新陽性者急減、未接種者の死亡続く
10月3日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、10月2日午後8時までの24時間に新たに667人が陽性と判定されたこと、さらに10人がコロナウイルス感染症で死亡したと伝えている。新陽性者667人は8月19日以来最低水準になっている。
このように1日のコロナウイルス新陽性者数は急減しているが、感染から死亡までに何日もかかることから1日の死者はこの数...
社会進歩の穏健派、宗教保守のペロテットに抵抗感
グラディス・ベレジクリアン氏は、ICACの腐敗容疑調査対象と名指され、コロナウイルス対策指揮を半ばにして長年のNSW州保守連合政権首相を辞任した。NSW州自由党政権は、ニック・グライナー、バリー・オファレル両氏に続いて3人が腐敗容疑で州首相の座を退いたことになる。
州自由党重鎮のフィリップ・ラドック氏、プル・ガワード氏らが、「政治状況もわきまえず...
豪医師会、次期州首相に「専門家の勧告に従うよう」
10月2日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、10月1日午後8時までに新たに813人が陽性と判定され、10人がコロナウイルス感染症で亡くなったと伝えている。
また、グラディス・ベレジクリアン氏のNSW州首相辞任に伴い、豪医師会(AMA)が、「後継者は、コロナウイルス・ロックダウン脱出にあたっては医学専門家の勧告を重視するように」...
地域助成金交付選定に腐敗調査委員会のメス
10月1日付ABC放送(電子版)は、州腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)が、州政府の地域団体助成金交付にあたって交付を受ける地域団体選定にグラディス・ベレジクリアン州首相がどのように関与していたのか、また当時ワガワガ選挙区選出で、腐敗が明るみに出て辞職したダリル・マガイア州議会議員との個人的関係についても調査の対象とすることが明らかになり、ベレジクリアン...
州政府は完全接種率上昇に伴う規制緩和検討
10月1日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、9月30日午後8時までの24時間に112,334人がコロナウイルス検査を受け、新たに864人がコロナウイルス国内感染陽性と判定され、さらに15人が死亡、これまでの最悪の記録を再現したと伝えている。
現在、新陽性者は峠を越え、漸減傾向とみられているが、感染から2週間程度の期間をおいて推移するコ...
州政府、11月末の事業所援助給付金停止支持
9月30日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、9月29日午後8時までの24時間に941人がコロナウイルス陽性と判定されたこと、また、6人がコロナウイルス感染症で死亡したと伝えている。
9月28日に連邦政府のジョッシュ・フライデンバーグ財相が「国内の完全接種率が80%に達した時点で事業所へのコロナウイルス援助給付金制度を停止する」と発表...
「さもなければ大陸からのウイルスが蔓延する」と警戒
NSW、VIC両州は他州に先駆けて16歳以上の成人の接種率70%、80%で規制を緩和していく道程を既に日程として発表しているが、TAS州政府は、大陸諸州に対する州境開放には、他州よりも厳しい条件を課している。
9月29日付ABC放送(電子版)が伝えた。
この日、ピーター・ガトウェインTAS州首相は、「接種率80%で州境を開けば6か月後には1...
10月1日より、アストラゼネカもこれまで通り選択肢に
9月30日付ABC放送(電子版)は、連邦政府の発表として、オーストラリア全土で60歳以上もファイザー、モデルナ(モダーナ)のmRNA系ワクチンを選択できるようになると伝えている。
これまで、オーストラリアではファイザー、モデルナのワクチンは12歳から59歳までを対象としており、60歳以上は体質に問題がない限り、アストラゼネカ・ワクチンしか選...
クリスマス・シーズンの全土州境開放も危ういと
9月29日付ABC放送(電子版)は、QLD州の接種普及が遅れていることについて、NSW州政府の州境往来コミッショナーが、このままではクリスマス・シーズンに国内全土の州境を開放し、国民が家族と集えるようにとの計画も危うくなると苦言を呈したことを伝えている。
家族友人訪問やレクリエーション目的の州境往来は今も禁じられている。一方、NSW州政府は16歳以...
未接種者の差別待遇が論議呼ぶ
9月28日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、同27日午後8時までの24時間に863人を陽性と判定した。また、7人がコロナウイルス感染症で死亡したと伝えている。
グラディス・ベレジクリアン州首相は、「未接種者には暮らしにくい状態が続くだろう」と語っている。
NSW州警察は、「市民の接種状況をチェックして回ることはしない」と発表。
また、VIC州...