有名シェフのオリバー板挟み
国内大手スーパーマーケット・チェーンのウールワースが、イギリスのセレブリティ・シェフ、ジェミー・オリバー氏を起用して新しい広告キャンペーンを展開している。しかし、この「ジェミーズ・ガーデン」キャンペーンには、ウールワースが青果納入業者である生産者農家の全国団体AUSVEGに対して、通常の「マーケティング参加料」に加えてクレートあたり40セントの広告特別参加料を上乗せし...
再び宗教・民族武力対立高まる
イラクはイスラム教内のスンナ派とシーア派の対立が根強くあり、シーア派は世界的には少数派だがイラク国内では多数派を占めている。さらに北部はクルド人が南部の多数派民族アラブ人と対立している。イランとの戦争ではアメリカは世俗主義バース党のサダム・フセイン政権を支持し、フセイン政権の生物兵器、化学兵器などはアメリカやドイツから輸入された物だった。また、米英豪3国主導のイラク...
アボット首相、アジア協会で演説
アメリカ滞在中のトニー・アボット豪首相はテキサス州ヒューストンのアジア協会でビジネス界リーダーを前に演説し、「オーストラリアの石炭は今後何十年も人類発展の燃料となる」と語った。
さらに、「そのためにも私の政府は炭素税を廃止する。政府は、特定エネルギー源を締め出すことなく、気候変動対策の行動を取る。オーストラリアの天然資源開発論議は往々にして気候変動や環境への影響...
米連邦議員、豪気候温暖対策非難
オーストラリアの保守連合連邦政権の姿勢はかなり混乱しており、与党政治家の発言に対してはすぐさまそれを打ち消す事実を掲げた反論が出る。世論調査やメディアのニュース・ブロッグなども現連邦政権の政策に否定的な声が高まっており、識者の中には、「国民は政権の個々の政策よりも、政権が代表している価値観が伝統的なオーストラリアの平等主義や社会的弱者に対する共感と相容れないことに...
豪人男性、金属棒投げられ頭負傷
パプア・ニューギニア(PNG)で、もぐり金鉱夫の住居をPNG警察が焼き討ちしたため、もぐり金鉱夫が金鉱操業所を襲い、操業所に勤めているオーストラリア人男性が負傷した。
PNGの金鉱は過去から環境汚染や土地問題をめぐって鉱山会社と地元住民の対立がしばしば起きている。今回事件が起きたのはバリック金鉱で、豪人社員は、襲撃事件が起きた際に何者かが投げた金属棒を頭に受け、...
気候変動対策でオバマ大統領と対立
フランスからアメリカ大陸に飛び、カナダのスティーブン・ハーパー首相とはイデオロギー的にも近い保守政治家同士で、ハーパー首相がウクライナ問題でウラジミール・プーチン・ロシア大統領を非難する発言をすると、アボット氏もこれに同調、「プーチンはウクライナに対する弱い者イジメをやめろ」とかなり強い調子で非難し、さらにハーパー氏と「気候変動対策よりも経済を優先する」政策を取...
友好国監視スパイにも大多数の支持
保守系シンクタンク、ロウィー・インスティチュートの世論調査によると、回答者の71%が連邦政府の「難民船押し戻し政策」を支持していた。また、インドネシア、アメリカ、ニュージーランドなどを対象にオーストラリアの諜報機関がスパイ活動することも大多数が支持するなど、世界的な傾向となっている排外ナショナリズムが、オーストラリアでもポーリン・ハンソン・ワンネーション党、アン...
移民相がタミル人自殺事件で発言
6月1日、難民認定申請し、一般社会に解放されていたタミル系スリランカ人男性が焼身自殺したが、スコット・モリソン移民相は、「男性の家族がオーストラリアでの葬儀のためにオーストラリアのビザを取得することは難しい」と発言した。
Leorsin Seemanpillaiさん(29)はブリッジング・ビザでVIC州ジーロングに居住していた過去に自殺を図ったこともあるとされて...
「ムスリム同胞団に協力」の容疑
「アラブの春」と西側諸国から期待を持って呼ばれた北アフリカ、中東の反政府運動は遂に民主化とは遠い方向に進んでいる。エジプトも反ムバラク大統領運動は、運動のさなかから参加者の男達が取材の女性記者に対して強姦や性的嫌がらせをするなどの事件が続出、暗い影を投げかけていた。その後のムバラク裁判も不透明で民主化にはほど遠かった。一旦権力を掌握した軍政の下で「民主投票」が行わ...
70年前の上陸作戦生存者6人
1944年6月6日、フランスのノルマンディ半島の沿岸一帯にイギリスから夜闇にまぎれて進攻した千を数える大小の艦船が連合軍兵士や武器機材を載せて到達した。この日、上陸作戦の連合軍と防衛するドイツ軍との間の激戦で連合軍側だけでも2万人が戦死している。映画「史上最大の作戦(The Longest Day)」に描かれた大作戦である。
この作戦にはオーストラリア人は英軍の部...