今月の品種:セミヨン
シドニー、ニュー・サウス・ウェールズ州にお住まいの皆さんは、日本や州外からご家族やご友人が遊びに来られた時、どんなワインでおもてなしをされていますか?数あるオーストラリア・ワインの中から、せっかくならば「シドニーらしいワイン」を飲ませてあげたい、と思ったこともあるのではないでしょうか。
ワインにもその土地特有の、いわゆる「地酒」があります。今月はシドニーに近いハンター...
今月の品種:ヴィオニエ
日豪プレス読者の皆様、こんにちは。今月ご紹介したい品種は、「ヴィオニエ Viognier」。甘美でつややかな白ブドウです。
魅惑の香りと味わいを持つ
ヴィオニエの魅力は、まずは何といってもその華やかな香り。「アロマティック」という言葉を、そのまま体現したような芳醇な白ワインです。アプリコットや黄桃のようなまろやかでコクのある果実の香り、ユリやジャスミンのようなお花の香...
今月の品種:リースリング
日豪プレス読者の皆様、こんにちは。今月は久しぶりに、白ワインの品種をご紹介したいと思います。
今回ご紹介したいのは、「リースリング(Riesling)」。お花や柑橘類の香りが、とても華やかな品種です。世界で一番有名なリースリングの生産国は、まず断然ドイツ、そしてオーストラリア。その他には、フランスのアルザス地方、アメリカのワシントン、カリフォルニア、オーストリア、そ...
今月の品種:サンジョヴェーゼ
日豪プレス読者の皆様、こんにちは。おかげさまで、今回で10回目を迎えることができました。これまでは、フランス原産のブドウ品種のワインを中心にご紹介してきましたが、今回はちょっと趣向を変えて、イタリア品種のワインをご紹介したいと思います。
ネッビオーロ、フィアノ、ネロダヴォラ、ヴェルメンティーノ……オーストラリアでは、ひと昔前まではほとんど見かけなかったイタリア系の品...
今月のテーマ:カベルネ・ソーヴィニョン
シドニーでも、そろそろ秋の気配が感じられるようになってきて、じっくりとおいしい赤ワインを飲みたい時期がやってきました。今回は、カベルネ・ソーヴィニョンをご紹介します。
舌を噛みそうに長い名前のカベルネ・ソーヴィニョンは、フランスのボルドー地方を原産とする品種で、他にもオーストラリア、カリフォルニア、チリ、イタリアのトスカーナなど、世界中で最高品質のワインを...
今月のテーマ:デザート・ワイン
2月の一大イベントといえば、やはりバレンタイン・デー。オーストラリアでは、主に男性から女性に赤いバラの花やジュエリーを贈るのが主流ですが、私たち日本人にとっては、やっぱりバレンタインといえば、甘い魅惑のチョコレート。
今回は、チョコレートのように甘い、魅惑のデザート・ワインをいくつかご紹介します。
遅摘み
Late Harvestと表記のあるワイン造りでは、原...
今月のテーマ:スパークリング・ワイン
日豪プレス読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。今年もたくさんの美味しいオーストラリア・ワインをご紹介させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
オーストラリアの“シャンパン”??
さて、パーティー続きのこの時期。お酒の席で「シャンパンはいかが?」と勧められたワインが、実は「シャンパン」ではない、ということがよくあります。...
今月のワイン:スパークリング・レッド
ワインと温度
夏本番!暑い日が続くようになってきましたので、今月はワインと温度のお話をしたいと思います。初めに覚えておきたいのは、ワインを保管する温度と、そのワインを美味しく飲む時の温度は、必ずしも同じとは限らないということです。
保管中の温度
目にも鮮やか、真っ赤なスパークリング・ワイン
ワインの最適な保管温度は、その種類に関わらず13〜15度くらいと...
今月の品種:シャルドネ
オーストラリアで最も生産量の多い白ワイン
早くもクリスマス・カラーが街を彩る時期がやってきましたね。暑くなってきたので、そろそろ爽やかな白ワインをご紹介させていただきます。
今月の品種は、オーストラリアで最も生産されている白ワインの品種「シャルドネ(Chardonnay)」です。シャルドネは、オーストラリアだけでなく世界中のさまざまな地域で生産されている品種です。ほか...
今月のワイン:ロゼ
春の到来!
南半球のシドニーにも春が来て、ぐっと過ごしやすくなりました。1日の仕事を終えてオフィスの外へ一歩出るとまだまだ陽が高く真っ青な空が広がり、気持ちも自然と高揚してきます。シドニーの美しさが最も映えるこの季節、屋外でのランチやBBQ、仕事帰りのワインもますます楽しみになってきました。
さて、春といえば、日本人としてはやっぱり桃や桜の花のような、きれいなピンク色を思い浮...