同僚2人は依然エジプト刑務所に
2月2日、エジプトの刑務所に収監されていたアラブ系メディア、アル・ジャジーラのジャーナリスト、ピーター・グレステ氏が釈放、オーストラリアに強制送還され、家族と再会を喜び合った。ただし、グレステ氏は、一緒に逮捕、起訴、有罪判決を受け、今も刑務所にいる2人の釈放を勝ち取るまで戦いをやめないと宣言している。
グレステ氏は、外国人囚人を強制送還できる新法に基づき、アブデ...
マヌス島難民処理センターで拒否される
1月30日付でABC放送が報道したところによると、被収容者向けに届いた3万ドル分の「フリーダム」ブランドのミューズリー・バーを、処理センターを管理している警備会社が、「センターに拘置されている被収容者には問題のある名称」として、受け取りを拒否していたことが明らかになった。
ABCの報道によると、請負業者が特に同ブランドを指定されて受注し、2週間前に納入した...
斧様の凶器で殴打か、2人が負傷
1月29日、2014年にWA州から南アに移住した家族の3人が斧様の凶器で惨殺され、死体で発見され、2人が重傷を受けて発見された。
現場はケープ・タウンに近いステレンボシュのゲート・コミュニティで、マーチン・バン・ブレダさん、妻のテレサさん、長男のルディさんが殺害されていた。ゲート・コミュニティは住民と住民が許可した者でなければ入れない。16歳の娘、マーリさんが頭...
閣僚から「王配にナイト?」の疑問噴出
この記事の内容は国内報道の要約であり、日豪プレスの方針、意見と解釈されるものではない。
1月26日、トニー・アボット連邦首相がアンガス・ヒューストン前国防軍最高司令官とエリザベス豪女王のフィリップ王配にナイトの称号を贈ることを発表した。イギリス貴族制度に基づくナイトとデイムの称号は一時廃止されていたが、2014年3月にアボット首相が突然発表し、制度の条項に...
南部の軍艦メルボルン寄港150年祭
日本で言えば幕末の動乱期にあたる1861年から1865年までの間、アメリカ合衆国では主に奴隷制度と経済金融問題をめぐって国を二分する内戦が起きていた。オーストラリアでは鉱業ライセンス料値上げを不満としたビクトリア植民地バララットの砂金鉱夫らがメルボルンから派遣された政府軍と戦闘を繰り広げるユーリカ砦事件が起きて10年ほどの頃だった。
米南北戦争終結間際の18...
「裁判手続き審理が最後の望み」
2005年、インドネシアのバリ島から合計8kgのヘロインをオーストラリアに密輸しようとして空港とホテルで逮捕されたオーストラリア人の若者9人、いわゆるバリ・ナインは当初6人が懲役刑、3人が死刑を宣告された。その後、1人が懲役刑に減刑された。死刑囚ミュラン・スクマランとアンドリュー・チャンは死刑を懲役刑に減刑されるため、法的に可能なあらゆる手続きを取ってきたが20...
危険運転で市民がキー取り上げる
1月18日日曜日、ニュージーランド南島をレンタカーで旅行中のオーストラリア人家族が他の車のドライバーに、「無理な追い越しで危うく事故を起こすところだった」と咎められた上に車のキーを奪われるという事件が起きた。
現場はカンタベリー地方とオタゴ地方を隔てるリンディス峠に通じる盆地の道で、周囲を草地の山に囲まれ、携帯電話の電波も通わず、幹線道路ながら日曜日の夜ともなれ...
ジュネーブの国際移住機関が関与同意
トニー・アボット保守連合連邦政権は、ナウル、パプア・ニューギニアの難民処理センター収容者の難民認定に伴う再定着政策として、カンボジア政府との受け入れ協定を締結していたが、1月20日にはジュネーブに本拠を置く国際移住機関(IOM)が、難民認定者のカンボジア移住事業に協力する意思を明らかにした。これまで、保守連合政権の難民政策には関係国連機関などからも批判があり、...
シリアでイスラム過激派に合流の疑い
1月16日付のABC放送の報道によると、メルボルン出身で現在はシリアでイスラム教過激派に合流したと見られるテロリスト容疑者が、ルパート・マードック系のメディア、ニューズ・コープに「流血」の脅迫をしていた。
警察では脅迫の内容を調べているが、この脅迫犯はスーハン・ラーマン(23)で、すでにシリアに5か月滞在しているとされている。報道によれば、ラーマンはイスラム...
残る1人の死刑囚の恩赦請求未定
2005年、インドネシアのバリで違法薬物を大量に体に巻き付けてオーストラリアに帰ろうとした9人グループは豪連邦警察(AFP)の通報で監視していたインドネシア警察に逮捕され、3人が死刑判決を受けた。そのうち1人は後に主犯ではなかったことから終身刑に減刑されている。また、ミュラン・スクマラン死刑囚が大統領恩赦を申請していたが、「違法薬物犯に厳罰」を公約していた大統領に...