連邦裁、ホーク大臣の「ビザ取消」理由を認める
1月16日付ABC放送(電子版)は、連邦裁が3人の判事の合議でノバク・ジョコビッチ選手から出されていた「アレックス・ホーク移民相大臣裁量によるビザ取消差し止め請求を却下したことを伝えている。
1月5日、今週から始まる全豪オープン・テニスに出場するためにメルボルン空港に到着したジョコビッチ選手は、テニス・オーストラリアが認めた「医学的理由によるワクチ...
1月15日朝に移民局職員との面接出頭依頼
1月14日午後、アレックス・ホーク移民相がノバク・ジョコビッチ選手のビザを大臣裁量で取り消したことが伝えられている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
2022年全豪オープン・テニス大会出場のためにオーストラリアを訪れていたジョコビッチ選手は、メルボルン空港到着時に国境警備部職員にビザを取り消されたが、ビザ取消差し止め請求裁判で警備部職員の行為が不適切...
豪移民担当相が大臣権限で再び取消の可能性も
1月10日付ABC放送(電子版)は、連邦巡回法廷のアンソニー・ケリー判事が、「豪国境警備部(ABF)による、ノバク・ジョコビッチ選手の移民局ホテル勾留は無効」との判決を下し、直ちに選手を釈放し、パスポートも本人に返却し、同選手の裁判費用を連邦政府が負担するよう命じ、同選手は全豪オープンに出場できる、と語ったと伝えている。
一方、連邦政府を代理する弁護...
不安定化要素の高まるインド太平洋地域に対応
1月6日付ABC放送(電子版)は、日本の岸田文雄首相とスコット・モリソン豪首相がオンラインでバーチャル・サミットを通して両国の安全保障協力に関する「円滑化協定」に署名したと伝えている。
両国は、中国の軍事力、経済力の拡大を背景にインド太平洋地域の国際環境が緊張を高めていることに対応して、数年にわたり、安全保障関係の強化を話し合ってきた。
この協定に...
医学的理由の接種免除認められずビザ取消
2021年、コロナウイルス・ワクチン接種に批判的で、「接種したかしていないか明らかにしない」と宣言していたノバク・ジョコビッチ選手(34)は、2022年1月の全豪オープン・テニス参加が不明とされていたが、1月4日には突然、「医学的理由による接種免除」をテニス・オーストラリア、VIC州政府から取り付けていたことが報道され、翌5日にはメルボルンのタラマリン空港...
監督官庁の承認受けてVIC州の施設で年産1億用量
12月14日付SBS Newsは、オーストラリア政府が、2024年までにVIC州の施設でmRNAワクチンの量産を開始すると発表した。
現在計画されている施設の規模は、監督官庁の承認と認可がおりれば年間1億用量生産能力を持つほどになり、将来のパンデミックに対してもオーストラリア全土を防衛することができるようになる。
12月14日に発表されたmR...
選手参加は認めるが、オフィシャルは一切不参加
12月8日付ABC放送(電子版)は、オーストラリア政府もアメリカ政府にならって中国の北京冬季オリンピックを外交ボイコットし、政治家、省庁官僚を一切派遣しないと発表したことを伝えている。
ジョー・バイデン米大統領は以前から外交ボイコットの考えを明らかにしており、先日、外交ボイコット決定を発表していた。
外交ボイコットの理由は中国政府のウィグル少数民...
米極右陰謀論派オンライン・ショーで発言
12月7日付ABC放送(電子版)は、ジョージ・クリステンセン連邦LNP議員がアメリカの陰謀論派のオンライン・ショーに出演し、オーストラリアのコロナウイルス社会規制を批判し、オーストラリア大使館に抗議デモをかけるべきだと発言したことを伝えている。
クリステンセン議員は以前から極右的な跳ね上がった発言で知られているが、来年の連邦選挙不出馬を発表しており、党の...
モリソン連邦首相がロックダウンに決別宣言
11月30日付ABC放送(電子版)は、スコット・モリソン連邦首相が、「オミクロン株侵入による国境閉鎖緩和延期はあくまでも臨時措置、今後、厳しいパンデミック対応措置や波状ロックダウンを行うことは認めない」と語ったことを伝えている。
さらに、連邦政府のグレッグ・ハント保健相も、「連邦政府は12月15日付をもって国境閉鎖を緩和する考えを変えない」と言明してい...
合計141人が南部アフリカ9か国からの渡航者
11月29日付ABC放送(電子版)は、NSW州保健局の「昨日までに到着した民間航空フライトで南部アフリカ9か国からの渡航者のうちさらに2人がコロナウイルス・オミクロン株陽性と判定された」との発表を伝えた。
また、NSW州政府は、「昨日には南部アフリカ9か国から141人がシドニー空港に到着した」と発表している。
現在、国内のコロナウイルス・オミクロ...