旱魃、火災に続いて疫病で輸出・観光に打撃
2019年9月以来ブッシュファイアが国内各地で発生し、復興に向けて国民経済に莫大な負担になっているが、火災が一段落すると今度は中国で発生した新型コロナウィルス蔓延で中国市場向けの輸出や観光が大打撃を受けている。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
オーストラリア経済はすでに軟調になっており、いつ終わるともしれない旱魃への対策...
中国帰りのNSW大学の学生、全国で5人目
シドニーのNSW大学(UNSW)の学生寮に住んでいる学生がシドニーでは4人目、全国で5人目の新型コロナウイルス感染患者と突き止められた。
ABC放送(電子版)が伝えた。
21歳の女子学生は1月22日に武漢からシドニーに帰ってきており、帰国24時間以内に発症、直ちに救急病棟で診察を受け、現在はウェストミード病院で治療を受けている。
大学側の声明で、「...
恒例の旧正月祝賀がどこも中止騒ぎで需要崩壊
中国武漢の闇市場で発生したと見られる新型コロナウィルスの急激な展開で中国では13都市が封鎖され、1,200人を超える患者が出ている。また、死者はすでに56人に達しており、以前には「心配ない」と言われていたこの新型ウィルスも、習近平主席が、「深刻な脅威」と宣言するに至っている。
そのため、中国国内では旧正月祝賀気分も冷め、その余波でWA州の伊勢エビ水産...
中国10都市を封鎖、死者41人に
1月25日、オーストラリア国内の新型コロナウィルス感染患者はNSW州で3人を確認、VIC州でも1人を確認している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
SARSやMERSに似たこのコロナウィルスの新種は中国湖北省武漢市の市場で売られていた野生獣肉が原因と見られており、当初は動物・ヒト感染のみとされていたがその後、ヒト・ヒト感染もあると訂正されている。ただし、ヒト...
中国10都市を封鎖、死者41人に
1月25日、オーストラリア国内の新型コロナウィルス感染患者はNSW州で3人を確認、VIC州でも1人を確認している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
SARSやMERSに似たこのコロナウィルスの新種は中国湖北省武漢市の市場で売られていた野生獣肉が原因と見られており、当初は動物・ヒト感染のみとされていたがその後、ヒト・ヒト感染もあると訂正されている。ただし、ヒト...
新型コロナウイルス蔓延震源地武漢出入り制限
豪当局は、「やむを得ない旅行か?」として、中国中部の武漢への渡航を計画している国民に計画を変えるよう指示している。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
一方、武漢ではすでに市への出入りを制限する措置を取っており、1月23日にシドニーに到着した航空機の乗客は咳などカゼ様の症状を検査された。この飛行機が当分の間最後の武漢発のフ...
国家安全保障上の懸念ありとの判断
SA州保健省は、中国の大手監視設備企業の製造した監視カメラに国家安全保障上の問題があるとして同省の建物から監視カメラの全面撤去を始めた。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
問題の監視カメラは中国政府が一部を所有している監視技術企業、Hikvision社の製品で、同省の管理する公立病院や高齢者施設からも同社の監視カメラを撤去する予定...
最近武漢から帰国、現在自宅隔離中
最近、中国の武漢から帰国したブリスベンの男性が自宅に隔離され、現在、中国で流行し始めている新種コロナウィルスの検査を受けている。
ABC放送(電子版)が伝えた。
QLD州保健局が男性のウィルス感染の有無の検査を急いでいる。実際にはこの新種コロナウィルスのオーストラリア侵入を防ぐ手立てはなく、また、ウィルスの存在が知られてまだ日が浅く、ワクチンも未だ開発されて...
元妻のハーグ条約違反で拉致された子供を捜し
2015年以来日本に住んでいるジャーナリストのオーストラリア人男性は、別離した妻が子供2人を祖父母のところに連れて行ったまま、二度と帰って来ず、連絡も絶ったため、面会権など父親としての権利を否定された男性は、妻の弁護士、警察などに被害を訴えた。しかし、何の進展もないため、妻の祖父母が住んでいるアパートの共有部分に入り、祖父母のドアをノックし、子供の安否...
「人気政治家の訪問は絶好の宣伝」と専門家
オーストラリアは2019年9月以来各地でブッシュファイアが続いており、火災現場から遠い観光地でも客足が遠のいていると伝えられている。ところが、QLD州東南部とNSW州北部海岸地域の観光地にジャシンダ・アーダーン・ニュージーランド(NZ)首相がひょっこり現れ、気さくにレストランのスタッフらと写真におさまった。アーダーンNZ首相は国民を思いやる人間的な姿でオ...