれているフェスティバル14件を「ハイリスク」としており、3月1日以降、州の独立酒類賭博管...
有名フェスティバルが「ハイ・リスク」でコスト増に
NSW州政府は、今夏のミュージック・フェスティバルで違法ドラッグ中毒が多数報告され、数人が死亡していることから、ドラッグ事故の多かったフェスティバルを「ハイ・リスク」としてリストに載せ、来年の開催にはドラッグ警備の強化を求めるなどとする体制を固めており、Defqon、FOMOなど有名なミュージック・フェスティバルがNSW州を避けるようになる可能性...