IMFが今後2年間の状況を予測
世界通貨基金(IMF)は、今後2年間の予測として、オーストラリアの失業率はフィリピンに次いでアジア太平洋地域で第2位の高さになるだろうと発表した。
IMFは、オーストラリアの失業率を、2014年には6.2%、2015年には6.1%になると予測している。最悪のフィリピンはそれぞれ6.9%、6.8%となっている。また、オーストラリアの労働力人口はこの何か月か非常に流...
マレーシア野党党首が豪政府を批判
10月4日、マレーシア議会のアンワル・イブラヒム野党党首が、「オーストラリアはアジア太平洋地域で起きている自由や権利に対する脅威を無視している」と批判したことが報じられている。
アンワル氏は、マハチル・モハマド政権期に同性愛容疑で起訴されて有罪判決を受け、一旦は政治的に失脚したが支持は根強く、政界に復帰したが、国民に対して政府と戦うよう呼びかけたことを政府転覆...
イラク政府認可、豪政府閣議待ち
10月3日、トニー・アボット連邦首相は、間もなくイラク国内のイスラム国武装組織に対して米・仏などの空からの合同攻撃に参加すると発表した。
F/A-18スーパー・ホーネット・ジェット戦闘機6機は2週間前に中東に配置を終えており、イラク政府の要請とオーストラリア政府閣議での了承を待って米主導軍に参加するため、訓練を続けていた。3日、内閣国家安全保障委員会が会合を開き...
給油機、哨戒機が対イスラム国活動
10月1日、トニー・アボット連邦首相は、「今日から、イスラム国武装勢力と戦う国際同盟軍を支援するため、豪軍の給油機、哨戒機がイラク上空を飛び始めた」と発表した。
ただし、いつから豪軍の戦闘航空機が地上のイスラム国武装勢力と戦うことになるかはまだ決定していないとしている。
アボット首相が議会で発表したもので、「我が軍は支援活動を行っており、攻撃には参加していな...
中国大使館は脅迫の事実に微妙
9月30日、ABC放送が中国西部のウイグル自治区のウイグル少数民族政策を取材、間もなく放送する予定になっており、これに対して中国政府が遠回しな威嚇を行っているとの報道が流れている。
ABC放送は時事番組「Foreign Correstpondent」で、しばしばウイグル少数民族独立派運動封じ込め政策を放送することになっている。中国大使館は、中国政府が遠回しな威嚇を...
女性・子供に対する性的虐待の訴え
連邦政府は、「難民船渡来は止まった」と発表しているが、同時にすでに何隻も来ており、すべて豪領海外に押し戻されていることも発表している。また、内外の批判を押し切って難民認定者をカンボジアに定住させる協定をカンボジア政府と結び巨額の援助金をカンボジア政府に提供することになった。しかし、カンボジアは東南アジア最貧国の一つであり、政権ももっとも腐敗している政権の一つと見...
オーストラリア国籍を理由にタリバンに
アフガニスタン系オーストラリア国民がアフガニスタンの親戚を訪ねている間にタリバンに襲われ、オーストラリア国籍であることを理由に拷問の上殺害されたことが報道されている。
殺害されたのはサイド・ハビブ・ムサウィ氏(56)で、アフガニスタン南部のヘルマンド州で育ったが2000年に難民船でオーストラリアに渡ってきた。オーストラリア国籍を取得、2005年に家族をオ...
「豪は戦闘しない」から徐々に変化
9月26日、保守連合政権のトニー・アボット連邦首相は、「イラクでのイスラム国に対する軍事行動許可は数日中に閣議で決める」と発表した。
シリア北方からイラク北方にまたがる過激派グループ、イスラム国に対する軍事行動については、当初アボット首相は、「オーストラリアは軍事行動には参加しない」としていた。その後、「国防軍将兵600人を軍事顧問団などの目的で派遣する」と変...
「難民認定者の自由選択に任せる」
9月26日、スコット・モリソン移民相がカンボジアのプノンペンを訪問した。この訪問は、オーストラリア領内領外の難民収容所に収容され、難民認定を受けた人々をオーストラリアに受け入れないという保守連合政権の政策の一環とするものだが、カンボジアは東南アジアでも最貧国の一つであり、かつてのポルポト政権の大量殺害やその後の政権の非民主的政治など難民受け入れの体制ではないと...
2009年の11位から23位に
ひと頃、ロンドン、ニューヨークに対して、「東洋と西洋を結ぶ架け橋」として、シドニーが世界経済・金融の中心地になるという願望が唱えられていた。もしなるとしてもまだ先の話で、2009年からむしろ願望が遠ざかっているのかも知れない。
Z/Yen Groupの発表したGlobal Financial Centres Indexによると、「望ましい世界の金融中心地」として...