豪母親、子供の養育権放棄条件に
養育権をめぐってオーストラリア女性のサリー・フォークナーさんと9チャンネルの「60 Minutes」取材陣、「連れ戻し屋」が、フォークナーさんとレバノン男性、アリ・エルアミエンさんとの間に生まれた子供2人を拉致しようとして失敗、逮捕、起訴された事件は、フォークナーさんが養育権を放棄し、離婚に応じるという条件で、フォークナーさんと取材陣が釈放された。ただし、男性は、...
デップの妻に善行保証預託金判決
2015年4月、アメリカの俳優、ジョニー・デップさんの妻アンバー・ハードさん(29)が、飼い犬のヨークシャー・テリア種、ピストルとブーを連れて自家用機でゴールド・コースト空港に着陸、2匹の飼い犬を検疫を通さずにオーストラリア国内に入れた容疑で今年4月にアンバー・ハードさんの公判が開かれた。
4月18日、ハードさんは罪状認否で「有罪」を認め、善行保証預託金の判決を...
ナウル、IMF、世界銀行参加果たしたが
4月14日付ABC放送(電子版)ニュースは、ウエストパック銀行がナウルでの業務を4月30日付で停止することをナウル政府に通告したと伝えている。
また、ナウル支店に口座を持っている顧客にも同日までに口座を閉じるよう通知した他、オーストラリア国内の顧客で同銀行を通じてナウル政府と取引している顧客にも同様に通知した。ナウルは、国際通貨基金(IMF)、世界銀行へ...
レバノンの60 Minutes取材班逮捕で
親権者による子供の国外拉致問題に関しては、ハーグ条約が、片親が相手の了承を得ずに双方の間の子供を国外に連れ出すことを禁じている。別れた夫が2人の子供をレバノンに連れて帰ったため、オーストラリア人の母親がレバノンに渡って、2人を連れ戻す話を取材していた時事番組「60 Minutes」の取材班が、連れ戻しに失敗し、当局に逮捕された。予審が始まったが、母親に...
南シナ海問題でコミュニティ・リーダーら
南シナ海の小環礁群をめぐって、周辺数か国が領土権争いをしており、これまでにもベトナムなどが仮施設を造るなどしたことがあるが、中国が大々的に軍事施設建設を進めていることから中国と他の国との緊張が高まっている。また、その海域の自由通航権を確保するためとするアメリカやオーストラリアの航空機、艦船の通航に問題の軍事施設からの警告が発せられるなど、問題は周辺国の領土...
レバノンで親権者誘拐事件取材中
4月7日、レバノンのベイルートで、親権者による誘拐をオーストラリアのテレビ局の時事番組取材班が取材中に当局に検束された。
ABC放送(電子版)が伝えた。
検束されたのは、チャネル9の「60 Minutes」取材スタッフで、レポーターのタラ・ブラウン、プロデューサのスティーブン・ライス、カメラ・オペレータ2人と伝えられており、同TV局は関係当局に働きかけ、4人の...
ATOも文書記載の800人の調査開始
先日、フェアファクス・メディアがウナオイル社の国際的石油腐敗汚職を暴露したばかりだが、今度は世界各国の富豪や権力者、有名人が脱税のためにパナマにペーパー・カンパニーを設立し、資産隠しに利用していた仲介企業の1100万通を超える文書が国際的なインベスティゲーティブ・ジャーナリスト・グループに漏洩され、オーストラリア国内でもメディアが大々的に報道している。オース...
豪砕氷船救助の英雄的歓迎
3月25日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)は日本の南極観測船「しらせ」のシドニー寄港を約100年前の白瀬南極探検隊のシドニー寄港の際のできごとと合わせて報じている。
1911年5月、白瀬中尉の南極探検隊は、夏を過ぎた南極の探検を断念し、シドニー湾に入ったが、探検隊員がボークルーズのパースリー・ベイに停泊、半年にわたって野宿したため、一時はスパイ容疑もかけら...
ベルギー大使、タンブル首相発言批判
ベルギー大使が、「ヨーロッパの難民危機をブリュッセルの爆弾テロと直結するマルコム・タンブル首相の発言は危険」と発言している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
タンブル首相は、駐豪ベルギー大使出席の場で、ベルギーへの同情の意を公式表明した際に、オーストラリアの難民船追い返し政策を誇り、ヨーロッパ批判とも受け取れる発言をしており、さらに、23日夜のロウイー・イ...
ウエブサイトの掲載に「治安妨害罪」
3月23日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版、SMH)は、シンガポールの法廷が、ウエブサイトへの掲載内容を「治安妨害」として、妊娠8週間の日系オーストラリア女性に禁固10か月という厳しい判決を下したことを伝えている。
判決を受けたのはブリスベン在住のアイ・タカギさん(23)で、人気の高い自分のウエブサイト「The Real Singapore」に掲載...