国際司法裁判所判決適用外で
12月1日付ABC放送(電子版)は、日本が国際司法裁判所の判決適用を逃れる体制で捕鯨を再開したと伝えている。「捕鯨」に「科学調査」の文字を冠していない。
ABC放送の発表は次の通り。
本日、日本は、国際法に抵抗し、南氷洋で何百頭かのミンククジラ捕殺を行うため、捕鯨船団を派遣する予定。日本のこの行動はオーストラリアとニュージーランドで激しい非難を受けている。
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オーストラリアでも各地でデモ集会
11月29日、パリで開かれる国連の気候変動問題会議を控えて、世界120か国を超える国の600ほどの市町でより強力な気候変動対策を要求する団体や市民が参加して集会とデモが開催された。オーストラリアでも各州都や農村部の町で何千人もの人々が参加して集会やデモ行進が開催された。
シドニーでは、ドメインで集会が開かれ、その後オペラハウスに向かった。この行動には医師や消防...
焼けたバンと2遺体発見の報道
11月29日付で、オーストラリア人男性サーファー2人がメキシコで消息を絶っており、また、2人の物と類似するバンが全焼して見つかった。また、車上には2体の遺体も見つかっている。この報に2人の家族友人の不安も高まっている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。
2人はWA州パースの南、ゴールデン・ベイ出身のディーン・ルーカスさんとアダム・コールマンさ...
NT政府の決定で米大使も物議に
北部準州(NT)自治政府がダーウィン商業港を中国解放軍と関係の強い中国企業に99年のリースを認めていたとするニュースがABC放送で流された。このニュースを受けて、オーストラリア国内では物議が広がっており、米大使までが発言する状況になっている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
ジョン・ベリー大使は、「今後、発言することがあるだろうが、これまでに豪国防省と緊密な話...
南シナ海での中国の現状変更に「強く反対」
日本の岸田文雄外相と中谷元防衛相、オーストラリアのジュリー・ビショップ外相、マリース・ペイン国防相の4閣僚は22日、シドニーで第6回日豪外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を行った。パリでの同時多発テロを非難するとともに、南シナ海問題をめぐっては現状変更への強い反対を共有した。
会合後に公表された共同コミュニケによると、日豪は基本的価値と戦略的利益を共...
会談途中で突然小声でささやく
フィリピンで開かれているAPECサミットの場でオバマ米大統領がマルコム・タンブル豪首相と会談中に突然小声で、「ワシントンに招きたい」と発言、タンブル首相が、「もちろん受け入れたい」と答える場面が報道された。
ABC放送(電子版)が伝えた。
2人はAPECサミットの日程に合わせて両首脳会談を開いており、会談後の記者会見のために、報道陣が揃うのを待っている間、まるで...
バタクラン劇場のコンサートに行き
フランスのパリで起きた同時多発爆発・乱射事件では120人を超える死者が出ており、先進国内で起きたテロ事件としては、ニューヨークの同時多発航空機突入事件に次ぐ規模になると見られている。フランスには2,500人程度のオーストラリア人が在住登録しており、オーストラリア国内ではフランスにいる家族や友人の安否を気遣う人も多く、外務貿易省では情報電話番号を発表するなどして対...
海外のリーダー20人と会談の予定
マルコム・タンブル連邦首相は多忙な外遊スケジュールに沿って11月12日からインドネシアのジャカルタに飛んだ。今後、13日にはドイツのベルリン、15-16日にはトルコのアンタルヤ、18-19日はフィリピンのマニラ、21-22日はマレーシアのクアラ・ルンプールと東西を飛び回る予定。
ABC放送(電子版)が伝えた。
この5か国外遊で少なくとも各国各界のリーダー20...
バロッサ・バレー・ワイナリーを訪問
11月10日、チャールズ英皇太子とカミラ・コーンウォール公爵夫人がニュージーランドからオーストラリアに到着、バロッサ・バレーを訪れ、地元民の歓迎を受けた。
ABC放送(電子版)が伝えた。
2012年以来初めてオーストラリアを訪れる二人は同日午後1時、アデレード北方のエディンバラRAAF(空軍)基地に降り立ち、アデレード北東のタヌンダに向かった。ここでは、大...
洪水が下流の町襲い、17人死亡
ブラジルで、豪系鉱山企業、BHPビリトン社が一部を所有する鉄鉱山の沈殿池ダムが決壊、有害金属化合物を含んだ泥土混じりの洪水が下流の町を襲い、少なくとも住民17人が死亡した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
事故はミナス・ジェライス州のマリアナ市近くの鉱山で起きており、市の消防署長は、「50人以上が負傷している。行方不明は40人を超えており、今後死者がさらに増え...