収容所女性の自殺未遂問題に
7月9日、クリスマス島の難民収容所で子を持つ女性難民希望者10人が自殺を図っていたことが明らかにされた。これに対して、トニー・アボット連邦首相が、「収容所の人々の自殺未遂で国の難民希望者政策を変えることはできない。政府は彼女たちの倫理的脅迫には屈しない」と発言した。
人権擁護委員会のジリアン・トリッグズ委員長が10人の自殺未遂を明らかにしたもので、難民支援団体では、...
連邦政界、野党労働党が政府批判
日本と中国との緊張関係がオーストラリアの連邦レベルにも波及している。
トニー・アボット首相は、「日本が最大の友邦」と強調しており、捕鯨問題については与党保守連合も野党労働党も、「日豪両国は意見の違いを違いとしてはっきり言い合えるほど緊密な関係」としている。また、安倍首相が訪豪し、連邦議会で上下院議員を前に演説、両国関係、特に新たに浮かび上がってきた防衛協力関係に...
パーマー党土壇場で支持ひるがえす
7月10日、炭素税廃止法案が連邦議会上院で否決された。
同法案は労働党と緑の党が反対しており、パーマー統一党(PUP)の3議員とVIC州モータリング・エンスージアスト党(MEP)のリッキー・ミュア議員が修正案付きで賛成票を投じるはずだったが土壇場になって、保守連合政権が約束を違えたとして、審議打ち切り、採決の間際に再び廃止法案不支持に切り替え同法案は37票対3...