真っ向からスコット・モリソン現首相に反論
マルコム・タンブル前首相を更迭した保守連合政権は、補欠選挙期間中にモリソン首相が外務省高官に諮ることなく、「駐イスラエル豪大使館をテル・アビブからエルサレムに移転することも検討する」と発言し、国民を驚かせた。
選挙期間中ニューヨークに滞在していたタンブル夫妻が帰国すると、モリソン首相はタンブル氏をインドネシアのバリ島で開かれた海洋保全の国際会議に派遣し...
ジョージ・ブランディス元法務長官が明らかに
ナウルとパプア・ニューギニアの豪領外難民収容所は、保守連合政権が国民に知らせない政策を取っているため、ごく少数のメディアや医療関係者、収容者からの情報でうかがい知るしかなかったが、自殺未遂や死者が出た上に、収容者と地元社会との間の緊張関係が地元民や警察官の暴力事件になるなどしており、国連特別報告者がオーストラリア政府に対して厳しい判断を発表するなど円滑...
メルボルン強姦殺人被害者の夫がビザ交付に反対
アメリカの映画俳優、チャーリー・シーン氏はDVの前歴でアンガー・マネージメント・コースを命じられたことがある。そのシーンがオーストラリアをツアーするというので、メルボルンの行きずり強姦殺人事件の被害者ジル・マーさんの夫がシーンビザ交付反対キャンペーンに参加している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
オーストラリアではDVによる女性や子供の殺害が頻...
駐イスラエル豪大使館移転案、省官僚に相談せず
10月15日、豪外務省のフランセス・アダムソン事務次官がマリス・ペイン外相執務室から電話を受け、駐イスラエル豪大使館をテル・アビブからエルサレムに移転するというスコット・モリソン政権の案を知らされた。通常、このような重大な決定は閣僚が管掌省庁と相談するものだが、事務次官も知らされていなかった。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えている...
「ナウルの医療はオーストラリアの町のそれよりいい」
ナウルの豪領外難民収容所の被収容者児童の間深刻な心身の障害が起きており、国連の特別報告者も児童を速やかにオーストラリアに移送すべきだと報告しているが、トニー・アボット前首相は、「ナウルは非常に快適な土地だ」と語った。
ABC放送(電子版)が伝えた。
また、「ナウルの医療施設はオーストラリア国内の一部の町の医療施設よりいい」と語っている。
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州の貿易と雇用拡大を狙って一帯一路参加に
VIC州のダニエル・アンドリューズ州首相は成競業駐豪中国大使と中国の一帯一路政策に覚え書きを交わした。VIC州政府はこの政策参加で州の貿易と雇用拡大を希望している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
中国のこの国際的インフラストラクチャ・ネットワーク・プロジェクトに対しては西側諸国は懐疑的で様々な問題点も指摘されている。
また、オーストラリア国内で習...
「さもなければ高い代償を払うことになる」と主張
労働党政権期に3人の専門家で構成されたパネルの勧告に従ってナウルとパプア・ニューギニアのマヌス島にオーストラリア連邦の予算で領外難民処理センターが設立された。現在、ナウルに残っている難民申請者のほとんどが難民認定を受けながら、保守連合政権のスコット・モリソン首相が「難民をオーストラリアに引き取れば再び難民船が押し寄せてくる」と主張し、アメリカやニュ...
NZ行き難民の永久入国禁止条項に大筋合意へ
10月22日には連邦政府がナウルの難民収容所に収容されている未成年者のうち11人を治療のためにオーストラリアに移送したことが発表された。ナウルにはまだ52人の未成年者が残っている。
一方、ナウルからニュージーランドに引き取られる難民がオーストラリアに入国することを永久に禁じる条項を移民関係法に挿入する連邦政府案に対して労働党、緑の党などが妥協、これを...
トルコのサウジ領事館で殺害遺体解体と推定
10月2日、サウジ・アラビア政府に批判的なサウジ・ジャーナリスト、ジャマル・ハショギ氏がトルコのイスタンブールのサウジ・アラビア領事館に書類申請に入ったまま失踪した事件は、サウジ・アラビア側の証言が二転三転しており、信憑性が疑われるのに反比例してトルコやアメリカが早くから発表していた「領事館に集まった大勢の暗殺グループによって殺害され、死体は解体処分され...
豪の最高医務責任者、ナウル政府が豪に強制送還
ナウルの難民処理センターから移され、ナウル領内で生活している難民認定希望者の心身の衛生問題が悪化していると伝えられており、国連はオーストラリア政府に対して、ナウル、マヌス島の難民希望者を全面的にオーストラリア国内に移送するよう要求しており、与党保守連合議員からも、「収容所の児童をオーストラリアに移送」するよう求める発言が出ている。一方、ナウル領内の難...