1970年から2010年まで、シドニー地域の殺人88件
ドミニク・ペロテーNSW州首相は、過去40年間の「ゲイ・ヘイト」未解決殺人事件を再調査する特別調査委員会を設立すると発表した。
中東に発する三大宗教には同性愛を罪悪とする傾向があり、イギリス法体系の国では最近まで同性愛が違法とされていた。そればかりでなくオーストラリアでも最近まで同性愛者に対する「ゲイ・ヘイト」暴力が頻発しており、1970...
オーストラリアでも100人以上を逮捕起訴処分
3月2日付ABC放送(電子版)は、世界各国の警察が情報を集め、「モルト作戦」と名付けられた共同捜査を続けた結果、インターネットのクラウド・ストレージを利用して世界中で児童性虐待マテリアルを共有していたグループを摘発した。
また、オーストラリア全土で連邦警察(AFP)警察官が158件の捜索令状を執行し、男117人を逮捕、起訴処分し、51人の児童を保護...
消費者保護機関、一般市民に警戒を呼びかけ
2月21日付ABC放送(電子版)は、豪競争消費者委員会(ACCC)の発表として、詐欺電話が増えており、その手口や詐欺の被害に遭わないための注意事項などを伝えている。
詐欺電話は、税金滞納の処分、交通事故の後始末、注文したことのない小包が届く、などの内容が多く、しかも増えている。詐欺犯はオーストラリア国内の市民を標的にして様々な手口と技術を用いており、そ...
連邦裁、ホーク大臣の「ビザ取消」理由を認める
1月16日付ABC放送(電子版)は、連邦裁が3人の判事の合議でノバク・ジョコビッチ選手から出されていた「アレックス・ホーク移民相大臣裁量によるビザ取消差し止め請求を却下したことを伝えている。
1月5日、今週から始まる全豪オープン・テニスに出場するためにメルボルン空港に到着したジョコビッチ選手は、テニス・オーストラリアが認めた「医学的理由によるワクチ...
1987年以来警察勤務、2人の長官候補を抑え
11月24日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、退任するミック・フラーNSW州警察長官の後継者として、カレン・ウェブ氏が女性初の同警察長官に選ばれたことを伝えている。
現在、ウェブ氏は同警察のcorporate services担当副長官を務めており、オーストラリアで最も古く、またもっとも大規模な警察組織の長を務めることになった...
連邦高裁「国内労働者に比べて不当な差別」
イギリス人女性がバックパッカーとしてオーストラリア滞在中に喫茶店のウエイトレスとして働いた際に15%を源泉徴収されたことをめぐってオーストラリア連邦を相手取って訴訟を起こしていたが、連邦高裁が女性の主張を認める判決を下した。海外から訪れ、オーストラリアで働きながら旅行を続けるワーキングホリデー・メーカーやバックパッカーにとって朗報となる判決だった。
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証拠の盗聴電話録音で前州首相が約束
10月28日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州の腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)でのダリル・マガイア元州議会自由党腐敗議員の証言を伝えた。
10月に入って、NSW州の腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)は、ダリル・マガイア元腐敗州議会議員の腐敗行為にグラディス・ベレジクリアン前NSW州首相がどの程度関わっていたか、財相、州首相の...
前NSW州首相の主席補佐官がICACで証言
10月26日付のABC放送(電子版)は、現在、グラディス・ベレジクリアン前州首相に背任行為があったかどうかを調査しているNSW州腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)の証人席に座ったセーラ・クルックシャンク元主席補佐官が、「自分がベレジクリアン前州首相の主席補佐官をしていた時期には前首相と、腐敗行為が暴露されて辞職したダリル・マガイア元ワガワガ選挙区選出自...
元州スポーツ局局長が腐敗調査委員会で証言
NSW州の腐敗摘発独立調査委員会(ICAC)は、グラディス・ベレジクリアン前州首相の背任行為容疑の審理を進めているが、10月18日の審理でポール・ドーン元NSW州スポーツ局局長が証言し、「ダリル・マガイア元腐敗議員の選挙区ワガワガのスポーツ施設への助成金交付を急がされた。マガイア議員とベレジクリアン前州首相との男女関係を知っていれば赤信号が点滅したはずだ...
NSW州最高裁、特定職種10人に敗訴判決
NSW州政府は、コロナウイルス最前線の特定職種に対してコロナウイルス・ワクチン接種を受けるよう公衆衛生命令を出していた。これを不服とする労働者10人が、「労働者の接種を義務づける同命令は違法」の決定を求めて州最高裁に訴訟を起こしていた。
10月15日付ABC放送は、この訴訟で州最高裁判事が、10人の原告団の敗訴判決を下したことを伝えている。
医療、高...