生体牛100万頭輸出で畜産振興期待
11月7日、ABC放送は、オーストラリアと中国との年間10億ドルの生体牛貿易協定が間もなく締結されると報道している。
協定そのものはまだ締結に至っていないが、タムワースを訪れていたバーナビー・ジョイス農業相は、牛の価格が上昇する可能性もあり、国内農家にとってはまたとない支援になる、「中国への生体牛輸出を実現するため、政府は時間をかけて中国政府と協議を続けてき...
エボラ対策に不熱心なアボット政権
トニー・アボット連邦政府がようやく重い腰を上げて、ボランティアの医療専門家を西アフリカのエボラ出血熱に派遣することを認めたが、なぜかボランティア派遣管理を、国内医師団体であるオーストラリア医師会(AMA)に一任せず、民間企業のアスペン・メディカルに任せた。しかし、このアスペンが、「オーストラリアは一度に50人以上のボランティアをシェラレオネに派遣しない」と発表し...
モリソン移民相は取引疑惑を否定
著名な人権弁護士、ジュリアン・バーンサイド弁護士が、「パプアニューギニアのマヌス島難民収容センターで起きた暴動事件で、難民希望者のイラン人青年レザ・バラティさんが、地元警察官、市民、収容センター警備員らの暴徒に暴力を受け、石で頭を叩かれて殺害された事件で、暴徒に不利な証言をしていた難民希望者に対して、証言を取り下げればオーストラリア入国ビザをやると持ちかけた」と主...
医療専門家、野党は政府を批判
西アフリカ3国で蔓延しているエボラ出血熱に対してオーストラリア連邦政府は、「医療従事者が感染した場合の体制ができるまで医療専門家を派遣できない」と決定しており、医療専門家の批判を浴びている。また、世論調査でも回答者の70%が「西アへの医療専門家派遣」を支持している。トニー・アボット保守連合政権は医療専門家や国民の圧倒的な声を無視して医療専門家派遣を拒んでいる。さらに...
昨年、アフガニスタンで不祥事の疑惑
2014年10月になって突然、2013年12月にアフガニスタンで豪軍の男性特殊部隊員(SAS)が、豪政府の海外専門諜報機関ASISの女性エージェントを拳銃で脅すという不祥事が起きていたことが報道された。この不祥事は現在政府が2つの調査を並行して進めている。
事件は、Inspector-General of Intelligence and Security ...
米ニューメキシコ州の動物園で凶漢に
10月20日付報道によれば、米国ニューメキシコ州アルバカーキの動物園で何者かがタスマニアン・デビルの檻に忍び込み、アスファルトの破片で4歳のオスの頭を殴り、殺すという事件が起きた。
デビルのジャスパーは、昨年12月にVIC州のヒールズビル・サンクチュアリーからアルバカーキ・バイオパーク動物園に送られた個体で、アルバカーキの同動物園では4匹のデビルが飼育されて...
「一国で決める権限はない」と首相談話
マレーシア航空MH17便のウクライナ上空での撃墜事件反キエフ親ロシア派武装勢力の犯行とされており、また武装勢力地区の住民投票でウクライナからの独立を可決すると、直ちにロシア議会が同地区の併合を可決し、またロシアが武装勢力への武器供給を行っていると指摘されてきた。ロシア政府はいずれも否定しているが、ロシア政府の行動はチェチェン共和国の独立運動には同共和国の都市...
インドで双生児の一人を置き去り
オーストラリア国内ではいくつかの州で金銭のやりとりを伴う商業的な代理母を禁止している。一方、法制が整わず、代理母契約代価の低い海外に出かけるオーストラリア人カップルも多く、最近ではタイで代理母契約したWA州の夫婦が、生まれた双生児の女児だけ引き取り、ダウン症候群の男児を代理母の許に置き去りにしたという事件が報道された。その事件では双方に加えて代理母斡旋業者の証言も...
OECDの調査結果発表
経済協力開発機構(OECD)が34か国を9つの国民福利項目で判定してランク付けした報告が発表された。
この報告は、世界主要国を国別ではなく、各国内地域、地区別に評価しようとする試みと説明されている。大型のオンライン福利マッチング・マシンを利用すれば、34か国の362地域の生活水準などを比較することができる。
各地域を所得、雇用、医療、公共サービス、環境、教育、安全、社...
IMFが今後2年間の状況を予測
世界通貨基金(IMF)は、今後2年間の予測として、オーストラリアの失業率はフィリピンに次いでアジア太平洋地域で第2位の高さになるだろうと発表した。
IMFは、オーストラリアの失業率を、2014年には6.2%、2015年には6.1%になると予測している。最悪のフィリピンはそれぞれ6.9%、6.8%となっている。また、オーストラリアの労働力人口はこの何か月か非常に流...