被害者救助に走り、テロ実行犯に刺殺される
2017年6月3日、ロンドン都心部ロンドン橋で3人組のテロリスト・グループがバンを歩道に乗り上げて突っ走り、大勢の通行人をなぎ倒した後、刃物を持ってさらに通行人を襲い、8人を殺害、48人を負傷させたが、自分達も警察官に射殺された事件でたまたま付近を歩いていたSA州出身のカースティ・ボーデンさん(28)は、被害者の救助に走ったが、テロ犯にナイフで刺殺された...
ウォン連邦労働党影の外相が講演で発言
シドニーで講演した連邦労働党のペニー・ウォン上院議員は、太平洋島嶼国のインフラストラクチャ不足は緊急の事態であり、オーストラリアは、援助のための投資資金を設立することを検討すべきだ、と語った。
ABC放送(電子版)が伝えた。
US研究センターでの講演で、ウォン上院議員は、アメリカやニュージーランドが地域インフラストラクチャ機関を設立している例にならうよう...
ウクライナ東部MH17撃墜で子供3人を失った父親
WA州パースに住むアンソニー・マスリンさんは、マレーシア航空のMH17便がウクライナ東部の親露派戦闘集団が支配する地域の上空でミサイルによって撃墜された事件で3人の子供を失った。
国際調査団の撃墜事件調査でミサイルはロシア領から親露派支配地域に持ち込まれ、事件後再びロシア領内に持ち出されたものとされたが、説明責任はロシア政府に向けられたままにな...
タイの少年チーム救出作戦失敗の場合の責任免除
タイ北部の鍾乳洞に閉じ込められていたフットボール・チームの少年12人とコーチ1人の救出作戦は元タイ海軍SEALs(特殊部隊員)1人が作業中に酸欠で死亡するという悲劇を伴ったが、13人は無事に救出された。その陰に様々なドラマが少しずつ伝えられてきている。
救出にはオーストラリア、イギリス、アメリカ、SEALsのダイバーがそれぞれの特技を活かした連係プ...
フットボール少年グループ救出最後の日に
タイ北部チェン・ライ県の鍾乳洞に12人のフットボール少年チームとコーチ1人が閉じ込められていた事故は7月10日夜に全員が救助され、救助隊の1人が作業中に酸欠で死亡する悲劇を伴って完了したが、洞穴入り口から4kmほどの地点で最初に少年達を発見したグループにいて、13人全ての救出が終わるまで少年達に付き添っていたダイバー医師の父親が救出最後の日にSA州で亡くな...
バスケットボール世界杯予選での乱闘の原因説
バスケットボール・オーストラリア(BA)オフィシャルは、7月2日にフィリピンでのバスケットボール世界杯予選でのオーストラリアン・ブーマーズ選手とフィリピン選手の間で起きた乱闘に関してFIBAに報告書を提出することになっているが、ABC放送(電子版)は、中止になった試合中にオーストラリア選手がフィリピン選手に対して「モンキー」という人種差別の罵声を浴びせ...
アボット前連邦首相がまた自分の政府に異を唱える
トニー・アボット前連邦首相は、首相現役時代の2015年に支持し、署名したパリ気候変動協定から離脱するべきだと語った。
ABC放送(電子版)が伝えた。
現在与党保守連合のバックベンチ議員を務めるアボット氏は気候変動問題でしばしば意見が変わることで知られているが、地球温暖化肯定派のマルコム・タンブル氏に首相の座を追われて以来、地球温暖化懐疑傾向と新...
バスケット・ボール、フィリピンで乱闘のブーマーズ帰国
7月2日夜、フィリピンで行われていたバスケット・ボール・ワールド・カップ予選の対フィリピン戦でサード・クォーターで乱闘になり、大多数のフィリピン選手を含む13人が退場を命じられた。現在、FIBAが処分を検討している。
7月4日、オーストラリア・チームのブーマーズが帰国。選手一人が、「フィリピン・チームはコーチが選手を焚きつけていた」と語って...
2009年に上海で収賄・企業スパイ容疑で有罪
2009年、中国系オーストラリア国民でリオ・ティント社の役員を務めていたスターン・フー氏ら、上海駐在の同社中国系社員、中国人社員ら4人が逮捕され、翌年、収賄および企業秘密を盗んだ容疑で有罪判決を受け、刑務所に収監された。
2018年7月4日付ABC放送(電子版)はフー氏の釈放を報じている。
4人は主要鉱山企業と中国の鉄鋼産業との鉄鉱石供給契約の話...
最も険しい斜面で突然倒れ、意識不明のまま
2019年10月26日、ウルル(旧称エアーズ・ロック)の土地の地元先住民族への返還34周年記念日をもってウルル登山は停止され、登山口は閉鎖、鎖などの登山補助具はすべて撤去される。
7月3日、日本人男性(76)がウルル登山中に突然倒れて意識を失い、病院に運ばれたがすでに死亡していた。登山者の記録が始まって以来37人目の死者。
ABC放送(電子版)が伝え...