殺人容疑捜査で連邦警察職員、アフガニスタン派遣

    豪特殊空挺部隊隊員の非戦闘員殺害容疑  豪軍精鋭の特殊空挺部隊(SAS)隊員が、アフガニスタンで非戦闘員の農民男性を低い崖から突き落とし、崖下で殺害した容疑が長年懸案になっていたが、このほど、連邦警察(AFP)職員が捜査のためにアフガニスタンに派遣され、現地の目撃者などから事情聴取を始めていることが報道された。  シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。  容疑ではSAS隊員が...

     詳細を見る

    腐敗摘発独立調査委員会の証人証拠隠滅図る

    中国人富豪の労働党違法政治献金問題調査で  9月20日、NSW州腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)の審理で証人がトイレ休憩時間中に義理の兄弟に電話し、証拠隠滅を依頼していたことが委員会側に筒抜けになっており、審理再開直後に追及を受けた。  ABC放送(電子版)が伝えた。  この証人、パトリシア・シュウは、政治資金パーティの開かれた中華街のレストランの元従業員で、労働党への政治献金の隠れ蓑とされた5...

     詳細を見る

    「家族法制調査委員会メンバーは危険な偏り」

    元家族法弁護士の新進無所属議員が委員立候補  スコット・モリソン保守連合連邦政府の家族法制調査委員会設立は上院を通過し、自由党超保守派のケンビ・アンドリューズ議員が委員長、極右ワン・ネーション党のポーリン・ハンソン議員が副委員長に任命されたが、今年5月18日の選挙で自由党超保守のトニー・アボット元首相を破って当選したザリ・ステガル無所属議員が、「この2人が指揮するのは危険。バランスと配慮の行き届い...

     詳細を見る

    カナダ騎馬警察情報部長、情報漏洩容疑で逮捕

    英米系5か国の情報共有システムにも影響か  イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドという英米系5か国で構成される情報共有交換システムは「ファイブ・アイズ」とか「エシェロン」と呼ばれる排他的なシステムで、オーストラリアのパイン・ギャップの電波傍受施設もこの「ファイブ・アイズ」に組み込まれている。  カナダ騎馬警察(RCMP)のキャメロン・オーティス情報部長(47)が逮捕されたが...

     詳細を見る

    フォルクスワーゲン、アウディ両社集団訴訟で和解に

    ディーゼル排ガス基準虚偽データ事件  フォルクスワーゲン(VW)社とアウディ(Audi)社は、ディーゼル・エンジン搭載車の排ガス・データを改竄し、排ガス基準をクリアしていたとして実際には基準を上回る排ガス量の車を販売していた。オーストラリア国内では問題のエンジンを搭載した車は10万台ほどが販売されていた。  オーストラリア国内でデータ改竄されたエンジン搭載の車の所有者が2件の集団訴訟を起こしていた...

     詳細を見る

    路肩での抜き打ちドラッグ検査で大麻使用に誤判定

    研究結果から装置の信頼性問題が浮き彫りに  オーストラリアの警察は抜き打ち飲酒検問と同じように交通ドラッグ検問も行っているが、研究の結果、広く警察で使われているドラッグ検出装置がカナビス(大麻)の検出でしばしば誤判定することが突き止められた。  ABC放送(電子版)が伝えた。  この研究を行ったシドニー大学博士課程のトーマス・アーケル氏は、「この装置での検査で大麻の有効成分、THCが陰性であるはず...

     詳細を見る

    イラン、豪女性大学講師受刑、カップル拘留中

    豪大学女性学者もイランからの出国禁止  トランプ米大統領のイラン制裁強化以来ペルシャ湾緊張、豪軍のホルムズ海峡派遣でオーストラリアとイランの緊張も高まっているが、現在、イランではオーストラリア人の女性大学講師1人が受刑中で、2人が未決拘留中、さらにメルボルン大学の女性学者1人は一旦釈放されたが容疑内容の捜査が終わるまでイランからの出国を禁じられている。  イランには通常の先進国では考えられないよう...

     詳細を見る

    高層アパートからワイン瓶投げ、男性死なせる

    シンガポールでオーストラリア人の裁判始まる  シンガポールで、メルボルン出身のオーストラリア人男性が高層住宅からワイン瓶を投げ、地上にいた男性に当たり、男性を死なせた事件の後半が来週から開かれる。オーストラリア人男性は容疑を認めると見られている。  シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。  シンガポール警察は、アンドリュー・ゴズリング(47)被告人に対して、「軽はずみな行為で人を死な...

     詳細を見る

    ビロエラ在住のタミル人家族、さらに12日滞在許可

    強制送還をめぐって内務省と支持団体の攻防続く  タミル人家族は、一旦強制送還の手続きが済み、飛行機が飛び立ってから裁判所の強制送還差し止め命令が出され、飛行機が途中で引き返す事態になった。  その後、家族の年下の娘の永住権を巡って保護申請が出されており、裁判所が短期の在留許可を出している。  ABC放送(電子版)が伝えた。  QLD州ビロエラの町で3年間を暮らしたタミル人夫婦にはオーストラリア国内...

     詳細を見る

    研究者、難民に10倍厳しい判事を突き止める

    異常な数で連邦裁が同判事の一審判断覆す  アレグザンダー「サンディ」ストリート連邦巡回裁判事に提出された保護ビザ申請は99%却下されており、申請者に有利な判決の平均10%という値のさらに10分の1という厳しい結果になっていることが明らかにされた。  しかも、ストリート判事に却下され、連邦裁に控訴された案件では91件がストリート判事の判決を覆している。  ABC放送(電子版)が伝えた。  ストリート...

     詳細を見る