無感染州も感染州の閉鎖解除に
11月15日付ABC放送(電子版)は、州・準州境の閉鎖・規制の新たな制限緩和を伝えている。
最近までオーストラリア全土でコロナウイルス感染者ゼロを目標とする対策が採られていたが、感染力の強いデルタ株の出現で感染者ゼロのまま経済活動を再開することは不可能との判断が広がり、NSW、VIC州を初めとしてワクチン接種の普及で感染を最小限に抑えつつ経済活動を再開する方向に対...
豪医薬品管理局は5歳から11歳までのデータ検討
現在豪医薬品管理局(TGA)が5歳から11歳までの児童に対するコロナウイルス・ワクチン安全性データを検討しており、連邦政府のグレッグ・ハント保健相は、「12歳未満の児童のワクチン接種は早くとも2022年1月からになる見込み」と語っている。
11月14日付ABC放送(電子版)が伝えた。
さらに、「今後2回以上のブースター接種が必要になるかどうかも...
高い接種率でもパンデミックが次の段階に
11月13日付ABC放送(電子版)は、疫学専門家の警告として、「現在の我が国のコロナウイルス・パンデミックは次の段階にさしかかっており、今後、2回の接種にさらに2回のブースター接種が必要になる可能性もある」と伝えている。
オーストラリアは連邦レベルで16歳以上の人口の80%以上が2回のコロナウイルス・ワクチン接種を済ませている。
ウイルス蔓延が現実に繰...
極右政治家やニセ接種証明医師も参加
11月13日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、同日メルボルンで行われた「パンデミック法反対・特定職種の接種義務化反対」デモに千人を超える人が集まったと伝えている。
このデモは毎週末3回目で、メルボルン都心部の街路を行進し、アメリカの極右サイト「QAnon」のデマ宣伝をそのまま流す参加者、コロナウイルス関係のデマ情報をメディアで伝えていた...
義務づけられた接種期限内に受けず帰休処分中
NSW州では、パラメディックス、看護師、医師などの医療労働者2,000人ほどが政府の定めた期限内にコロナウイルス・ワクチン接種を受けなかったため、すでに帰休処分中になっている。今後、接種を受けなかった理由を説明しなければならなくなり、正当な理由と認められなかった場合には解雇処分もあり得る。
11月12日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子...
全国1回接種率90%突破、先住民族依然低接種率
11月11日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、全国で16歳以上のコロナウイルス・ワクチン最低1回接種率が90%を突破したという連邦政府の発表を伝えている。しかし、先住民族のアボリジニ、トーレス海峡諸島人のワクチン接種率が依然として低い数字に留まっているとして警告をならしている。
NSW州では261人が新たに陽性と判定され、1...
全国1回接種率90%突破
11月11日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、全国で16歳以上のコロナウイルス・ワクチン最低1回接種率が90%を突破したという連邦政府の発表を伝えている。
また、VIC州では新たに1,313人がコロナウイルス陽性と判定され、4人が亡くなっている。
11月11日は第一次世界大戦の終戦記念日で、VIC州ではスコット・モリソン連邦首相とダニエル・アン...
マスク着用義務などの規制緩和に向けて始動
11月10日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府の発表として、16歳以上の同州住民の最低1回の接種率が80%を超えたと伝えている。これにより、マスク着用規則が緩和されることになる。
11月9日、アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「16歳以上の住民の80%が最低1回の接種を受けた時点で、学校、職場、喫茶店、パブ、クラブ、理美容などの屋内でのマスク...
規制緩い国も多く、使用停止する動機付けなし
2003年以来、オーストラリアでは微量でも石綿を含む製品の生産、輸入、売買が禁止されており、石綿を含む物質が発見された場合には石綿処理専門業者に廃棄を依頼しなければならない。しかし、海外からの輸入工業製品に石綿が含まれていることがあり、検査ではねられるが、輸入品の全品目を検査することは現実に不可能なため、かなりの量が持ち込まれていると考えられている。
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州政府、今度は更なる規制緩和に95%目標
11月9日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、同日に発表された連邦政府のデータとして、NSW州の16歳以上の人口の(2回の接種)完全接種率が90%を超えたと報じている。NSW州ではすでに完全接種率95%を目標に更なる規制緩和を検討している。
連邦政府のデータではNSW州の完全接種率は90.12%にのぼっており、1回の接種も含めると9...