オーストラリアで子育てをする上で、日本語教育に頭を悩まされた人もいるだろう。本特集では、ブリスベンやゴールドコーストなどの日系コミュニティーで行われている日本語教育について解説。日本語教育とひと口に言っても、そのアプローチ法や方向性のバリエーションは多岐に富んでいるようだ。取材・文:植松久隆
ブリスベンやゴールドコーストを主としたクイーンズランド(QLD)州南東部地域の「日本語教育」を語る時...
現在オーストラリアで子育てをしている人なら、学校などの教育制度が日本と大きく違うことに戸惑う人もいるだろう。本特集では同国の教育システムを詳しく解説。しっかりと理解して、子どもの将来に備えてベストな環境を整えよう。取材・文:内藤タカヒコ、取材協力:斎木航(写真/ゴールドコースト留学.com)
教育制度の概要
連邦国家であるオーストラリアでは、教育制度は州ごとに異なっている。QLD州の大学入...
PR 子どもたちに英語を教えよう!
キャリア・アップの
J-SHINE認定小学校英語指導者コース、児童英語教師コース
オーストラリアならではの経験を積みながら、日本での小学校英語指導者資格が取れるブリスベンのカレッジ「キャリア・アップ」。せっかく勉強するのなら、楽しみながら役立つ資格を手に入れよう。 ( 文=ランス陽子)
講師と受講生たち。同じ目標を持つ仲間と共に、和気あいあいと楽しく勉強で...
Sydney Japanese International School
PR シドニー日本人学校の魅力に迫る
日本人学級と国際学級を併設し、確かな学力と豊かな人間性を養う
日本の学習指導要領に沿った教育を行う「日本人学級」と、オーストラリアNSW州のカリキュラムに沿った教育を行う「国際学級」との2つを併せ持ち、日本人からもローカルからも高い評価を得ているシドニー日本人学校(S...
「学校選び」はこちら ▶▶▶
(取材・協力:ブレット・カミング、さくら学園運営委員会)
悩ましい日本語教育の問題
オーストラリアで子育てをするということは、子どもは日本語と英語のバイリンガルになるということだが、実はバイリンガルは研究者によってさまざまな定義がされており、現在でも研究途上の分野だ。
●バイリンガルについて
2カ国語を使える人をバイリンガルと呼ぶが、両方を母国語として同じ能力の場...
「日本語教育」はこちら ▶▶▶
子どもがいる家庭なら、子育てについていつも考え、悩むはず。まして日本とは言葉や文化、習慣などが大きく異なるとなれば、なおさら大きな問題だ。そこでオーストラリアの学校事情や、バイリンガル教育など、子育てで必ず直面する問題を取り上げ、対応策を解説していく。(取材・協力:ブレット・カミング、さくら学園運営委員会)
学校選びをどうしよう?
QLDではその年の6月30日まで...
シドニーでの子育て体験談
慣れない海外での子育てに際し、実際にオーストラリアで子育てをしている家庭の体験談は参考情報として心強いもの。そこで、シドニーで3歳~ハイスクールまでの子どもを持つ4組の家庭にアンケートを実施し、その実態を伺った。
Mさんファミリーの場合
家族構成:妻(日本人/回答者)、夫(イギリス人)、娘(3歳)
♦ロング・デイ・ケア
3歳の娘をロング・デイ・ケアに通わせています。...
オーストラリアで習い事、塾に通う
●人気の習い事
オーストラリアで人気の習い事は、水泳、サッカー、ダンス、ラグビー、武道、野球、公文、バレエ、絵画、カンフー、オーストラリアン・フットボール、ギター、バイオリン、体操(ジムナスティック)など。日本語で学ぶか英語で学ぶかという選択肢もあり、学校の科目に無いものを習得したり、校外での交友関係を広げるためにも有効だ。
学校への通学と同様、習い事にも親...
子どもたちと交流するジョーディー教頭
「日本人学級」「国際学級」と2つの異なるクラスを併設し、日本語や日本文化にしっかりと触れながら真の国際人を目指せる学校として知られるシドニー日本人学校。世界に数ある日本人学校の中でも高い評価を得ているというがその魅力はどこにあるのだろうか。1月に就任を果たしたジョーディー・ホーニグ新教頭に話を聞いた。(インタビュー・写真=馬場一哉)
─ジョーディー教頭はこ...
Q & A もっと知りたい「HSC」
日豪プレスでコラム「AUS 教育システムのしくみ」を隔月連載中の内野尚子先生に、HSC(Higher School Certificate)についての質問に回答を頂いた。子どもが小さいうちから気になる大学進学の準備や日本語教育の参考にしてみよう。
●HSCとは?
ハイ・スクール卒業後に行われるNSW州の大学入学統一試験です。あえて言うなら日本のセ...